ピートのふしぎなガレージ

  • facebook
  • twitter
  • google+
エヌ博士

On Air オンエア

カテゴリー : カルチャー

ラジコン

2014.11.01

第83話 ラジコン

ゲストコメント
株式会社増田屋コーポレーション 代表取締役社長 齋藤晴正さん「先々代が作った世界で最初のラジコン」
株式会社増田屋コーポレーション 代表取締役社長 齋藤晴正さん
1955年にウチの先々代が世界で初めてラジコンを作りました。だから「ラジコン」という名称も増田屋コーポレーションの登録商標です。ちなみに最初の製品はバス。当時はまだ内部の機械が非常に大きかったので、体積の大きなバスじゃないと入らなかったんです。

ラジコンを開発するにあたって目を付けたのは、モールス信号の発信器に使われていた「コヒーラ管」でした。これはガラス管の中に金属の粉が入っていて、そこに強い電波を当てると電気抵抗が減って電気が流れるという装置。その電気で車を曲げたり進めたり、遠隔操作を可能にしたんです。

これは本当に画期的な製品で、その影響で電波法まで変わりました。というのも当時、通信関係を取り仕切る逓信省(現:総務省)が「一般人が免許もなしに電波を出すなんてけしからん」と問題視したんです。そこでウチの先々代が「電波といっても雑電波ですから」と交渉し、最終的に「まあ、これならいいでしょう」と電波法を一部変えて認めてもらいました。

発売した時の価格は4500円。初任給が1万円くらいの時代だったので、かなり高価な玩具だったのですが、インフレでみんなのお給料が増えていったり、量産で安くなったりしてラジコンは普及していきました。特にアメリカやヨーロッパに輸出するようになってからは量産で安く作れるようになったみたいです。

現在もラジコンは玩具市場の中である程度のシェアをキープしています。最近は大人がヘリコプターで遊ぶような光景もずいぶん増えました。モーターやバッテリーの性能が上がったおかげで、他のメーカーさんですが8cmくらいのヘリコプターを部屋の中で飛ばして遊べたりします。

将来的にはプロペラ以外の仕組みで浮いたり飛んだりするようなラジコンが出来たら凄いと思います。磁力で浮く玩具はけっこうあるのですが、その延長で地磁気だとかプロペラ以外の仕組みで浮くラジコンが作れたら凄いなと……これはおもちゃメーカーの夢です。
  • mixiでシェアする

JFN37局ネット

FM愛媛は18時~、FM青森は19時~放送

AIR-G'(FM北海道)・FM青森・FM岩手・Date fm(FM仙台)・FM秋田・FM山形・ふくしまFM・TOKYO FM・FM栃木
FM-NIIGATA・FM長野・K-mix・FMとやま・FM石川・FM福井・FM AICHI・FM GIFU・FM三重・FM滋賀
FM OSAKA・Kiss FM KOBE・FM山陰・FM岡山・広島FM・FM山口・FM香川・FM愛媛・FM徳島・FM高知
FM FUKUOKA・FM佐賀・FM長崎・FM熊本・FM大分・FM宮崎・FM鹿児島・FM沖縄