高橋みなみの「これから、何する?」

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中外製薬 presents これから健康になっちゃう?

高橋みなみの「健康になりたい」健康や美容に関するお悩みを解決しちゃう!毎週、気になるギモンを専門家の先生と一緒に解決していきます!

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医学部教授のお仕事とは?

「高橋みなみの健康になりたい」では、“健康”をテーマにした内容となっております
リスナーの皆さんの健康の疑問を、専門家の先生に答えていただきます。
毎週木曜日2時15分からとなっております。楽しみに聴いてくださいね。


【今日のゲスト】
福井大学医学部 腎臓病態内科学
教授 岩野正之 先生

<たかみな>
今日のテーマは【医学部教授のお仕事とは?】です。
医学部教授というとドラマなんかでとっても偉いイメージですが、
実際のお仕事はというと正直私たちにはよくわかりません。
他の先生にはない特別なお仕事があるのではないかと思うのですが、
医学部の教授のお仕事ってどんなものがあるのでしょう?

<岩野先生>
ドラマでは「権威の象徴」のように扱われ、悪役であることが多いようにも思いますが、実際はそんな事ありませんので、安心してくださいね。医学部以外の大学教授の仕事は、主に「教育」と「研究」に限定されることが多いですが、私たちは教授である前に一医師であるという点が、大きく違うと思います。大学病院の医師には、直接患者さんに向き合って治療する以外にも、医療の発展に貢献するという大事な職務があり、そのために様々な活動に力を入れています。例えば、「医師の教育」、「新しい医療の研究」、「市民向けに行う病気の啓発活動」、さらには、「地域医療を推進するために行う他病院との連携活動」 など、に関わっています。

<たかみな>
大学病院という事で「医師の教育」、「新しい医療の研究」、「市民向けに行う病気の啓発活動」などはイメージできるのですが、“他の病院との連携”とはどういう事でしょう?

<岩野先生>
地域の医療全体を考えるときに、他の病院との連携は、とても重要なんです。具体的には、高度の専門性を必要とする深刻な病気の患者さんは、全ての病院で診ることができないので、大学病院が中心に受け入れます。そのかわりに、高度な専門性を必要としない患者さんは、大学病院から他の病院に紹介することを意味します。さらに長期の介護を必要とする患者さんを受け入れてくれる施設との連携なども重要です。地域の人たちがみんな安心して医療を受けることが出来る環境を整えることは、とても重要なことなんですよ。
さらに、緊急時の対応も重要です。大規模災害が起こった時に、病院間の連絡体制や役割分担を決めておくことも重要です。そういった活動を組織として取りまとめて、時には行政とも相談して進めることが必要です。

<たかみな>
地域の医療をよりよく進めるためにいろんな人たちと連携して仕組みを作っていくことも先生方のお仕事という事ですね。そういった活動の中でなにか心掛けておられる事などあるんでしょうか?


<岩野先生>
やはりリーダーシップということでしょうか。リーダーシップと言っても、いわゆるトップダウン型のガバナンスのことではありません。学長や病院長にはトップダウン型が求められることもあると思いますが、私のような中間管理職にとって大事なのは、ボトムアップ型です。
みなみさんの「リーダー論」も読ませて頂きましたよ。共感するところがとても多いと感じました。みなみさんは、メンバー一人ひとりの顔を常に思い浮かべながら、グループにとってベストなことは何かを考えて行動しておられたので、初代総監督として、類まれなるリーダーシップを発揮されたのだと思います。「チームの中にあるダマをとって一人ひとりにする。一人ひとりの良い状態ができあがったら、全体の方向性を指し示す。」と書いておられますが、まさに目から鱗で、実践的なリーダー論ですよね。
特に印象に残っているのは、「私の頭の中にあるのは基本「やばい」の3文字です。常に「大丈夫かな?」って思っている」と自分の気持ちを正直に語っておられるところです。私も全く同じで、常にやばいと思っている「へタレ系」なんですが、ヘタレ系だからこそ、周りの景色を見渡すことができて、正しい判断ができるのではと思っています。

<たかみな>
ありがとうございます!!
医学部教授の先生に褒めて頂くとはとても光栄です。患者さまを診るだけではない、医師を育て、研究を行い、地域での医療に貢献しておられる医学部教授のお仕事、とっても勉強になりました。


  • 2017.12.07
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