森永乳業 presents 平原綾香のヒーリング・ヴィーナス

TOKYO FM/FM OH!/@FM(FM AICH) EVERY SUNDAY 18:00-18:55

ON AIR REPORT 毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿ります。

08/26サンボマスター 山口隆さんが選んだ、自分を救ってくれた曲

2018/8/26 update
平原綾香さん・サンボマスター山口隆さん
毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿らせていただきます。先週に引き続き、サンボマスター 山口隆さんをゲストにお迎えしました。この夏は、全国各地のフェスやイベントなど、ライブ三昧!山口さんが思う、ライブの魅力について、お伺いしました。

やっぱり、サンボマスターにとって、ライブが一番ですか?
「今年の夏は、何度、倒れかけたかわからないくらい、灼熱でしたけど。ライブが一番…というか、レコーディングも好きなんですけどね。」

レコーディングって、わたしなんかは、これがずっと残ると思っちゃうと、昔ほどじゃないんですけど、守りに入っちゃう時ってあるんですよ。山口さんって、CD音源を聴くと、ライブそのままのパワーをぶつけていて、ワンテイクっていう感じですよね。
「ワンテイクはどうなんだ?と十何年もやっているとなって、ドラムの木内が“ちゃんと何テイクかやった方がいいって考えもあるよ”って言うので、“じゃあ、ちょっとやってみよう”っていうことになったんですけど、木内が、“やっぱり、ワンテイクが一番いいな!”って、木内もワンテイクで録りきってしまったというのもありますけどね。」

ライブはいい意味で取り返しがつかないからいいですよね。
「僕らはライブハウスっていう、小さいところだと150人ぐらいのところとか、ギューギューなところでもやるんです。湿気で上から水がポタポタ落ちてくる中で、酸欠になりながらやるんですよ。どこだったかな、帯広だったかな。それから、5時間ぐらい車に乗って、旭川に行くんですよね。何なんですかね。自分たちでもよくわからないですけど。」

小規模なところも、武道館もやっていらっしゃるんだから、その振り幅がかっこいいなと思います。昨年12月に、『1st日本武道館 〜そのたてものに用がある〜』と題して、ワンマンライブを開催されていますね。
「武道館でやった日は、ちょうどファーストアルバムを発売した日(ファーストアルバムは2003年12月3日に発売)だったんです。それで、やらしていただこうかなと思いました。もちろん武道館でやれることは光栄なことだし、ありがたいことにSOLD OUTしてくれて、嬉しいなというのもありまして、特別な場所であることは間違いないんですけど、自分の中では武道館の8000人〜1万人の前でやることと、帯広の150人の前でやるのが、違っちゃいけないなというのも、ちょっとあったんですよね。」

今夜は特別に、こんな企画をご用意しました。題して、「サンボマスター山口さんが選ぶ、グッとSong Selection」!
さっそくご紹介いただけますか?

SAM FLETCHER『Can't Buy Me Love』
「3曲とも、カバーソングでしばろうと思いました。1曲目は特に平原さんに贈ろうと思い、選んだ曲です。Beatlesのカバーです。SAM FLETCHERという人は、本当に歌が上手いし、ビックネームという扱いになってないのかもしれないけど、こんなに才能があふれる人って、いるのかなというぐらいリズムがあって、これ、やばいんだな〜。本当に天才!」

Curtis Mayfield『We've Only Just Begun』
「Curtis MayfieldがCarpentersをカバーしています。大学の時、就職が決まっていなくて、メンバーと夜中に音楽を聴いていたら、これが流れてくるんですよ。
“We've Only Just Begun(俺たち、始まったばかりだぜ)”っていうんですよ。就職、何にもないしなと思ったけど、仲間に呼び掛けているみたいに聞こえて、涙目になりながら麻雀やっていたんですよ。本当に素晴らしい。これにどれだけ助けられたか。勝手に俺らが解釈しているだけなんだけど、Curtisが“俺たち、始まったばかりだからな”って何回も言ってくれている気がしました。」

Richie Havens『Here Comes the Sun』
「これもう、びっくりしちゃって。高校生の時に、レコード屋のおじさんがテープくれました。俺が持っている『Here Comes the Sun』と全然違うって思いました。音楽が自分を救ってくれるというかね、それだけで生きてきちゃった気がしますけどね。すごくいいですよ!この曲が収録されている『Alarm Clock』というアルバムは、超名盤ですから!」

最後に恒例の質問です。サンボマスター 山口さんにとって、今後の夢や目標を教えてください。
「バンドを3人でやっているので、バンドを続けるのが目標というか、僕、大学卒業しちゃっていても、就職がなにもなくて、近藤くん、木内くんといつも一緒にいて、こんな楽しい生活ずっと続けばいいなと思ってバンド組んだんですよね。それがずっと続くのが目標です。それ以上は別にないかな。あ、海外でライブでやりたいですけどね!そのくらいです。」

ニューシングル『輝きだして走ってく』の完全生産限定盤には武道館公演のライブ音源を収めた「LIMITED BONUS CD」がセットになっています。
また、来月9月12日には、武道館公演のライブ映像を収めたDVDとBlu-rayが発売されます。こちらもぜひ、チェックしてくださいね。11月からは、『サンボマスターワンマンツアー2018〜輝きだして走ってく〜』がスタートします。今後のライブ情報などについて、詳しくはサンボマスターのオフィシャルサイトをチェックしてください。

皆さんからのメッセージをご紹介♪
ラジオネーム 宍戸達也さん
「平原さんこんにちは。楽しい放送をありがとうございます。私は今、音楽教室に通っていて、1時間のレッスンの中で三つの楽器にチャレンジしています。 毎年一つずつ、新しい楽器に挑戦していたらこうなりました。9月の発表会では、平原さんの『スマイル スマイル』を演奏することになりました。そこで、今先生が曲をアレンジしてくださっているのですが、最後のサビの繰り返しが長くなってしまうということで、繰り返しの回数を一回減らしたいと思っておられるようです。私としては、この曲の歌詞の中に平原さんの魂がこもっていると思いますし、サビを繰り返しながら盛り上がっていくところが好きなので、曲の構成を変えてしまうようなアレンジはしたくないんです。平原さんは、そんな抵抗はございませんか。『スマイル スマイル』は繰り返しの部分でも歌詞によって音節数が違っていてメロディーも少しずつ違います。平原さんの思いを受け止めて大切に演奏したいと思っています。コメントいただけたらうれしいです。」

平原さん
「そうなんだ〜。ごめんなさい、達也さん!わたしもコンサートで、『スマイル スマイル』の繰り返し、1回カットしているの!わたしも、全部歌いたいんですけど、曲の分数が増えると、コンサートが3時間近くになってしまうので、ちょっとでも減らしたいということで、いくつかそうやっている曲もあるんです。音楽教室の発表会は曲の尺にそんなに厳しくないんでしたら、ぜひ、やってほしいですけどもね。先生にお任せしたらどうですかね。でも、達也さんがわたしのこだわりにちゃんと気づいてくださっているというのがうれしいですね。歌詞もフレーズも変えて、どんどん、どんどん繰り返すことで、気持ちを盛り上げています。発表会うまくいくように、あーやも祈っております。」

番組では皆さんからのメッセージをお待ちしています!「アナタにとって○○な曲」のリクエストも大歓迎です。例えば・・・、大切な曲や癒される曲、元気が出る曲や泣ける曲、初めてCDを買った曲、カラオケで良く歌う曲、結婚式でかけたい曲など、○○に当てはまるキーワードは、何でもOKです!

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