森永乳業 presents 平原綾香のヒーリング・ヴィーナス

平原綾香

ON AIR REPORT 毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿ります。

08/17THE ALFEE 坂崎幸之助さん、フォークソングを語る!

2014/8/17 update

この夏、花火大会に行ったり、浴衣を着たりしていますか?平原さんの愛犬サラちゃんは着ています!
以前はわんちゃんに服を着せるのは飼い主さんのエゴだと思っていました。かわいいから着せたいみたいな。でも、わんちゃんの種類によっては、寒がりな子もいるんです。サラちゃんはプードルなんですが、病院やペットショップの方からはできれば着せてくださいと言われているそうです。平原さん家はあまり冷房を入れないそうですが、夏でもサラちゃんは、ベランダで日向ぼっこして、体温調節しているんですって。皆さんも冷房の効きすぎた室内で体調を壊さないように気をつけてくださいね♪

ヴィーナス・ラウンジのゲストはTHE ALFEE 坂崎幸之助さん
8月のゲストは今年デビュー40周年!THE ALFEEの坂崎幸之助さんです!
今週は、坂崎さんにフォークソングについて、いろいろ教えていただきました。

フォークソングとは何でしょう?
「特に日本のフォークソングは定義が難しいんです。アメリカのフォークソングは、カントリーミュージック、ブルーグラスやマウンテンミュージックなど、アメリカの古くからのスタンダードナンバーとかトラディショナルなものがあって、それに、当時の人権運動とか人種差別や戦争をなくそうというメッセージをのせて歌いだしたんですね。カントリーミュージックから進化して、フォークソングになっていくんですけど、それを日本が真似たんですよね。最初は訳して歌ったり、英語のまま歌ったりしてたんだけど、自分のメッセージを伝えていこうということで、日本語で自分たちの言葉で歌うようになったんですね。

ただ、それは60年代の学生運動のころで、70年代になると、吉田拓郎という”神”が出てきたんですよ。日本のフォークも、アメリカにならって、戦争反対だったり、資本家と政治家を皮肉ったり、ひとつのプロテストソング、メッセージソングだったんですね。でも、吉田拓郎さんが出てきてからは、自分に向かってのメッセージになっていくんです。しかも、フォークで『結婚しようよ』というヒット曲を作るわけです。拓郎さんは、森進一さん、キャンディーズや石野真子さんとか、いろんなアイドルや歌手に曲を作るようになって、もうフォークじゃなくなっていくんですよね。

日本の歌謡曲、ポピュラーミュージックやPOPSになっていき、拓郎さんが出て以降というのは、僕は”フォークギターソング”って呼んでいるんですよ。
フォークギターで歌っているんですが、中身は歌謡曲だったり、POPSだったり、演歌だったり。
南こうせつさんの『神田川』も、フォークギター持って歌っているからフォークですが、中身は演歌みたいな感じですよね。

僕は60年代でフォークソングは終わっていると思っています。吉田拓郎さんが出てからは”フォークギターソング”として、皆さんに愛されるPOPSですよね。『なごり雪』(イルカ)や『22才の別れ』(伊勢正三)にしても、中島みゆきさんの『時代』にしても、みんながフォークギター持って、歌える歌謡曲だと僕は思うんですね。」

始めたきっかけは?坂崎さんとフォークについて教えてください。
「僕、本当は洋楽好きで、ビートルズから入ったんですね。小学校4年の時に好きになって、エレキギターは当時はまだ不良という風潮があって、子どもがエレキギターなんてとんでもないっていうことで、中学に入った時に、フォークギターを買ったんですよ。それがアコースティックギターの始まり。

ギターを買った後、ザ・フォーク・クルセダーズを聴いて、とにかく歌うようになりました。その後、日本にフォークブームが来るんですね。ザ・フォーク・クルセダーズは最初、アマチュアだったから、アマチュアの人もどんどん自分の歌を作るようになったんですね。特に、関西を中心に、いろんな方が出てくるようになりました。岡林信康さんの『山谷ブルース』とか。岡林さんはその後、はっぴいえんどというバンドをつけて、ちょっとロックになって、『私達の望むものは』や『自由への長い旅』などメッセージソングを歌うんですけど。その頃、僕は中学でまさにフォークにハマっていって、高校に入った1970年にさっき言った吉田拓郎さんにハマるんですね。

進学校に行ったはいいんですけど、学校にギターを持っていたら、数学の富田先生に”坂崎君、学校に何しに来てんの?”って言われまして。それじゃ、堂々と持っていけるように、同好会を作ろうとなって、友達10人集めて、顧問の先生も立てて、フォークソングの同好会を立ち上げたんですよ。
高校3年間は本当にレコードコピーにあけくれてましたね。僕、耳コピが好きなんですよ。レコードにあわせて、バンドの一員になったつもりで、歌ったり、ハモッたり、弾いたりしていたので、DNAにいろんな曲が刻み込まれましたね。

70年代初頭の先輩たちが作った曲は本当にいい曲、いまでも歌い継がれている曲、いっぱいありますよね。ただ、フォークソングという意味では、いい曲なんだけど、マイナーであまり世にでない曲もあるんですよ。そういう曲も僕は聴いていて、高田渡さんや加川良さん、中川五郎さんとか、すごくメッセージソングを歌われる方も好きで。いまだに機会があれば、なぎら健壱さんと一緒に歌ったりしていますよ。あまりにもメッセージが強すぎて、放送上、好ましくない曲もあるしね。
でも、実際はそういうのを歌ったのがフォークだから。レコード倫理なんとかとか放送コード関係なく作って、コンサートで歌って、みんなから喝采を浴びるのが正しいフォークソングだから。

いま一般的にフォークソングと言われているのは、やわらかくなって、ラブソングで、フォークギターを持って歌っているのがフォークだけど、本来はそうじゃなかった。フォークソングの定義を放送で聴けない曲にしちゃおうかな(笑)」


※来週はTHE ALFEE 40周年記念シングル『英雄の詩』についてはもちろん、プライベートにまつわることなどを伺います!お楽しみに!

8月26日のリリースのTHE ALFEEのニューシングル『英雄の詩』と6月18日にリリースされたアルバム『Alfee Get Requests!2』との連動企画があります。詳しくはTHE ALFEE オフィシャルサイトをチェックしてください。

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