2011年9月20日

9/20 関東B1グランプリ 石巻、登米市、浪江町

9/10(土)、11(日)の2日間、埼玉県行田市で開催された、
ご当地グルメの祭典「関東B1グランプリ」。

ここに、復興支援の目的で東北の町おこし団体、
宮城県登米市、石巻市、そして福島県双葉郡浪江町の三団体が招待されました。

福島県・双葉郡浪江町の、町おこし団体も招待されました。


町のおよそ半分が福島第一原発の警戒区域に指定された福島県・浪江町。
多くの方が、町に戻ることすらできず、離れ離れの生活を続けています。
そんな厳しい状況の中ですが、
浪江町のローカルフード「なみえ焼きそば」の町おこし団体は、
全国で開催されるB1グランプリへの参加を続けています。

現在、東京で臨時職員として働きながら、
各地で行われるイベントになみえ焼きそばの代表として
参加しているのが、浪江町商工会青年部の原田功二さんです。
原田さんは、イベントに参加し続ける理由を
浪江町出身者が、イベント会場で集うことができるから、と説明しています。
故郷を追われた人達が集まれる数少ない機会が、このイベント。
お互いに元気をもらえる場所になっているそうです。

また原田さんは、
「こうして”なみえ”という町の名前を出し続けることで、
私たちの町と、いま町がどうなっているのかを忘れないでほしい」と話し、
ここ最近、浪江町をはじめとした原発事故周辺地域の報道が減っていることに、
大きな不満も感じているようです。

今後、原田さんとなみえ焼きそばの団体は、
11月に姫路市で行われるB1グランプリの全国大会に
出場する予定ですが、それ以降の予定は「全くわからない」(原田さん)
すでに浪江の若者たちは、ほかの地域で住居や仕事を見つけつつあり、
徐々に、集まる機会も減って行ってしまう可能性があります。

なみえ焼きそばは、工場町だった浪江で、労働者の腹持ちをよくするために
極太麺に改良された、地域独特の焼きそば。実は50年以上の歴史があります。
町の歴史、そこで暮らしてきた人たちの想い出が詰まっています。

そんな焼きそばを通じて、少しでも町のことを知ってもらうため、
原田さんは今後も「自分たちのできるペースで、活動は続けたい」と話しています。

2011年9月19日

9/19 関東B1グランプリ 石巻、登米市、浪江町

9/10(土)、11(日)の2日間、埼玉県行田市で、
ご当地グルメの祭典「関東B1グランプリ」が開催されました。

このイベントには、復興支援の目的で招待された、東北の3つの町おこし団体が
出場。招待されたのは、宮城県登米市、石巻市、そして福島県双葉郡浪江町の
三団体です。

宮城県登米市は、津波の被害はなかったものの、歴史的な建造物が地震によって大きな被害を受け、また、近隣の南三陸から避難してきた方々へのサポートを町ぐるみで続けています。

一方、石巻市は津波の大きな被害を受けた地域。
ようやくがれきの仮置き場への撤去が終わったものの、まだまだ、復旧は時間がかかる状態です。

そんな2つの団体の担当者にお話を伺うことができました。
登米市からは、地元の郷土料理「あぶら麩」を使った「あぶら麩丼」が出店。
「登米は、明治時代の洋風建築がたくさんあります。これらが地震の被害を受けたことを、知っているお客さんも大勢いらっしゃいました。心配する声をかけて頂いて、励まされました」(登米市 油麩丼の会・代表 海老名康和さん)

一方、石巻から出場したのは、ご当地独特の、茶色い麺の焼きそば
「石巻茶色い焼きそば」。魚介ダシを含ませて蒸し焼きにする独自の焼きそばは、
石巻で暮らす人にとっては、昔からの当たり前の味。

津波によって製麺所、調理機材すべてを失った「茶色い焼きそば」のメンバーですが、ほかの団体の協力で、機材や麺を調達することができて、B1グランプリ出場を決意したそうです。

「元気に復興していることをアピールしたい」
石巻茶色い焼きそばアカデミー、木村均さんはそう語ります。
今回の関東大会でも、石巻出身の方が大勢訪れ、
子どもの頃から食べていた懐かしい焼きそばの匂いに、涙を流す方もいたそうです。

ローカルフードによる町おこしは近年盛んにおこなわれていますが、
今回の震災では、それらの食べ物が、
町おこしだけでなく、同郷の方々を再び結び付け、
絆を強める役割を果たそうとしています。


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パーソナリティ 鈴村健一

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