2011年10月5日

10月5日「気仙沼の水産業の状況、これからの課題」

今週は、宮城県気仙沼の現状、そして復興へ向けた動きについて、気仙沼で牡蠣の養殖業を営む、畠山 信さんにお話を伺っています。

畠山さんは豊かな海を育てるために「森に木を植える」活動をするNPO法人「森は海の恋人」の副理事長も務めていらっしゃいます。

港町・気仙沼の復興に不可欠ものが、水産業の復興です。
津波の被害からもうすぐ7ヶ月。気仙沼の魚市場でも水揚げがはじまり、活気が戻りつつありますが、本格的な復旧はまだこれからです。

畠山さんに現在の気仙沼の魚市場の現状を伺ったところ、カツオ、サンマと水揚げがあったものの、気仙沼には加工場がありません。新たに加工場を立てるには排水をどうするのか、冷蔵庫がないため一時保管もできず、決まってもいないそうです。今は一時的に、コンテナの冷凍庫に入れるか、すぐに氷詰めしてすぐに発送するという形を取っているそうです。


漁港や加工場の一体は地盤沈下で、浸水している箇所も数多く見られます。この沈んだ地盤の「かさ上げ」は、今後の本当に大きな課題と言えます。


津波の被害を受けた気仙沼の海の様子についても、畠山さんに伺ってみました。
畠山さんは8月頃気仙沼の海に潜ってみたそうです。
「湾は思ったより綺麗で、油がたまっている場所がわずかにあるくらい。水質も問題ない。プランクトンも正常種が増えている。思ったより良い状態」「海って強いなと思った」と話していました。



先日行なわれた目黒のサンマ祭にも、気仙沼のサンマがたくさん届きました。
畠山さんも「徐々に脂が乗ってきてうまい!」と仰っていましたが、気仙沼の海も、徐々に復興へと進んでいるのではないでしょうか。

2011年10月4日

10月4日「気仙沼の復興への動き」

今週は、宮城県気仙沼の現状、そして復興へ向けた動きについて、気仙沼で牡蠣の養殖業を営む、畠山 信さんにお話を伺っています。


畠山さんは、支援活動が曲がり角を迎えていると感じているそうです。
「震災直後はがれきの撤去はものの捜索などがありましたが、今はニーズがなく、仮設住宅や避難所に暮らしている人たちが一段落して、ぼーっとしてしまっている。」
他力本願のままではなく、自分たちで考えて動き出さないといけないと話しています。

また、先日厚生労働省が、失業保険の再延長を発表。あと3か月(10月1日から90日間)は、まだ給付を受けられることになっていますが、
畠山さんは「失業手当が切れると犯罪が増える。被災者も自分で動きださなければいけないが、動き出し方を知らない、どうすればいいか分からない人が多い。そういった人を促す支援が欲しい。」と話しています。

家を失った人は義捐金や支援金をもらっているが、それで遊びに行く人もいます。
遊びに行くのはリフレッシュにはなるが、先を考えて行動してほしい、と呼び掛ける畠山さん。


仕事ができない、見つからないという状況は収入面だけでなく、精神的にも辛いものですが、生活に前向きになれるような環境をつくるということが、今後の支援活動の重要な課題ではないでしょうか。
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パーソナリティ 鈴村健一

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