2018年10月11日

北海道厚真町レポート〜「こぶしの湯あつま」

今朝も、北海道胆振東部地震の被災地、厚真町からのレポートです。



震度7を観測、土砂崩れで36人が犠牲となった厚真町では、今なお270名以上の方が避難生活を送っています。住民の交流拠点でもある公共宿泊温浴施設、「こぶしの湯あつま」。建物や配管などが破損して休業していましたが、先月27日に、レストランのみ営業を再開しました。

副支配人、武田まゆみさんのお話しです。


◆「生活の目途が立たない」
9月27日にレストランが再開するってことになって、“本当によかった”、“今度行くからね”っていう声はたくさん頂いてます。“宴会できるの?”って声もたくさん頂いてます。ただまず自分たちが落ち着かない限り、そういう事ってできないじゃないですか。アルコール飲む人もいないんじゃないですか今は。いろんな被災されてる方、土砂崩れだとか、全員が対象になりますけど、先のことが見えないじゃないですか。住む家もそうですし、仮設住宅に申し込んだって自分が入れるかどうかがまだわからない段階だろうし、畑も潰されてる状態のところがたくさんあるし、国からの義援金だとかそういう助成が、12月までに調査してそれ以降の話になるから、年越しちゃうんで、生活の目処が立たないですよね

       

まだ厚真町は土砂の撤去すら行われていない地域も多く、片付けや家財道具を持ち出したくても、土砂に覆われた家や畑に近づくことが出来ない人も多いといいます。すでに町営町有住宅などを“みなし仮設”として供給、仮設住宅も受付が始まっていますが、120を超える避難世帯数に対して、その数はまだ不足しているといいます。間もなくやってくる寒さ厳しい冬を見すえ、不安を抱いている人の方が多いのではないか、ということでした。

そんな中、レストランのみ部分営業を再開した「こぶしの湯あつま」には、来店した人のほとんどが注文する、名物のメニューがあります。匂いにつられてスタッフも注文したというそのメニューとはどういうものなんでしょうか?


◆「オール厚真産の名物メニュー」
「厚真豚丼」です。厚真町の放牧豚、すごく柔らかいお肉で、厚真米を使って、厚真で作った器を使って、厚真木炭っていう炭火を使って焼いてます。だから時間がかかっちゃうんですよね。一度に4人前くらいしか焼けないので。だから時間制限してるんです。ずっと焼いてると焼く人も朦朧としちゃうので(笑)。昼は1時半までで夜は5時から7時半までお出ししています。



      
これが厚真町「こぶしの湯あつま」の「厚真豚丼」です!香ばしくて肉は柔らかくて味わい深い、秘伝のタレはご飯がいくらでもススム美味しさで、これは食べたら元気が出そうな豚丼でした(スタッフ)

まだ旅人を迎えられる状況ではないかもしれませんが、営業を再開しているお店もありますし、近くには名馬に出会える牧場も点在しています。あるいはボランティアで訪ねるなど、もし厚真町を訪れる機会があったなら、ぜひ「こぶしの湯あつま」の「厚真豚丼」、味わってみてください。予定では11月頃から入浴も再開する見込みです。




「こぶしの湯あつま」オフィシャルサイト


パーソナリティ(月ー水)中西哲生・ケリーアン(木)中西哲生・綿谷エリナ(金)速水健朗・綿谷エリナ

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