2018年11月20日

浪江町の酒蔵「鈴木酒造店」の鈴木大介さん?

今週は「鈴木酒造店」杜氏、鈴木大介さんのインタビューです。



震災のあと、浪江町から山形県の長井市に移り、酒造りを続けている鈴木さん。震災から7年が経った今年4月、ふるさと「浪江の米」と「浪江の水」で仕込んだ日本酒、「ランドマーク」を発売しました。

「ランドマーク」・・・「目印」や「象徴」という意味ですが、いったいどんな味わいのお酒なのか?聴き手は、JFNパーソナリティ、大の左党でもある井門宗之さんです。


◆「海、川、里、山、どんな食べ物にも合うお酒」
「ランドマークは、浪江のコシヒカリでつくったお酒。ラベルにも金色の稲穂が描かれています。この酒をつくるとき、どうせつくるなら浪江町から水も運ぼうということで、浪江の地下水からつくった。米は浪江で栽培されたコシヒカリ、食用米です。

(井門:試飲)とても風味が豊かで、ふわっと広がるお酒の香りとなんともいえない奥深い味わい。これは酒付きにはたまらんやつですね!

浪江町は東から西にすごく長い町なので、海のもの、川のもの、里ものも、山のもの、なんでもとれる。それをいずれ食べても合わせられるお酒にしたいという想いから、こういうお酒にしました。冷から燗までいろんな温度帯でも楽しめます。」



 

試飲だというのにぐい呑み一杯を飲み干してしまった井門さん。純米らしいやわらかな口あたりから、グッと広がる豊かな香り・・・確かに肴を選ばない懐の深さのあるお酒でした。「浪江の米」と「浪江の水」でつくった「ランドマーク」。ネット販売は無し。一部の酒屋にのみ卸しているのだそうです。手に入れるのはなかなか難しいと思いますが、酒好きな方にはぜひこの銘柄に込められた思いもろとも飲んで欲しいお酒です。


     
今回は、JFN15局ネットの旅番組「KIKI-TABI 2 Thousand Miles」の取材で、JFNパーソナリティの井門宗之さんが、山形県の長井市を訪ねた模様の一部をお届けしました。この旅の様子は、今週末放送の「KIKI-TABI 2 Thousand Miles」で放送されます。オフィシャルサイトでは旅のレポートや動画も掲載されますので、聴取エリアでない方も、ぜひチェックしてみてください。

パーソナリティ 鈴村健一

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