ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

On Air オンエア

カテゴリー : 旅・観光

SL

2015.02.14

第98話 SL

ゲストコメント
ジオラマ工房「ポポンデッタクラフト」営業部・制作部課長 矢幅貴志さん「音までリアルなSL模型の世界」
ジオラマ工房「ポポンデッタクラフト」営業部・制作部課長 矢幅貴志さん
同じD51でも1両1両で形がまったく違うので、模型も「498号機」「200号機」といった具合に実物に合わせて作ります。たとえば北海道を走るSLは寒さ対策で重装備になっていたりするんです。それにD51は「三重連」といって、機関車3両で貨物列車を引っ張って矢立峠を越えるシーンが有名でした。その矢立越えを模型で再現するために機関車3両と貨物列車十数両を購入する方もいらっしゃいます。

かつてSLはけっこう使い回しされていました。たとえば本州が電化されると、余ったSLが北海道に回されたりしたんです。すると寒い北海道を走るための改造をするので、同じ機能でももともと北海道を走っていたSLとは部品や形が違ってきます。スノープロウと呼ばれる雪をかくための排障器も、工場によって形が違ったり。それを1つ1つ再現するのが専門の模型メーカーさんもあります。SLの時代は手作りに近かったので、工場の担当の方の思い入れや運転手への気遣いでどんどん改造されていきました。そんな個性の豊かさもSL模型の人気の理由だと思います。

音も鉄道模型の魅力の1つです。SLなら動輪が動く時に発生するロッドの音、蒸気の漏れる音、ドレン弁を引いたときの音などが出るものがあります。銀座の天賞堂というメーカーはその音で有名ですね。海外では以前からデジタル制御で音にこだわる鉄道模型ファンが多かったのですが、日本でも最近やっとそういう人が増えてきました。僕もその1人で、HOゲージ(約1/80の模型)になるとレールの継ぎ目から出る音もかなり本物っぽくなるんです。そうなると機関車の音にもこだわりたくなります。

最近はKATOという日本有数の鉄道模型メーカーからSLの向きを変えるためのターンテーブルが発売され話題になっています。さらにそれに合わせてラウンドハウスと呼ばれる扇形の機関庫も出たんです。そこで向きを変えるのはSLのジオラマとしては一番魅力的なシーンなのでファンには堪りません。
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