ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

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カテゴリー : グルメ

ヨーグルト

2014.08.23

第73話 ヨーグルト

ゲストコメント
新宿大腸クリニック 院長 後藤利夫さん「夏バテにはヨーグルト!」
新宿大腸クリニック 院長 後藤利夫さん
ヨーグルトはほぼ完全食。ないのはビタミンCくらいと言われています。牛乳は子牛を育てるための「完全な栄養分の液体」。その牛乳を乳酸菌で少し分解したものがヨーグルトだからです。さらに夏バテでこってりしたものを食べる気にならないのは、消化吸収する力が落ちているから。医学的に言えば、分解酵素の分泌が減っているんです。だからすでに牛乳が分解されているヨーグルトは夏バテにぴったりです。

牛乳を飲み過ぎるとお腹を下してしまうのも、自分が持っている分解酵素の分しか乳糖を分解吸収できないから。でもヨーグルトなら乳酸菌が乳糖をあらかた分解しているので、乳糖分解酵素をちょっとしか持っていない人でも下痢をしません。こんなに身体にいいヨーグルトなのに、日本人はあまり摂っていないと言われています。もしかしたら味が日本食と合わないのかもしれません。

でもヨーグルトに含まれる乳酸菌は善玉菌。病気を予防する効果もあるし、なるべくヨーグルトを補充しましょう。ちなみに人間は産まれる時に母親の乳酸菌を受け継ぎます。だから母親の乳酸菌が不足していると、子供の乳酸菌も少なくなり、アレルギー疾患になりやすくなります。妊娠中にヨーグルトをしっかり摂れば、子供がアレルギーになりにくいというデータもあります。

抗生物質の発明は人間の寿命を劇的に伸ばしましたが、英語で「アンチバイオティクス」といって微生物を殺す薬でした。でも近年は「プロバイオティクス」といって、いい菌をうまく利用して人間の健康に役立てようとする考え方が広まりつつあります。たとえば風邪の時に抗生物質を飲むのは菌を殺して肺炎を防ぐため。でも同時に腸内の乳酸菌も殺してしまうんです。それよりもヨーグルトを摂って免疫力を高める方が、肺炎の予防にもなるし、それ以外の病気の予防にもなる……という考え方です。そしてこれは簡単に言えば「ヨーグルトを摂ること」に尽きます。

ヨーグルトはいつ食べてもいいのですが、生活習慣病の予防という観点からは食後すぐが良いでしょう。胃酸で乳酸菌が減ってしまうので、食後の方が腸まで届きやすいという利点もあります。もっとも、死んだ乳酸菌も生きている乳酸菌の餌になったり免疫力を高めてくれたりするので、それほど神経質になる必要はありません。
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