2013年4月19日
4月19日 みちのく潮風トレイルを歩いたモニター調査員・後藤駿介さん(3)
引き続き、東北沿岸部を歩いて旅する『みちのく潮風トレイル』のたった一人の現地調査員・後藤駿介さんのインタビューをお届けします。
東北の被災地でたくさんの風景と、たくさんの人に出会った後藤さんは、最後に、被災地と自分自身の未来について語ってくれました。
◆辛い時こそ頑張れる
(我々ができることも変わってきている。後藤君が話してくれたことも、乗り越えるチャンスになるかもしれない。人の話を聞く、我々が被災地に足を運び続けることも重要だと思う)
被災地に実際に行くことが大切だと思って。「忘れていないよ」という意思表示にもなるし、外部の人だからこそ、地元同士で話せない話ってあるじゃないですか。津波の当時の話も。それは外部の人ができること。そういう機会をもっと増やすべきだと思いました。そういう意味でトレイルは被災された方だけじゃなくて、歩いた人もすごく勉強になる。特に若い人に歩いて欲しいです。ゆっくり歩いて、考えることで考えが深まるというか。歩くということは、クルマで移動する便利さよりも大事なものを発見できるんじゃないかと思いました。
(700kmという長距離だから、例えばそれを3カ所くらいにわけて、春はここで夏はここでと季節が変われば景色もかわりますよね)
そうですね。特産品も場所によって違うし、夏はここに行こう、秋はサンマがあるからここに行こう、というふうに休みをそういう風に使えるトレイルは面白いなと。
(そのための必需品はなんですか)
気合いだけで大丈夫です(笑)
(来年は社会人。今回の旅の経験はどんな影響を)
歩いた経験は宝物だし、色んな人にこういうことがあったと伝えていきたい。どういう社会人になりたいか。辛い時にも、「俺にいまできるのは歩くしかねえ」って、気合を入れてずっと歩いてきたので、辛い時こそがんばれる、希望を見つけられる社会人になりたいですね。いろんな人としゃべって、いろんなことに興味を持ったんですね。第一次産業とか。だから興味のままにいろんなことに手を出して、絶対にあきらめねえ、なんか見つけてやるって、頑張って行きたいです。
(※聞き手:中西哲生)
後藤駿介くんが、旅で出会った人や出来事の記録は、みちのく潮風トレイルの中の、ブログで読むことができます。みちのく潮風トレイルの後藤さんのブログ
東北の被災地でたくさんの風景と、たくさんの人に出会った後藤さんは、最後に、被災地と自分自身の未来について語ってくれました。
◆辛い時こそ頑張れる
(我々ができることも変わってきている。後藤君が話してくれたことも、乗り越えるチャンスになるかもしれない。人の話を聞く、我々が被災地に足を運び続けることも重要だと思う)
被災地に実際に行くことが大切だと思って。「忘れていないよ」という意思表示にもなるし、外部の人だからこそ、地元同士で話せない話ってあるじゃないですか。津波の当時の話も。それは外部の人ができること。そういう機会をもっと増やすべきだと思いました。そういう意味でトレイルは被災された方だけじゃなくて、歩いた人もすごく勉強になる。特に若い人に歩いて欲しいです。ゆっくり歩いて、考えることで考えが深まるというか。歩くということは、クルマで移動する便利さよりも大事なものを発見できるんじゃないかと思いました。
(700kmという長距離だから、例えばそれを3カ所くらいにわけて、春はここで夏はここでと季節が変われば景色もかわりますよね)
そうですね。特産品も場所によって違うし、夏はここに行こう、秋はサンマがあるからここに行こう、というふうに休みをそういう風に使えるトレイルは面白いなと。
(そのための必需品はなんですか)
気合いだけで大丈夫です(笑)
(来年は社会人。今回の旅の経験はどんな影響を)
歩いた経験は宝物だし、色んな人にこういうことがあったと伝えていきたい。どういう社会人になりたいか。辛い時にも、「俺にいまできるのは歩くしかねえ」って、気合を入れてずっと歩いてきたので、辛い時こそがんばれる、希望を見つけられる社会人になりたいですね。いろんな人としゃべって、いろんなことに興味を持ったんですね。第一次産業とか。だから興味のままにいろんなことに手を出して、絶対にあきらめねえ、なんか見つけてやるって、頑張って行きたいです。
(※聞き手:中西哲生)
後藤駿介くんが、旅で出会った人や出来事の記録は、みちのく潮風トレイルの中の、ブログで読むことができます。みちのく潮風トレイルの後藤さんのブログ