パーソナリティをつとめるクリエイティブ・ディレクターの鈴木曜さんが、

様々な分野で活躍している方をゲストにお迎えし、
自分と向き合い、心を"整える"ことそのヒントを探していきます！

第31回ゲストは、能楽師・観世三郎太さん

観世流二十六世宗家・観世清和さんの嫡男・観世三郎太さん
能楽の世界の話から、学生時代の話
そして、三郎太さんの整い方、整う場所をお聞きしました。

Q：ラジオやトーク番組への出演は？
Ａ：今回が初めて！

Ｑ：能に関して、第一人者として、どういう感情をお持ちですか？
Ａ：今まで続いてきて途絶えさせてはいけない日本の文化、後世にちゃんと伝えられるようにしたい

Ｑ：1999年生まれで、3歳から能の世界に入られて、覚えていますか？
Ａ：正直覚えていない、とにかく礼儀の事だけは言われていた。
　　逆に無いと気持ち悪いものになっていた。

Ｑ：お稽古はどういう所から始めるんですか？
Ａ：礼儀を大事にしていて面と正座で「宜しく御願い致します」から始まって、最後に「ありがとうございます」という
　　挨拶という所から始まる、今では自然と礼儀を持って接する事が出来ている。

Ｑ：個人的な興味ですが「携帯の視聴時間」は？
Ａ：たぶん長い方、移動が多いので動画を見たり・マンガを読んだりしている、今はスラムダンクを読んでる

Ｑ：学生生活を過ごしつつ、舞台に立つという二刀流でしたが、ほかの未来を考えることはなかった？
Ａ：本気で他の道に進もうとかは無かった、でも就職活動はしてみたかった。

Ｑ：去年大学を卒業して、すでに大きい舞台に立たれているという事でそのエピソードを教えてください
Ａ：去年6月に「翁」を初演しました、「儀式」的な曲で、お祝い事や天下泰平を願ったりするような曲です。
　　家元（父）が舞われる曲なので、これから自分も舞っていかなければならない曲なので、
　　次に向けてもっと良くしていこうと思う。

【能楽師・観世三郎太さんの自分と向き合って整う曲】
矜羯羅がる / yonawo
歌詞も良いんですけど、声とリズムが心を整えてくれる
忙しいときにふと気持ちを切り替えたり、少しだけ休憩しようという時に聴く

Ｑ：自分を整える時間は？
Ａ：意図的にとっていて、寝る時やお風呂に入る時、舞台の直前は整えるというよりも程よい緊張感があった方が良いから
　　普段と同じ事をするように意識している。

Ｑ：整う場所は？
Ａ：サウナ、今いる場所から近いサウナによって整えたりする

Ｑ：お父様とプライベートを過ごされたりしますか？
Ａ：この前初めて一緒にご飯を食べた、普段「先生」とお呼びしているので
　　初めての経験だった、父親とご飯食べに行くのに緊張して30分前に到着して待っていた。

Ｑ：身だしなみというのは意識していますか？
Ａ：格好にはなるべく気をつけるようにしている、舞台の上からでも見えるので気をつけているのは「爪」
　　マスクを外した時に跡が付いていないか髪の毛も気をつけている

Ｑ：これから挑戦してみたい事は？
Ａ：能楽を広げていって、伝統芸能を絶やさないようにするために若い人たちに観てほしい
　　いま「攻殻機動隊」とVR能のコラボをしていたり、３Dの能があったり
　　能楽の基本が崩れないような形での新しいコラボが出来たら良い

Ｑ：また新しい演目が控えている？
Ａ：今年の6月18日（日）に「道成寺」という難しい大曲が控えています。
　　チケットは4月4日から発売されます。
※詳しい情報はこちらからどうぞ

【鈴木曜の放送後記】
礼儀正しい方でした。
その中に一本筋が通った感じの
まじめでアーティストというよりは礼を極めた方という印象だった。

トーク模様は、radikoタイムフリーや
ポッドキャストで聴く事が出来ます。

そして、番組では、あなたの「整う曲」へのリクエストや

「自分と向き合う」と聞いて思うことなど、メッセージを募集しています。

採用させて頂いた方には、
グルーミングブランド「AUGER」の
オリジナルキャップ（非売品）、コンパクトミラー（非売品）
人気のシステムカミソリのいずれかをプレゼントします。

どちらが希望かもお書き添えの上、番組HPのメッセージフォームから、送って下さい。

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