2012年4月23日

4月23日「宮城県気仙沼市・ボランティア受け入れ状況」

今週末からゴールデンウィークがスタートします。
長期の休みに東北を訪れる方のために、各地のボランティア受け入れ状況、被災地の観光情報などをお届けします。

宮城県気仙沼市・社会福祉協議会ボランティアセンター・斎藤ヨシノリさんに、現在のボランティアの受け入れ状況や活動内容などを伺いました。


▼一般のボランティア受付について
 ゴールデンウィークは、4月28日(土)、29日(日)、5月4日(金)、5日(土)に、
イベントの準備や手伝いとして、それぞれ10名ほどのボランティアを募集中。
 その日によって活動の件数や内容は異なる。
 継続的に毎日行っている活動は、津波で汚れた写真の洗浄や、被災した道路脇の花壇の整備など。毎日数人〜10名程度。
 その他イベントの手伝いなど、単発で20名ほど必要なケースや、住民の依頼で仮設住宅の引っ越しや、地域の商店街の復興応援市、花壇の整備、清掃など、お手伝いが欲しいという声も。がれき撤去というよりは生活支援という形になってきている。


▼作業の内容について
 重労働的なものは落ち着いてきたので、清掃など、日常的にやられている活動。
 ゴールデンウィークの活動もあるので、ご都合が合えば問い合わせをしてほしい。
 活動はできなくても、気仙沼がどういう状況なのか見るだけでも、十分地域のためになると思う。
 気仙沼のサポーターを全国に作っていかなければと思う。イベントのお手伝いをしてもらったり、ボランティア活動を含め、ぜひ来てほしい。
 ボランティアに来る場合は、地元の社会福祉協議会でボランティア活動保険に加入してから来てほしい。


▼今後のボランティアの受付について
 震災から1年が経つと、これからは災害公営住宅や高台への集団移転など、心境の変化というのが住民の方にもあると思うので、なにができるのかをこれからも考えて続けていくつもり。


気仙沼のボランティア受け入れについては、こちらをご覧ください。
【気仙沼市社会福祉協議会ボランティアセンター】
※一般のボランティアに関するお問い合わせ電話番号:080-5949-7475

2012年4月20日

4月20日「仮設のトリセツ(3)」

ウェブサイト「仮設のトリセツ」では、「風除室を有効活用する」「収納棚を設ける」「花壇をつくる」など、仮設住宅をより快適な住まいにカスタマイズするアイディアを提供しています。

サイトを運営しているのは、新潟大学工学部建設学科・岩佐明彦准教授の研究室です。

中越地震、そして東北の仮設住宅を調査してきた岩佐先生は、「仮設は、じっとこらえてやりすごす場所ではない」と語っています。


◆「回復の場」としての2年間
 自分たちの手でやるということが、自分達の生活を回復していくためのステップになるの。いつまでもボランティアやプロの大工がやるのでなく、住んでいる方がやるのがいい。
 仮の住まいではあるが、仮設での2年間が「失われた2年間」であってはいけない。「あの2年間があったから、今がある」と将来感じてほしい。単純にじっとこらえて2年間やりすごすのではなく、「回復の場」として、仮設の2年間が生かされたらいいと考える。


◆これからの仮設住宅が抱える「問題点」
 仮設の人がそのまま復興住宅に行くとは限らない。経済力がある人はどんどん出ていく。残るのはどうしても高齢者やハンディキャップのある人ということになる。
 中越のときは、仮設住宅団地は大きいのに、住んでいる人はまばらで空いている、という過渡期の状況があって、それをどう支援するか。
 被害にあった方は、ばらばらに仮設に入居し、絆をどうやってつくるかが問題になっているが、復興住宅に移行するときにも、再びばらばらになる可能性がある。理想を言えば、仮設住宅の「つながり」を復興住宅にも生かして、つながっていくといいと思う。
 仮設住宅はこれから「過渡期」に入ると思う。出ていく人、残る人、孤独になる人。その辺りを非常に心配している。



「仮設のトリセツ」は、ウェブサイトからダウンロードすることができます。
また、書籍版の「仮設のトリセツ」は書店でお求めいただけます。

【仮設のトリセツ Official Website】
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パーソナリティ 鈴村健一

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