2007.12.15 小さなSOS!をキャッチするために

「子供が防犯ブザーを持ち歩く時代」
ため息が出るほど物騒な時代になりました・・・

今では小学校に入学したときに一人ひとつ学校から支給されるところが増えているんですね。
街頭インタビューをしていた際にあるお母さんに教えていただきました。
「知らない人に話しかけられてもついていっちゃだめよ」
そう言われて、警戒心いっぱいで外を歩く子供が増えています。

先日、ある動物園に行った時の出来事です。
私の前を5歳くらいの男の子がキョロキョロしながら走っていきました。
「ママー!ママー!」迷子だ。
しばらく様子を伺っていましたが、最初に見かけた場所からどんどん遠くへ移動してしまったので、思わず声をかけました。
「ママとはぐれちゃったの?」
すると男の子は目をギョロ!っと見開いて 「だいじょうぶ!!!」
そう叫ぶと私のもとから走り去ってしまいました。

その後もしばらく様子を伺っていましたが、ママを見つけられる感じもなく、仕方なくその子をその場に置いて、迷子センターに届け出ました。
無事にお母さんに会えたでしょうか・・・ 子供には区別がつかないですよね。

犯罪が減ることを祈るのはもちろんですが、ゲストの国崎さんは 「こどもを見かけたら周りに不審者がいないか見回してください。その大人の目が子供を守ることに繋がる」 とおっしゃっていました。
近所の子供に話しかける習慣。心がけています。

防犯ブザーの音がしたときは、駆けつける気持ちを常に持っておくことも大切ですね。
ってみなさん、ブザー音って聞いたことあります? 警察庁のホームページで聞くことができますので、聞いてみてください。
http://www.npa.go.jp/safetylife/seianki67/index.html
罪のない子供を巻き込まないで!!!