京都府 京田辺市で自動車の車両制作や修理、部品・用品の販売、
モータースポーツのサポートを行っている株式会社オサムファクトリー。     
ラリードライバーとして全日本ラリー選手権 総合3位の実績もある 
代表の福永修さんが4月から交通安全動画を発信し始めました。





きっかけは報道で知ったコロナ禍より後、
交通事故の死亡率が増えていること。

交通量が少なくなってスピードを出す車が増えて、
今まで怪我で済んでいたのが死亡になっているのではないか?
問題意識を持った福永さんは、プロドライバーとして事故を1つでも減らしたいと
世の中に恩返しのつもりで始めたそうです。

自身のYouTubeチャンネルの中で、福永さんはこの交通安全動画を
「オサムちゃんねる 交通安全シリーズ」とネーミング。
これまでに6本のコンテンツをアップしています。
どんなレクチャーをしているかというと

<例1>

交差点で右折するクルマと直進してきたクルマなどがぶつかる「右直事故」。
あなたのクルマは交差点に向かって走り、交差点を右折しようとしています。
対向車線は渋滞。交通を妨害することがないよう、
対向車線のクルマが、交差点に入らず止まってくれました。
青信号なので、いける!と、あなたは右折。
ところが、停車したクルマの陰から
バイクや自転車が突然出てきてぶつかってしまうという事故。








<例2>

あなたのクルマは交差点を右折しようとしています。
対向車線からクルマが来ている。
でも、まだずいぶん距離がある、
右折できると判断して、あなたは交差点に入ります。
でも、対向車はもの凄いスピードで走ってきていたのです。
そして、横断歩道には青信号になるのを待つ子供がいました。
衝突した車が子供達の集団にぶつかってしまう。









今回の電話インタビューを通して福永さんが強調していたのは、
「お父さん、お母さんには、子供に、自分の身は自分で
守ることを教えてほしい」ということ。

海外レース経験も多い福永さん、諸外国の子供と接すると、
日本の子供との交通事故に対する危機意識の“差”を感じるそう。
横断歩道で待つ時にも、危険は常にあることを教えて、
道路から離れたところで待つよう伝えるようにしましょう。

そして、福永さんはドライバーの”奢り”も指摘していました。
多くのドライバーは「事故なんて起こらない」と思ってしているもの。
そのため「大丈夫、行ける」というところから事故が起きてしまう。

道路は危ない、車は危ない。
どんな人が運転しているかも分からないし、運転のレベル、技量がバラバラ。
車を見る、自転車を見る、人を観察する、そういう注意が事故を引き起こさない、
大切なことなのかなという風に思いますとのこと。
本当に運転がうまいドライバーの提言に耳を傾けましょう。

福永修さんの「オサムちゃんねる 交通安全シリーズ」
時間がある時にYouTubeで、ご覧になってみて下さい。


歩行者の立場で街を歩いている時、
交通事故を招くような、危ない行動はとっていませんか?

実は、交通事故に遭ってしまう歩行者の多くに、
道路交通法違反があるということがわかっています。
今回のタイトルはちょっと怖いですが
『死亡歩行者の6割が道路交通法違反』。

公益財団法人 交通事故総合分析センター
業務部 渉外事業課 課長 中西 盟さんにお話を伺いました。





警察庁がまとめた昨年2019年の交通事故データによると
日本における24時間以内の交通事故死亡者数は3215人。
そのうち歩行中の死者数は1176人で全体の約37%。
状態別で言いますと自動車乗車中、二輪車乗車中、
自転車乗車中を上回ってもっとも多い死者数となっています。

そして、歩行中に亡くなった方の特徴が2つあります。
1つは高齢者が多いこと。もう1つは法令違反が多いこと。

歩行中の死者数を年齢層別に見ると、
65歳以上の高齢者は819人で64歳以下の非高齢者は357人。
高齢者が非常に多く歩行中に亡くなっていることが分かります。
また65歳以上の高齢者では60%が、65歳未満の非高齢者で65%が、
何らかの法令違反を犯しています。
この比率はこの10年間、あまり大きな変化は見られていません。





65歳以上で60%、65歳以下だと65%に、
道路交通法違反があります。

これ、クルマを運転するドライバーの立場からすれば、
「おいおい勘弁してくれよ」という気持ちになりますよね。
      
歩行者にとってもよくないデータがあります。
交通事故死傷者のうち、亡くなった人の割合を、
法令違反がなかった場合と法令違反があった場合で比べた数字。
65歳以上で、法令違反があった時は、法令違反がなかった時のおよそ5倍、
65歳未満で、法令違反があった時は、法令違反がなかった時のおよそ6倍、
致死率が高くなっています。





歩行中の次のようなことが、大事につながります。
やらないようにしてください。

✖️ 横断歩道が近くにあるのに、横断歩道以外の場所を横断する

✖️ 進行中や停車中の車両の直前または直後を横断する

✖️ 道路を斜めに横断する
 (これは、道路標識等で、斜めに道路を横断できる場所を除きます)

✖️ 歩行者の横断が禁止されている道路を横断する


出てくるはずのないところから、歩行者が飛び出してきたり、
いるはずのないところに、歩行者がいたら、
いくら気をつけて運転しているとはいえ、
ドライバーが避けられないことも考えられます。
「歩行者だから」「交通弱者だから」「車の方が気をつけるべき」
といった行動は慎むべきですね。

近くに横断歩道があれば、多少遠回りでも横断歩道を利用しましょう。
横断歩道がない場合には、左右の安全確認をしっかりして
車両が通り過ぎてから横断するようにします。
接近する車両の位置や速度を正しく見積もるのは難しいので、
渡れると思っても無理をしないようにします。
特に歩行者から見て左から接近する車には十分注視しましょう。
夜間には反射材や自発光式反射材を着用し、
車のドライバーから発見されやすいようにすることも大切なこと。

ドライバーにとっては、夜間右から横断しようとする歩行者に注意しましょう。
対向車や先行者がいなければ、ライトを上向きにして早く歩行者を発見できるようにする。
夜間は交通量が少なくなり、速度を出しやすくなりますが、
万が一の回避が難しくなるので、制限速度を守った走行をしてください。


犬を飼っている方は、家族と一緒に愛犬もクルマに乗せて、
買い物や行楽へという機会もあるでしょう。
そんな時、安全運転にどのくらい注意を払っていますか。

今週はJAF東京支部 事業課 交通環境係 高木 孝さんにお話を伺い
愛犬との安全なドライブについて考えました。





あたたかい季節になると、見かけるようになるのが、
走っているクルマの窓から顔を出している犬。
「危ないなー」と思ったことがある人も、多いと思います。





実際、大変危険です。
急ブレーキを踏むとどうなるか。考えただけでも怖くありませんか?
反動や驚いて車外に落ちる、あるいは飛び出してしまうかもしれません。
その道路が車の往来が激しいところだったら・・・

その瞬間は自分の運転の責任ではなく起こります。
また、後部座席の左側から顔を出しているとミラーの確認ができない、
右側の窓から顔を出していると後方を確認ができないことも考えられます。

そして、小型犬の場合だと、運転している時に、
膝の上に乗せたことがある方もいるかもしれませんが、これも危険。

小さな子供を膝に乗せての運転は皆さん危険だと思うでしょう。
それと同じ。急ブレーキの時でも、後ろから追突された時でも、
前に飛んで大変な被害を負ってしまいます。
では、助手席や後部座席で犬を抱いてはどうかというと、
車の衝突はとても大きな衝撃がかかるので
人間の腕の力だけでは守り切ることができません。





膝上に愛犬が乗っていたり、同乗者が抱いていたり、車内で自由な状態だと、
ドライバーも運転に集中できなくて、そういう意味でも危険。
そして、危険なだけではなく道路交通法違反にも該当します。

道路交通法では運転手はハンドル、ブレーキなどを確実に操作し
交通の状況に応じて、他人に危害を及ぼさないような速度、
方法で運転することが求められています。
愛犬を膝に乗せることは、これに反していると言えるでしょう。
安全運転義務違反ということになってしまうわけです。

そこで、今ではさまざまな愛犬のドライブグッズが出ています。
大きさや性格に合わせて有効なものを使うことをお薦めします。
キャリーバックやプレート、ドライブ用のボックス。

後部座席に設置できる、猫にも対応できるペットシートもあります。
ペットの安全ベルト付き。運転している飼い主のことを見られるメッシュ窓つき。
防水加工がされていて、洗濯もできて、ペットのおしっこや、抜け毛も掃除可能。
こうしたものを使って愛犬が楽しく安全にいられるようにしましょう。




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