森永乳業 presents 平原綾香のヒーリング・ヴィーナス

TOKYO FM/FM OH!/@FM(FM AICH) EVERY SUNDAY 18:00-18:55

ON AIR REPORT 毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿ります。

02/24槇原敬之さんが選ぶ、ピースフル・ソング・セレクション!」

2019/2/24 update
平原綾香さん・槇原敬之さん
毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな音楽の世界を辿らせていただきます。今週のゲストは先週に引き続き槇原敬之さんです。

ニューアルバム『Design & Reason』を携え、3月2日の埼玉公演からスタートする全国ツアーは全部で42公演。本番前に必ずやることはありますか?

「ないね。でもただ、怒ったり、イライラしないようにしています。結構大切よね。怒ると喉がギュッとしまっちゃうよね。アホなことを率先してやり、アホなことをしながら笑うというのを割とやっているかもしれないですね。“集中したいから出て行ってくれる?”とか、言わない。うちの楽屋、ずっと開けっ放し。」

私はメイクをリハーサル前にやるんですけど、寝るんです。寝ながらメイクしてもらう。メイクさんと、おくりびとスタイルって言っているんですけど。目覚めたら、顔ができている。メイクさんはマッサージもできる人なので、マッサージもしてくれて。マッキーさん、ルーティンがあまりないっていいことですね。

「ないですね。髭を剃るぐらいですね。何で伸ばしたのってよく聞かれるんですけど、本当に面倒くさくなっちゃって。」

毎回ゲストの方に、テーマに合わせて、とっておきの曲をご紹介いただく、スペシャル・コーナーです。槇原さんにお願いしたテーマは…ピースフル・ソング・セレクション!ニューアルバム『Design&Reason』は、およそ2年2ヶ月振り!通算22枚目!2月リリース!と、偶然にも「2」と縁がある事からヒントを得て…「2」といえば、ピース!ということで、今回は、槇原さんにとって、聴くだけでピースフルな気持ちになる曲をセレクトしていただきました。


Joni Mitchell『Big Yellow Taxi』
(槇原さん)「Joni Mitchell、実は僕、後追いです。世代的にはちょっと後なので。この曲を知ったのはジャネットジャクソンの曲にサンプリングとして使われていて、ラジオで原曲ですよってことで聴かせてくれたんです。ニューヨークとかいいなって、ちょっとこう気取らない感じが好きで。」

(平原さん)「海外で曲を作ることは多いですか?」

(槇原さん)「ほとんどないです。1曲だけ作ったことあります。たまたま仕事でニューヨークに行っていて、時間がなくて、道端で歌詞を書いて、その時お世話になっている方のスタジオがあったので、そのままスタジオに行きますって言って作ったというぐらいですね。海外に行ったら、わ〜!楽しいってなっちゃうんで。持って帰ってきて反芻して、あの時のあの景色はよかったなというのはあるけれど。」

Kandace Springs『プレイス・トゥ・ハイド』
(槇原さん)「プリンスがすごくかわいがっていたらしいですね。最近のアルバムでは、この曲が一番好きです。James Taylorの『You've Got A Friend』と同じような内容なんだけど、言っていることと、歌声がぴったりくる感じ。グッときます。夜、寝る前にお茶飲みながら聴くと、今日の1日がんばったなと思います。」

(平原さん)「マッキーさん、音楽にずっと囲まれている中で、部屋でも音楽を聴くんですね。素敵!」

(槇原さん)「音楽の楽しみを最初に僕に教えてくれたのは音楽なので、まずその自分がいて、作家としての自分がいるという感じですね。」

Melody Gardot『Baby I'm a Fool』
(槇原さん)「この間、言ったのは、結構ヘビーな歌じゃん。このぐらいの感じで歌うと余計に切なくないよね。ちょっとがんばるよ!がんばるから待っててね!」

(平原さん)「楽しみ〜!皆さん、何を言っているのかわからない方もいらっしゃるかもしれません。知っている方もいると思いますが。最初は私、内緒にしていたんです。だけど、この間、コンサートに行ったら、“平原綾香ちゃんが来ててね、僕、綾香ちゃんに曲を書くことになったの!”って、全ファンにばらしていました(笑)」

(槇原さん)「ごめんよ〜!」

(平原さん)「いいんです、いいんです。マッキーさんに書いていただけたらというお願いをしてたけど、本当にお忙しいから書いていただけるんだろうかという思いがあったんです。」

(槇原さん)「今回選んだ曲って、平原綾香に共通しているところがあって。ちょっとスモーキーな声だったり、あなたの声が、好きなわけですよ。そうすると、めっちゃ緊張するの。そこで、平原綾香に歌わせているの、いい曲だよね〜って思わせなきゃ意味がない。そう思うと、身体が突然、硬直し始めるの。」

(平原さん)「大丈夫です。マッキーだから!」

(槇原さん)「どうしよう、ここまで書いたのに、案外こんなもんかと思われたら…。」

(平原さん)「思わないよ!あ〜楽しみ。本当にプレッシャーかけるわけじゃないですけど、一生歌い続けますから。」

(槇原さん)「作家としては歌が上手な人に歌ってもらうことはこの上ない喜び。上手とか言っちゃいけないね。そういうのじゃないのよ。」

なんと、槇原敬之さんが、平原綾香さんに曲を書くんですって〜!早く聴きたい気持ちがおさえられません。すごく楽しみですね。
ニューアルバム『Design & Reason』発売中です!いよいよ今度の土曜日3月2日の埼玉公演からスタートする全国ツアーの情報は、ぜひ、槇原敬之さんのオフィシャルサイトでチェックしてくださいね。

皆さんからのメッセージをご紹介♪
ラジオネーム M氏。しさん(22歳)

「私は新しいことに挑戦してみたい気持ちややってみたいことはあるのですが、失敗してしまったら…今の生活や状態が変わってしまったり崩れてしまうかも…という気持ちからかなかなか行動に移せません。こういう時に勇気を出す方法はなにかないでしょうか?」

平原さん
「たとえ、失敗しても今までの自分はなくならないじゃないですか?今まで培ってきた何か技術的なこととか、貯めてきたものとか、なくすことはないんじゃない?失敗したら。誰にどういう風に思われちゃうとか、そういう心配があるから、失敗したくないのかな。そこが考え方の違いが表れてくると思うんですよね。みんなにはわからない、チャレンジというのもあるんです。私だったら、この歌をこういう風に歌えばきっと、もっといい歌が歌えるかもしれないと思って、チャレンジする。今日は、ちょっとうまく行かなかったから、またがんばろうというチャレンジもあるし、オリンピックみたいにいろいろなものを背負って、人を喜ばせたいからがんばるというチャレンジもあるよね。
本当にその人生にチャレンジしている人って、失敗した時の気持ちも、悲しみも努力も知っている人なんですよ。失敗してしまった人を見ても、あ、失敗したなとか、思わないんですよね。“大丈夫!私もその気持ち、わかる”って思うんです。誰に何て思われようと、本当にこれをやりたいか、これをやることで、自分だけじゃなくて、周りの人も幸せになるチャレンジだったなら、喜んで体当たりでやってみた方が、いいんじゃないかな。よく言うけど、チャレンジしなかったら、絶対後悔する。映画『ボヘミアン・ラプソディ』で、“ライブ・エイドに出なかったら、一生後悔する。みんな一緒に出てくれないか”とメンバーに頼むシーンがあるんだけど、それを観た時も思いましたね。M氏。しさんは22歳で、いろんなチャレンジが待っています。チャレンジしたことは無駄にならないので、がんばってください。応援しています!」

番組では皆さんからのメッセージをお待ちしています!「アナタにとって○○な曲」のリクエストも大歓迎です。例えば・・・、大切な曲や癒される曲、元気が出る曲や泣ける曲、初めてCDを買った曲、カラオケで良く歌う曲、結婚式でかけたい曲など、○○に当てはまるキーワードは、何でもOKです!

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