オンエアブログ

2019年01月05日

2019年1月5日のオンエアレポート

2019年、明けましておめでとうございます!
今週からは浅倉大介さんをパーソナリティに迎えての
スター☆パーティをお楽しみください♪

★ ★ ★ ★ ★ ★

年明けを飾るスター☆ゲストは
国立天文台の渡部潤一先生でした☆

この番組では新年恒例のゲストとなっている渡部先生、
浅倉さんとはラジオで共演されるのは初めてですが、
国立天文台で一緒にスター☆パーティを楽しんだことも♫

そんな渡部先生に、昨年印象的だった宙のイベントを伺うと…
「やはり15年ぶりの火星大接近」というお答えが!

7月31日に地球から5,759万kmの距離まで接近、
マイナス2.8等という、金星に次ぐほどの明るさで
夜空に輝きました+゚:。*+

次の火星の大接近は2035年、
実はこの年は本州で140年ぶりに皆既日食も見られるんだそう!

「その時まで死ねない!」と渡部先生。笑
天文のイベントは気が遠くなるほど先だったりしますが
(次のしし座流星群の大出現は2099年とか…汗)
2035年だったら、なんとか元気でいられそう!?

赤い火星と、暗くなる太陽…
盛大なスター☆パーティの年となりそうですね♪

遠い先のイベントはさておき、
気になるのは、今年2019年の天体ショー!

渡部先生のイチオシは、3年ぶりに見られる「部分日食」☆
それが、なんと明日1月6日に迫っているんです!!

さらに今年は、12月26日にも部分日食が!
1年に2度あるのはとても珍しいんだそう。

明日の部分日食は東京では太陽の上の方が3割ほど欠けて見え、
北海道など北へ行くほど欠け方は大きくなります。

地域によって欠け方が異なるのは、月との位置関係のせい。
日食は月が太陽を隠す現象ですが、
今回は月が太陽の北側を通るため、
北側の地域に行けば行くほど、月が南に下がって見え、
太陽をより大きく隠すことになるといいます。

東京では朝の8時44分くらいに欠けはじめ、
10時6分に欠け方が最大に。
11時37分に終了、という3時間弱の天体ショーに。

ちなみに日食を見る時には大切な注意点が!

部分日食では太陽の一部は出ていることになるので、
直接見てしまっては目を傷めることになり大変危険なんです。
「日食グラス」を使うように、と渡部先生。

この日食グラス、
2012年の金環日食のときに手に入れた方も多いのでは!?
(浅倉さんオリジナルモデルもこの時Vixenから発売に!)
ぜひ家のどこかから探し出して、観察してみてくださいね+*:.。.*:+☆


渡部先生は昨年、国際天文学連合の副会長に就任!
こちらは1万人以上の天文学者が属する、
天文学者の国連のような組織。
今年はとても忙しくなりそうなんだとか。

国際天文学連合は、あの冥王星を “準惑星” としたことでも有名。

2006年、それまで惑星とされていた冥王星を、
惑星と呼び続けるのは適切ではないのではないか…という議論が紛糾。

“準惑星” という新たなカテゴリーにする、という原案を作ったのが
渡部先生を含めた7人の委員会だったそう。

実はこの時、渡部先生たちの中には、
「準惑星というカテゴリーを
惑星という大きなくくりに残してもいいんじゃないか」
という意図もあったのだとか!

しかし、残念ながら投票の結果、
「冥王星を含め、準惑星は惑星ではない」ということに決定。

この時、ディズニー好きの浅倉さんは、
冥王星から名付けられたプルートが泣いているところが
印象的だったと思い出を語っていました。

”88星座” の決定にはじまり、
星の名前や、惑星にある地形の名前など
様々な決めごとを行ってきた国際天文学連合。

提案された案に対し、倫理的な可否や、
地域のバランス、ダイバーシティを加味しているか…など
審査をするのはなかなか大変なのだといいます。

私たちが何気なく呼んでいる星の名前のなかにも、
先生たちの苦労が隠されているんですね。。


渡部先生は今月からとっても興味深い講義をなさるご予定も!
こちらは、ストーンヘンジやピラミッド、
日本のキトラ古墳などの遺跡を、天文学から読み解いてみよう
という連続講義。

例えば、ギザの三大ピラミッドは
微妙に方角がずれているのですが
これは作った年代によって、方角を決めるもととなっていた
星の位置のずれ(歳差)が反映されているからだそう!

このお話を聞いて「鳥肌立った!」と浅倉さんも興味津々…☆

全国でも他に例をみないのでは?という貴重な講義、
「古天文学 ― ストーンヘンジから日本の星文化まで」
1月12日から全6回、
早稲田大学エクステンションセンター・中野校にて行われます。
一般の方も受講できるので、ぜひチェックしてみては♪


宇宙で起こっていることはもちろん、
国際的な会議から、文化への興味まで…
渡部先生のソフトなお人柄に隠されたバイタリティには驚かされるばかり!
2019年のご活躍も楽しみです+*:.。.*:+☆

渡部潤一先生には、また来週もお越しいただきます♪

渡部潤一先生のツイッターはコチラ☆彡

★ ★ ★ 本日のオンエア曲 ★ ★ ★
♪ First Quarter moon〜上弦の月/浅倉大介
♪ A Happy New Year/エミ・マイヤーと永井聖一

★ ★ ★ スターレシピ ★ ★ ★
夜10時頃、真南の空には、
冬を代表する星座「オリオン座」が昇っています。

中央に、等間隔で並ぶ3つの2等星は「三つ星」。
その下に、縦に並んでいる小さな3つの星は
「小三つ星」と呼ばれます。

この「小三つ星」を見つめていると、
ぼんやりと輝く光のワタのようなものが確認できます。
これが「オリオン大星雲」です。

双眼鏡を向けると、雲のような光の広がりが、
さらに望遠鏡を向けると、その中に4つの星のかたまり
「トラペジウム」を見つけることができます。
オリオン大星雲は、
ガスの中からたくさんの星が生まれている場所なんですね。

夜空が澄んだ冬は、この星雲に双眼鏡や望遠鏡を向けて、
1500光年かなたの星の産声を、キャッチしてみてはいかがでしょうか。

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