ピートのふしぎなガレージ

  • facebook
  • twitter
  • google+
エヌ博士

On Air オンエア

カテゴリー : カルチャー

宇宙

2014.10.18

第81話 宇宙

ゲストコメント
大林組 宇宙エレベーター実用研究開発チーム 幹事 石川洋二さん「エレベーターで宇宙へ!」
大林組 宇宙エレベーター実用研究開発チーム 幹事 石川洋二さん
宇宙エレベーターはロシアの科学者、ツィオルコフスキーが100年以上前に提唱したアイデアです。静止軌道では地球の重力と遠心力が釣り合います。その軌道の人工衛星からケーブルを伸ばして地表まで到達させれば、エレベーターのようなもので宇宙まで行き来できる、という理論です。

この宇宙エレベーターを実現するのに必要なのは10万kmというものすごく長いケーブルです。このケーブルは地球の自転とともに回るので、ちょうど水の入ったバケツを振り回した時のように、遠心力が働いてピンと張ります。それを可能にする長さが10万kmなんです。

エレベーターといっても一般的に想像するエレベーターとは仕組みが違います。仕組みとしてはむしろモノレールで、1本のレールの上を車両が移動するモノレールを垂直に動かすようなイメージです。そのレールの働きをするのがケーブルです。

さらに宇宙エレベーターは上下するためだけのモノではありません。ケーブルが回転しているスピードを利用して探査機や宇宙船を飛ばして、地球の重力圏を抜けて火星や木星を目指すことが可能なんです。探査機や宇宙船を大きなロケットで打ち上げる必要がないので、宇宙エレベーターが完成してしまえば費用は大幅に節約できます。しかもエレベーターの箱にあたる「クライマー」は8台くらい同時に動かせるので、私たちの計算では2〜3日に1回は探査機を飛ばすことができると考えられています。

現在、この宇宙エレベーターは2030年に最初の芯となるケーブルを打ち上げる計画です。そして19年かけてケーブルの補強を行い、ケーブルが完成したら途中の駅も作って、すべてが完成するのは2050年という構想を考えています。構想通りに進めば30年ちょっとですから、生きている間に乗れる可能性もあると思います。
  • mixiでシェアする

JFN37局ネット

FM愛媛、FM長崎は18時~、FM青森は19時~放送

AIR-G'(FM北海道)・FM青森・FM岩手・Date fm(FM仙台)・FM秋田・FM山形・ふくしまFM・TOKYO FM・FM栃木
FM-NIIGATA・FM長野・K-mix・FMとやま・FM石川・FM福井・@FM(FM AICHI)・FM GIFU・FM三重・FM滋賀
FM OSAKA・Kiss FM KOBE・FM山陰・FM岡山HIROSHIMA FM・FM山口・FM香川・FM愛媛・FM徳島 FM高知
FM FUKUOKA・FM佐賀FM長崎・FM熊本 FM大分・FM宮崎・FM鹿児島・FM沖縄