2009.02.28 大人に必要な食育

今週のキーワード「大人に必要な食育」について解説してくださるのは国立健康栄養研究所の饗場(あいば)直美さんです。
私たちが病気知らずの健康的な生活を送れるように、栄養や食生活、運動に関する事を日々調査研究。
栄養の観点からの日本の食育を研究して回る、日本のお母さん的存在です。


中山 「タイトルからすると、ずばり大人に食育が足りないということですね?」

饗場 「中山さんは食事に関して、何を気にしていますか?」

中山 「まずは三食食べる事ですね。」

饗場 「お父さんとして気にしている事はありますか?」

中山 「食事の時のマナー、お箸のもち方、米粒を1粒たりとも残さないという事は言っています。」

饗場 「なるほど、その通りですね。食育というのは自分自身で頑張る事と子供に教える事と2つあることをわかっていない方が多いようなんです。」

中山 「朝ご飯を食べないお子さんも多いみたいですね。」

饗場 「そうですね、小学校では早寝早起き朝ご飯と言っていますが、朝食を食べない小学生は4%です。その代わり、成人男性の朝食を食べない割合の方が断然多いんですよ。大人は20歳代だと男性は3割くらい食べていないんです。やはり生活のリズムが夜型になっているので、寝ていたいという事が大きな理由のようですね。後は、朝起きれない。お腹が朝に好いていないんですね。夜起きていると、食べているんでしょうね。」

中山 「深夜にラーメンとか食べてしまって、もたれてお腹がすかないということはありますね。」

饗場 「朝起きた時にお腹を好いているという事がとても大事なんですね。」

中山 「そういう状況を作るということが大切ですよね。」

饗場 「女性は美しくありたいということで、痩せたい方が多いですよね。過度のダイエットにつながりやすいのが現状ですね。特に思春期、20代の人です。」

中山 「年頃の子は気にするところですね。」

饗場 「太りたくないという事で、まずは食べなくなるですね。でも、そう言った事で摂食障害につながるんです。ビタミン、ミネラルが不足して身体が動かない、高齢期の骨粗鬆症を招きますし。ホルモンバランスが悪くなって無月経になってしまうなど、リスクが多いんです。」

中山 「三食しっかりとるという基本が大切ですね。」

饗場 「そうなんです。」

中山 「そうすれば必然的に外食も夜食もしなくなりますしね。」

饗場 「そうそう太らないですしね。」

中山 「時代によって変化があるのかもしれないですけど…」

饗場 「この45年で食生活が大きくかわったんですね。主食がご飯からパンへ、肉食に変っていて、脂肪を一杯食べるようになったんです。脂質は2.5倍くらい食べるようになっているんですよ!芋も食べなくなったから、食物繊維もとらなくなったし、男性だとかなりの割合でメタボの恐れがあるんです。」

中山 「僕も30代の後半から太りました。気づいたら70kg手前で、舞台があったので落して今は60kgに戻りましたが、中年だという事で気にしなくなったのがありますね。ただ、不健康な生活を続けると、最悪の事態も考えなければ行けませんね。」

饗場 「そうです。心筋梗塞のリスクがあがるのと、脳卒中など血管が詰まる脳に影響を残す病気や、糖尿病になって、よく言われるのは失明したり、壊疽で手足を切るということですが、それだけではなく、人機能が低下して、透析になってしまうんです。最悪の場合、生活の質が落ちてしまうんです。」

中山 「だから今から改善しなくてはいけないということですね。」

饗場 「毎日の事ですし、家族で食卓を囲んで、食べるもの、食べ方について考えて頂きたいですね。今日から、よろしくお願いします!」


◇感想◇
今日は大人の皆さんに是非改めて欲しい事がずいぶんあったと思います。
私自身もそうですが、子供がいないと気づかなかった事って多いですよね。子供が出来ているか注意する事で、自分も間違えないよう、修正されたのは子供のおかげかなとそういう風に思われている親御さんは多いと思います。
ご家族で話し合ってみるのもいいと思います。この週末是非、ご家族で食卓を囲んで、食育について話し合ってみて下さい!