パーソナリティをつとめるクリエイティブ・ディレクターの鈴木曜さんが、
様々な分野で活躍している方をゲストにお迎えし、
自分と向き合い、心を"整える"ことそのヒントを探していきます！
第163回ゲストは、 ギャラリー帝 オーナー・矢部慎太郎さん

「慎太郎ごのみうつわ展」を、日本各地で開催されて、
飲食店、旅館などの器や壷をトータルでプロデュースしている矢部さん。
ギャラリーのご紹介や、最近の活動について、
そして、心と体の整え方をお聞きします。（3分32秒ごろ～20分1秒まで）

Ｑ：「慎太郎ごのみうつわ展」を、日本各地で開催されていますが海外も？
Ａ：6月はパリ、9月に台湾、自分は行かないがNYは年に2回開催している。
　　「慎太郎ごのみうつわ展」はコロナ禍に始まった。
　　ギャラリーは15年やっていたから通販で放出したら家ご飯が多い人たちが買ってくれて、どうにか乗り越えられた。

Ｑ：うつわの良し悪しはどこで見ますか？
Ａ：使い勝手、〇〇先生が作ったとか古い・高いから良いわけでもない、
　　慎太郎ごのみと名前がある通り、自分が選ぶポイントは「使い勝手」、
　　器展は6回も来たら買うものが無い、
　　あとは日本中の方が来るので社交の場になったり、ご自宅で器で食事をしてくれれば良い。
　　オススメを売るというよりは、必要なものをご用意するという感じ。
　　これが東村アキコさんの最新作『銀太郎さんお頼み申す』というマンガになっている。
　　作品の中の「銀太郎さん」が「慎太郎さん」！

Ｑ：最近は能登半島の震災復興支援活動をしている？
Ａ：金沢に300坪の料亭があって、そこを次の日から避難所にした。
　　輪島塗の木地師の方の工房からお盆を全部通販したら一日で数千枚が売れる支援があった。
　　昨年末はダウンやセーターの寄付を募ったら4千箱届いて、仕分けをして配った。
　　自分一人では何もできない、みんなの協力があって出来た。
　　現地に行って、何が出来るか聞いて出来る事をやらせてもらう！これが大事。


＜ギャラリー帝 オーナー・矢部慎太郎さんの整いソング＞
ひこうき雲 / 荒井由実
今年近しい人が亡くなることが多かった、
人が亡くなる歌ではないけど、自分はそう聞いている。
整うというのはプラスなことだけじゃなく、
亡くなった人の事を受け入れるという事も整うという事じゃないかと思う。
いま、皆が色々な悲しみと共に生きている、
そこを整えてあげないと、来る幸せも来れない気がする。


Ｑ：整ったり、自分と向き合う時間は？
Ａ：寝る前の時間とか、故人を思い出す時間、一人の時間が整う。　　

Ｑ：身だしなみのこだわりは？
Ａ：TPO、昔はオシャレが好きだったけど今は優先順位として下がった。
　　清潔感が大事だから毎日キレイなモノを着る、人前に出る時は着物を着る
　　着物は最上級の礼服なのでそれでごまかしちゃう。

Ｑ：これからやってみたい事などを教えて下さい？
Ａ：自分のインスタグラムを見てもらえると、
　　行ったことのない場所に行った時に参考になるかも。
　　料理も人間も器が大事！

　※今後の予定など詳しくは矢部慎太郎のSNSなどをチェックして下さい

【鈴木曜の放送後記】
素敵な方で学びが多かった、
失ったものにも思いを馳せるということが一つ整いに対して大事！
器は使い勝手、AUGERも機能性のあるデザインをこだわっていて、
それとはまた違った使い勝手という事なのかもしれない、
深すぎるのでもう少し器の事を聴きに行きたいと思った。

トーク模様は、radikoタイムフリーなど、
TOKYOFMポッドキャストなどで聴く事が出来ます。

そして、番組では、あなたの「整う曲」へのリクエストや

「自分と向き合う」と聞いて思うことなど、メッセージを募集しています。

採用させて頂いた方には、
グルーミングブランド「AUGER」の
オリジナルキャップ（非売品）、コンパクトミラー（非売品）
人気のシステムカミソリのいずれかをプレゼントします。

どちらが希望かもお書き添えの上、番組HPのメッセージフォームから、送って下さい。

＜グルーミングブランドAUGER HP＞
https://www.kai-group.com/products/kamisori/product/auger/index.html