2011年10月7日

10月7日「被災地で広がり始めている、『語り部』の活動」

毎週金曜日は、被災地で今後行なわれる復興のための催しや、私たちが参加出来る支援活動について、お伝えしていきます。

今日ご紹介したのは、宮城県・南三陸で始まった「学習会」というガイドツアー。
南三陸町観光協会が9月からスタートしたもので、他県から企業や学校などの団体を招いて、津波の被害を受けた土地を実際に見てもらうというものです。
そこで、案内をするのが「語り部」の方々です。

語り部は、震災以前から、町の観光スポットを案内していた町民ガイドサークルの方々。被災地を案内しながら、自らの震災体験を、ツアー参加者に語り聞かせます。
ツアーに支払った料金は、語り部の方々の収入にもなります。

南三陸観光協会の方はこのガイドツアーの目的について、「同情を求めるのが目的ではなく、被災地を見て、語り部の話を聴くことで災害の備えについて考え、今後どんな支援が必要なのかを知ってもらいたい」と説明しています。

10月11月は予約がいっぱいだそうですが、12月以降は参加を受け付けているということです。


南三陸町観光協会
南三陸町福興市「語り部プロジェクト」

2011年10月6日

10月6日「本当の意味で街が復興するためには」

今週は、宮城県気仙沼の現状、そして復興へ向けた動きについて、気仙沼で牡蠣の養殖業を営む、畠山 信さんにお話を伺っています。

畠山さんは豊かな海を育てるために「森に木を植える」活動をするNPO法人「森は海の恋人」の副理事長も務めていらっしゃいます。


東北には、震災以前から抱えてきた問題があります。
過疎化や経済格差などは復興を進める上で大きな障害となっています。
畠山さんは気仙沼の水産業も日本全国同様に衰退しており、人は出ていくだろうと話しています。失業保険が切れて収入がなくなる状態なので働かなければいけないが、地元には産業がなく、外に出ざるを得ないという現状だそうです。


最後に畠山さんに、今後大切なことを伺ったところ、こんな答えが返ってきました。
「自尊心。被災者根性を脱皮して、自分たちでやっていかないと。うちの集落は支援なんかいらない。自分たちでやってるからって自慢したい。自分と言うものを大切にしながら、自分たちの考えで集落をつくり、周囲を巻き込んでいきたい」


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明日は、東日本大震災に関する様々な支援活動をご紹介します。
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パーソナリティ 鈴村健一

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