2018年9月25日

南三陸 里山×里海サイクリング『みなチャリ!』について?

今日は引き続き、宮城県南三陸町の新しいアクティビティ、自転車で町内を巡るガイドツアー、「南三陸 里山×里海サイクリング『みなチャリ!』」について。今年の5月にスタートしたこの「みなチャリ」、南三陸町のきれいな景色や、町の復興の様子を自転車で巡りながら見学、道中、地域に暮らす方の家に立ち寄って休憩・・・お茶っこを楽しむ、というものです。

今は2つのコースを設けているということなんですが、その内容について、「みなチャリ」を手掛ける南三陸町観光協会の佐藤慶治さんに伺いました。


◆南三陸町観光協会「みなチャリ」担当 佐藤慶治さん

中西)じっさいに二つコースあるということなんですけど、
佐藤)いま来てる志津川コース、海の方のコースは、メインは海岸沿いを走るんですけど、町なかの新しく復興した商店街ですとか、住民の方々が新しく移転した集団移転の場所とか回りますので、海岸沿いの景色を見つつ、震災からの復興の足跡というものも感じられるコースになっています。
中西)もう一つは?
佐藤)もう一つは志津川地区よりももっと山側の入谷・里山地区を走るんですけど、そちらはもうガラッと変わって、のどかな田園風景、これから10月末にかけては刈られる直前まで黄金色の田んぼの中を走りながら、その中で脈々と受け継がれている何百年と続く伝統ですとか、里山のほっこりした空気を味わえるコースになっています。
中西)今後はどうですか?将来的に考えていることはありますか?
佐藤)なんとなく考えていたのは、道沿いとかにいろんな水産加工の会社とか有りますので、工場見学とかも出来ればいいなと思いながら・・・
中西)いいですね。ほんとに美しい風景ですし、心も体も洗われるような感覚になりますから、是非とも来て頂きたいですね。
佐藤)はい是非多くの方にこの魅力を知って欲しいと思います。




里山、田園風景が広がる入谷地区を巡る、「The Satoyama Slow Life」と、かさ上げした土地で営業を再開した「さんさん商店街」や、再オープンした海水浴場など、志津川地区の「復興」を象徴するようなコース、「The Sprit of Resilience」、2つのコースが、10月末まで楽しめます。(冬季は休みで来年4月に再開予定)
       
じっさいに参加される方の中には、「ツールド東北」でこの地を走ったことがある方も多く、今年6回目を迎えた「ツールド東北」で芽生えた自転車文化が南三陸町でも根付きつつあると、佐藤さんも感じているのだそうです。

「みなチャリ」は要予約。空き状況の確認や予約は「予約サイトみなたび」にて受付中。南三陸観光協会の「みなチャリ」のサイトとともにリンクを貼っています。自転車もヘルメットもレンタルしていますので、手ぶらでOK。これから秋は最高のシーズンですので、ぜひ参加してみてください。


南三陸町観光協会「みなチャリ」のページ

「みなチャリ」申し込みページ「みなたび」

パーソナリティ 鈴村健一

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