｢サイトウケンジ編
in 香港（2002年）｣
2002年9月、DEVILROBOTS初の全員参加でのカンファレンスのため、一路アジアのパラダイス香港へと出発しました。到着後すぐに撮影のため香港市内を観光がてら現地スタッフに案内されながら、香港アンダーグラウンドを徘徊しました。さすが香港、見慣れた一流ブランドのロゴと微妙に違うアイテムが、日本のタコ焼き屋みたいな路上店でバナナの叩き売り状態でした。それを売っているオッチャンも上半身裸というギリギリの半裸ファッション！そんな刺激満載の街中の移動は現地ムードがムンムンの２階建てバスでした。車窓から見える香港ならでは夜の電飾看板の華に酔いしれムードは最高、but隣の座席は既婚中年ヨシムラヨシゾー。
一気にかき消されたムードをよそにバスは目的地に到着。着いたところが漫画でしか見たことがないような高級中華料理店！そこでは既に世界中から集まった、他のカンファレンス参加者が談笑していました。高級官僚気分に陥りながらも僕達は、軽くモロ日本語発音のイングリッシュで「ハロオ」とグローバルコミュニケーション。呑めない僕も、ムードに酔いしれ得意の８割ボディランゲージという荒手な手段で世界のクリエータとコミュニケーションを楽しめました。初日の香港ナイトを満喫した翌日に、僕達より一日遅れで到着したデビルのメンバーと合流し、カンファレンス会場の香港コンベンション＆エキシビションセンターへと渡船スターフェリーで香港島から九龍へと移動。カンファレンスも大成功に終わり、無事日本に帰国する僕の右腕には高級ブランド「ポレックス」の腕時計がクールにキマっていた。（つづく）
