2011年12月8日

12月8日「災害支援のプロ・Civic Forceの活動(4)」

災害支援のプロ・「Civic Force」は被災地支援を行うNPOを、資金、ノウハウなど、さまざまな形で支援してきました。

支援活動の一環として9月にスタートしたのが、「社員ボランティア派遣プログラム」です。
企業単位で、10人〜40人の社員を被災地にボランティアとして送る取り組みです。


Civic Force事務局長・根木佳織さんにお話しを伺いました。

◆「社員ボランティア派遣プログラム」とは
 Civic Forceでは、9月から本格スタート。これまで3か月間で9社・延べ284名が参加している。
 5泊6日のプログラムだが、労働力を提供するだけでなく、企業人・社会人がこれまでの経験を、被災地の方と触れ合い、どうやって復興に役立てていくのか。被災地の方の話を聞いたり、地元の青年団と話したりするプログラムも組み込まれている。
 参加した社会人の方が意見交換をして、復興のアドバイスや新たなプログラムを提案するなど広がりを見せている。


◆この先の支援
 個人は、ツイッター、インターネットやラジオで東北の今、災害時どうすべきかを能動的に情報を取っていくこと。どうやって関心を持ち続けるのか。個人の関心は社会、企業の関心に繋がる。
 企業は、持っているサービスやノウハウを復興にどう生かすことができるのか、考えてもらいたい。
 どうすればいいのかわからない、迷った!というときには、Civic Forceのホームページを訪れてもらって、一緒に考える機会を持てれば。



Civic Forceの活動について、詳しくはオフィシャルサイトをご覧ください。
【Civic Force official site】

2011年12月7日

12月7日「災害支援のプロ・Civic Forceの活動(3)」

今週は、災害支援のプロ・「Civic Force」の活動と被災地支援の現状をお届けしています。

Civic Forceは被災地支援を行うNPOを、資金、ノウハウなど、さまざまな形で支援してきました。

Civic Forceが目指す次の支援のカタチが、「東北共益投資基金」。
義捐金の支給など、「あげ切り」の支援でなく、地域の経済を活性化させ、雇用を創出しようという取り組みです。


Civic Force事務局長・根木佳織さんにお話しを伺いました。

◆被災地した住民の生活を支えるため
 住民を勇気づけて新しい生活を支えるのは、「経済」「仕事」。「あげ切り」の支援だけではなく、中長期的にサポートしていける仕組みとして「基金」を立ち上げた。
 寄付を原資に、地域経済に波及効果がある事業に対して出資する、日本初のモデルではないか。多くの企業のネットワークや経験を生かして、商品開発、販路拡大などのノウハウと資金の支援。


◆無利子で融資?
 5年後をめどに償還する仕組み。返ってきたお金をまた新たな事業に投資する、または地元のNPOに寄付するなど、非営利な形で進めていこうと思っている。
 二重ローンの問題、産業・農業・漁業の復興、伝統工芸をどう継承発展させていくのか。東北を元気にするには経済の復興が直接繋がっている。


◆これから、被災した方が主体的に
 あげ切りの支援だけでなく、被災地の皆さんが主体的に進めていく仕事作りが必要。
 基金立ち上げのため、いま各地を回っている。資金を投下して支援が始まるのはまさにこれから。


被災地では、二重ローンなどによって、銀行などの金融機関から融資を受けられないケースがたくさんあります。
そんな事業の中でも、造船所の再生など、地域の産業の要となる事業にも資金を投下して、被災地の経済の活性化を図りたいとのことです。

Civic Forceの活動について、詳しくはオフィシャルサイトをご覧ください。
【Civic Force official site】
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パーソナリティ 鈴村健一

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