高橋みなみの「これから、何する?」

ON AIR REPORT

中外製薬 presents これから健康になっちゃう?

高橋みなみの「健康になりたい」健康や美容に関するお悩みを解決しちゃう!毎週、気になるギモンを専門家の先生と一緒に解決していきます!

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世界糖尿病Dayって知っていますか?

「高橋みなみの健康になりたい」では、“健康”をテーマにした内容となっております
リスナーの皆さんの健康の疑問を、専門家の先生に答えていただきます。
毎週木曜日2時15分からとなっております。楽しみに聴いてくださいね。


【今日のゲスト】
東京女子医科大学 糖尿病センター 教授 
馬場園哲也 先生

健康の疑問を解決していく「高橋みなみの健康になりたい」の
本日のテーマ【世界糖尿病Dayって知っていますか?】になります。
テーマに答えていただく馬場園先生は、日本で多くの糖尿病患者さんの診察をされている
東京女子医科大学糖尿病センターのセンター長でもあり、
日夜、糖尿病とその合併症の治療に邁進されています。

<たかみな>
今日のこのコーナーのテーマが…【世界糖尿病Dayって知っていますか?】
ということですが、私、初めて知りまして…世界糖尿病Dayがどんな日なのか、
ぜひ教えてください。
<馬場園先生>
多分、初めて聞く方が多いかもしれません。世界で糖尿病の方は増加しており、
世界規模で糖尿病ということがどういった病気かを知っていただくこととか、
一旦、糖尿病と診断されていながら治療を中断されている方とかも多く
11月14日という日は、インスリンという糖尿病に非常に重要なホルモンが発見された
カナダのバンティング先生の誕生日ですが、この日を中心に世界各国でイベントが
行われています。つまり、この11月14日は私共、糖尿病医において、とても重要な
日になります。

<たかみな>
11月14日ってもうすぐですよね。日本ではどんなことが行われるのでしょうか。
<馬場園先生>
世界糖尿病Dayのキャンペーンでは、「ブルーサークル」がシンボルマークとして
用いられますが、「ブルー」は国連・「サークル(輪)」は団結を意味します。
そして、このブルーサークルにちなんで、全国各地で建物が青くライトアップされ、
それを機会に、私共医療者が講演会や無料の血糖測定などのイベントが行われています。

<たかみな>
そうなんですね。いろいろなイベントがあるんですね。
私も11月14日は青くライトアップされた建物を探してみます。
ただ、糖尿病って聞くと、自分には関係ないと思われる方もいると思いますが…
<馬場園先生>
そうなんですよね。健康診断で糖尿病という診断を受けても治療を中断してしまっている方や、
自分自身でも糖尿病ということを知らない方も多いです。
最近、厚生労働省の発表によりますと、糖尿病が強く疑われる方が日本で1,000万人おられて、

さらに、糖尿病の可能性が否定できない方も1,000万人いらっしゃいます。一方で、その中で糖尿病の治療を
受けておられる方は300万人で極一部になっております。
そう考えますと、自分には関係ないと思われる方も糖尿病になっていたり、その予備軍という可能性も考えられます。

<たかみな>
年齢的には、どれくらいの方が一番発症し易いんですか?
<馬場園先生>
一般的には、中年期以降に生活習慣が変化してきておりますので、30〜50歳までの働き盛りの
世代に多いという印象を持っています。

<たかみな>
30〜50歳というと、まだまだ若いですよね。リスナー世代もしくはお父さんやお母さんくらいでしょうか。
他人事ではないということを頭に入れておく必要を感じました。
<馬場園先生>
そうなんですよね。実は、糖尿病というのは名前が悪いんですよね。それは、「尿」という言葉が入っているだけで、
印象が悪く持たれます。糖尿病になってしまうのは、血液の糖分が高い為その一部が漏れてきて血管の一部を傷つけてしまうからです。

<たかみな>
なるほど…ところで、糖尿病には3大合併症があると聞いたことがあるんですが…
<馬場園先生>
よくご存知ですね。糖尿病の3大合併症には、「眼と腎臓と神経」を指しています。特に神経障害が早期に起こりますが、足のしびれや痛みが現れてきます。

<たかみな>
これらの糖尿病の重症化は、予防できたりするのでしょうか?
<馬場園先生>
厚生労働省が中心となって、特に糖尿病腎症の重症化予防に対する取組みが始まっています。
具体的には糖尿病患者さんの中で腎症が合併の可能性のある重症化リスクの高い糖尿病の患者さんに生活習慣の
改善を促したり、医療機関への受診を勧めたりします。

<たかみな>
国レベルで重症化予防への動きがあるなんて驚きました。
糖尿病の重症化は防げる、ということですね。
<馬場園先生>
その通りです。医療費を抑えるという国レベルの政策となります。
ご承知かと思いますが、平成28年の国民医療費は40兆円を超えており
糖尿病以外にも腎臓が悪くなると透析治療を受けることになります。
その透析患者さんは約30万人超えており、透析医療費は1兆5,000億円となっております。
従って、医療費がかかっている腎不全を防ぐことを目的に、糖尿病腎症への予防を
国が推し進めておりますので、世界糖尿病Dayが迫ったこの機会に知っていただきたいと
考えております。
<たかみな>
世界糖尿病Day、11月14日はもうすぐですね。先生のおっしゃる通り、
これを機会に日々の生活を見直してみるのもいいかもしれませんね。
先生、今日は本当に、ありがとうございました。


腎らいぶらり|腎臓病をよく知るための情報サイト
https://jin-lib.jp/

腎臓からの手紙
https://www.youtube.com/watch?v=sbk9sfIv2Ik

  • 2017.11.09
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