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聴く防災訓練 supported by TOYOTA AQUA

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  • 豪雨、水害、大地震…。
    私たちの生活は、常に災害のリスクと隣合わせです。
    「もしもの時、あなたは?」 ――― 防災月間である9月。
    災害に強いメディアであるラジオの、
    日本最大のネットワークJFN38局が、
    「もしもの時の備え」のヒントをお届けします。
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石油ストーブとローリングストック!青森

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エフエム青森「ラジmott!」の宮川香織です。

平成23年、3月11日。東日本大震災。これまでに体験したことのない地震でした。とりあえず足りないものはないか、一度スーパーに行きましたが、商品はほとんどありませんでした。電気・ガス・水道と、ライフラインが寸断されているので、懐中電灯とラジオ、食べ物や飲み物は、冷蔵庫にあるもので何とかしようという事になり、家で過ごしました。一番辛かったのは“寒さ”です。厚着をしても毛布に包まっても、寒さで眠れませんでした。ストーブは電気で使うものしかなく、体を温める術がありませんでした。電気がなくても使える石油ストーブがあれば・・・と震災後、落ち着いてからすぐに買いに行きました。カイロも常備しようと思ったのは、このときからです。

また、家では非常食を備蓄したり、防災用に何かを備えていませんでした。非常食については備えたいと思い、ローリングストックを取り入れています。缶詰や水なども、買い足しながら使うようにしました。

あの時足りなかったものは、何だったのか?というところからスタートして状況を考えながら、必要なものを考えていく。
私のもしもの時の備え、日常で無理のない範囲で、防災を取り入れ行こうと思っています。

ポイントは「食べ慣れること」!青森

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エフエム青森「ラジmott!」の鈴木耕治です。

東日本大震災の経験からマイカーのガソリンは、給油メーターの半分位を目安に満タンにするように心がけています。また、昨今の豪雪による道路の通行止めや立ち往生の報道から、ひざ掛けやタオルケットなどの簡単な防寒具とミネラルウォーター、簡易トイレを車に準備しています。自宅では停電に備え反射式石油ストーブを購入しました。そして、非常食。アルファ米のご飯を準備しています。最近は白米、おかゆ、チキンライス、ドライカレーと種類も豊富ですよ。

私なりのポイントは「食べ慣れること」。もしもの時に、作り方がわからない、食べたら事自分の好みに合わなかった・・・なんてことがあると困りますよね。そのために消費期限が近づいたら食べて、買い足す。自分や家族が好きなものは多めに注文しておく。ローリングストックしながら、もしもの時に備えましょう!

自分専用防災バッグ!青森

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エフエム青森「アオモーニング」の中里玲奈です。

私の「もしもの時の備え」は、オリジナル防災バッグです。九州に住んでいた時に、大雨や台風を体験し、自分で自分専用防災バックを作るようになりました。市販のものを使ってみて、これが足りなかったな…いつものものが落ち着くな…という感覚を覚えてから、作り始め年々バージョンアップしています。

その中から、女性だからこそ準備しておきたい防災グッズを紹介します。生理用品やメイク落としはもちろんですが、意外とあって助かったのは、ヘアゴムです。暑いときは結ぶだけで涼しくなりますし、結んでしまえば寝癖なども気になりません。また、お風呂になかなか入れない時も結んでしまえる、役立ってくれるアイテムです。他には、アロマオイルです。小さくかさばらないし、マスクやティッシュや布に含ませて使用して気持ちを落ち着かせたり、アロマをたらした水やお湯にタオルに浸し、絞ったタオルで体をふくと、殺菌も同時にできます。また、公共トイレの後など、気になるところにも使えます。

防災セットは、工夫次第で予算を抑え、ムダを出さず、自分にとって本当に必要な形に作ることは可能です。今までなんとなく不安だけを抱えていたという方も、小さなところからでも防災の備えを始めてみてはいかがでしょうか。