2009.02.21 安心・安全な、これからの薬の買い方

今週のキーワード「安心・安全、これからの薬の買い方」について解説してくださるのは厚生労働省、薬事企画官の関野秀人さん。6月からスタートする一般用医薬品の販売改正制度に関する企画立案や、消費者が健康で安全に暮らせるよう、医薬品が正しく使われるシステムが作られるために奔走している方のお一人です。


中山 「さぁ、まずは6月1日から薬の販売制度が変わってくるということですが…」

関野 「選ぶところから買って使うところまで、薬剤師がかかわり合いを持つようになるという点で、以前より細かく対応していく事になります。」

中山 「今改正をする意図というのはあるのでしょうか?」

関野 「今までのルールは昭和35年にできたもので、薬剤師がきめ細かく説明したり、対応をする事は明確ではなく、薬剤師から買うというところだけが決められていたので、その辺りを改める事が必要になったんです。」

中山 「そこで、自分に合った薬を上手に買うためにどう変ってくるのでしょう?」

関野 「それぞれの薬が第一類医薬品、第二類医薬品、第三類医薬品というように分類されます。医薬品は使った時に、身体の中でどの程度作用するかは薬によってまちまちです。効果が強いほど、副作用のリスクが高くなってきます。なので、リスクが高いものはあらかじめ理解してもらって、その程度に応じて種類をわけて、消費者の方にも説明を付けて買って頂く仕組みになります。」

中山 「第一類医薬品とはどういったものなのでしょうか?」

関野 「最近新しく販売されたものですね。色んなリスクがまだ不透明であることから、かならず薬剤師に説明してもらって使って頂こうという事になっています。今まで使われて来た風邪薬は第二類に入ると思います。使用経験が浅いものととらえて頂いていいと思います。」

中山 「第二類医薬品は?」

関野 「風邪薬の多くはここに入ってきます。頭痛、生理痛などのCMでもおなじみの痛み止めのような薬もそうですね。」

中山 「最後に、第三類医薬品とは?」

関野 「一番リスクが低いものですね。ビタミンB、ビタミンC、お腹がゴロゴロした時の整腸剤もここに入ってきます。」

中山 「サプリメント的なものなのでしょうか?」

関野 「サプリメントは医薬品ではないんですね、また違う種類になってきます。薬の専門家である薬剤師がきちっと対応していきますので、分からない事があったら何でも相談して頂きたいです。また、薬剤師が忙しい時は、新しい薬の専門家として登録販売者というものを増やしました。資格ではないのですが、薬に関する知識のある人がお店に立つ事になります。もちろん、白衣は着ていますが、名札を付けて対応をするので分かって頂けると思います。」

中山 「この分類は買う時にわかるんですか?」

関野 「箱に直接表記する事になっておりまして、一部の医薬品ではもう既に表記されています。」

中山 「みなさんも是非、自分にあった薬を選んでください。」


◇感想◇
薬についていろいろと分類がされてくるようですね。
みなさんも是非、早いところでは書いてあるかもしれないので、見てください。どんな薬にもリスクはつきものです。
自分の薬への知識を過信せず、薬剤師や登録販売者に相談してください。