2011年10月2日

9/26-9/29 被災地の子供たちの支援「サポートアワーキッズ」

被災地の子供たちの支援「サポートアワーキッズ」の活動報告

いま、被災地の子どもたちに、数週間の語学留学・ホームステイを通じて、
心のケアを行うプロジェクトが、始まっています。
その一つが、NPO法人・次代の創造工房と、ニュージーランド政府観光局などの
協力で始まった「サポートアワーキッズ」というプログラムです。

7月、このプログラムの最初のホームステイが実施され、30人の中学生、高校生がニュージーランドで3週間のホームステイを体験しました。

このプログラムの目的について、在日本ニュージーランド特命全権大使
イアン・ケネディーさんはこのように話します。
「多くの子どもたちが、津波の被害を受け大きなダメージを受けました。私としては、気分転換が一番重要だと思います。元気に戻ってきてもらいたいです。休みを生かして元気をとり戻して、次の学期で勉強にはげめるよう期待しています。

震災で肉親や友達を失い、不安の中で過ごしてきた子どもたちが、様々な想いを胸に 体験した海外での3週間の生活はどのようなものだったのでしょうか。
帰国直後、子どもたちに感想を聞いています。

 * * * * *

宮城県七ヶ浜 中村はじめくん
楽しかったです!友達もたくさんできたし、これからもずっと連絡を取り合っていきたい。もう1回ニュージーランドに帰りたい。これで終わりにしたくないです。

宮城県石巻市 浅田かなさん
行く前も周りの人達がまだ大変な状況の中で、自分だけ行っていいのかすごく迷いました。行ってからもすごく幸せな時間が多かったので地元のことを考えると、すごく贅沢をしているんだなと複雑な気持ちにもなりました。だけど、今回ホームステイを通してもらった力や幸せは これからの自分の生きていく上ですごく大きな力になると思っています。
私は自分の夢をこの震災であきらめていたんですけど、この力を使って自分の夢をかなえて、そこでやっと、「ありがとう」という伝えきれない気持ちを皆さんに届けることができるのかなと思っています。

宮城県石巻市 横山はるかさん
ホームステイ先で明るく挨拶しようと思っていたのですが「地震のこと聞いたよ、辛かったよね。でも見方だからね。」って言われて、すごい涙が出てきてしまいました。国は違うけどすごい優しく受け入れてくれて、すごく不安だったけど毎日が楽しくて、逆に朝別れるのがとてもつらかったし、もっと居たいなって思いました。今回は英語があまりしゃべれなかったから次行ったときは英語で話して、今度は日本語が教えられるぐらいになってもう1回行きたいです。

宮城県石巻市 あべしょうこさん
今回このプログラムに参加させていたいて、元気とか勇気とかいろんなも のをもらったので次は私達がそういう気持ちを与えられたらなと思っています。だからこの経験を友達に話していきたいと思います。

宮城県仙台市 佐藤たいしくん
参加するまで私には夢がありませんでした。
それはすごくむなしくつまらないものでした。
しかし今回たくさんのことを経験して、「外国に関する仕事に就く」という大きな夢ができました。私は震災で「ふるさと」という大きなものを失いましたが、このホームステイの経験は、人生の大きな型となりました。この機会を与えて下さったたくさんの方々に感謝を忘れず、生きて活きて生きていきます。
ありがとうございました。

福島県いわき市 佐藤まりなさん
最後に行ったハイキングで見た海と牧草地の大自然の美しい景色が
目に焼き付いています。あの景色を見たとき、自分が生きていてよかったと
心から感謝しました。現地で、サンキューベリーマッチしか言えない自分が
もどかしく、英語をもっと勉強して、いつか絶対にニュージーランドであの時
伝えきれなかった想いを伝えようと思いました。

 * * * * *

子どもたちにとって、この3週間の旅は、夢や目標へ一歩踏み出す
大きなきっかけになったようです。

被災地の子どもたちを、数週間のホームステイに招待するプロジェクト
サポートアワーキッズは、今後も世界20か国を目標に、実施に向け
動きはじめています。


協力:民間復興支援青年隊
http://www.jidai.or.jp/

2011年9月22日

9/21,22 花や緑による、心のケア

9/21、22 花や緑による、心のケア


パンジー

ビオラ

ゴデチャ

サンパチェンス

球根ベコニア

今年の夏は、被災地の仮設住宅でも暑さをしのぐ工夫として、
グリーンカーテンなど、緑を活用した対策が多くみられました。

また、植物の手入れをしたり、それを眺めることにより
“リラックス効果”も期待できます。

そこで番組では、園芸の専門家の方に、心のケアにつながる植物の育て方、
そのリラックス効果について詳しく伺いました。

被災地での園芸ボランティアもされている
「サカタのタネ」花統括部 小杉波留夫さんです。

******************************

●植物がストレスのケアにもたらす効果とは?

花は「安全」「安心」「平和」のシンボルです。
お花というのは人々の気持ちをリラックスさせて安心させるんですね。
前向きな気持ちにもなります。そのような効果があると思います。

●被災地や仮設住宅では、なかなか手をかけて育てるのが難しいのでは?

外においてお水さえあげていれば綺麗に咲く花はたくさんあります。
なのでお年寄りやお子さんでも十分楽しみながら育てることができます。

●例えばどんなお花がこれからの時期、栽培に向いていますか?

寒さに強くて、丈夫で、ずっと咲くお花がいいですね。
「心を和ませる花」として、この時期は【パンジー】や【ビオラ】がいいと
思います。

●プランター栽培するときの注意点は?

水やりが一番大事です。
今の時期、秋〜冬にかけては、土の表面が湿っていれば、水はあげない。
ジメジメさせないで水やりを控える、
春〜夏は、乾かさないように水をあげる、これが大事です。

そしてお花は毎日見てあげることが大事なんです。
心のケアにも、毎日見てあげるといいと思います。

●春に向けて、今から種を蒔くとしたら、どんな種がいいですか?

8月下旬〜9月上旬なら、パンジー、ビオラなど秋蒔き植物の蒔き時期。
なのですでに蒔く時期は過ぎています。

これから蒔くなら、遅まき植物の代表である【ゴデチャ】、
赤・白・ピンクの紙細工のようなきれいな花ですが、このゴデチャを
蒔くといいと思います。

そして、これからは秋植え球根の植え時でもありますので
【チューリップ】やとくに東北では【スイセン】がよく咲きます。

ただ球根は芽が出て花が咲くまで時間がかかりますので、球根を植えた
上に、パンジーやビオラを植えると咲く期間がずれますので長く花を
楽しむことができます。

これらの花は、寒さにとくに強いんです。
カチンと凍っても陽があたってくるとまた花が咲きますので
冬の間は水やりが少ない、虫がでない、病気がでない、
陽にさえよくあてれば実によく咲いてくれます。

●仮設の中で育てるには、どんな花がいいですか?

室内の場合は、北向きの暗いところではなく、南向きの窓辺で育てます。
例えば【シクラメン】や【ベコニア】を窓辺に置いたら、冬中楽しめます。
あとは観葉植物でもいいと思います。

●いつも「緑」を目にしていることも、ストレスの軽減にはつながりますか?

人間は機械的な環境よりも、自然環境の中にいる時の方がリラックスするんです。
血圧が下がったり、攻撃的な気持ちが安らいだり。
自分の視野の中に緑や花があるってことはとても大事なんです。
これを【緑視率(りょくしりつ)】というんですけど、自分の視野の中で
緑視率が半分以上あると、気持ちがリラックスするといわれています。


仮設住宅の中で孤独の問題が生じていますが、
今被災地には、花が一番必要な時期だと思います。
花を見て、気持ちを安心させて、前向きな気持ちが湧いてくる 
ぜひ花を育ててみるといいと思います。


サカタのタネが行っている被災地応援プロジェクト
『お花の力で日本を元気に!!希望のタネをまこう!プロジェクト』
について詳しくはコチラまで
→http://www.sakataseed.co.jp/special/kibounotane/index.html
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パーソナリティ 鈴村健一

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