2019年2月20日

唐桑半島の牡蠣漁師、畠山政也(2)

今朝も引き続き、気仙沼の唐桑半島で牡蠣漁師をする、畠山政也さんのインタビューです。

震災後、牡蠣養殖の5代目として地元にUターンし、漁師となった畠山まさやさん。今34歳の若さなんですが、昨年「船のような大っきな仕事をしたい」と、大きさ9トンの船を新造船させました!そして養殖業だけにとどまりません。その船を使って「唐桑の観光にも役立てたい」と将来を見据えています。

◆観光船を兼ね備えた漁船に外国人観光客も増加
三陸道が気仙沼まで繋がることによってアクセスが良くなると思うんですよ。そうなった時に、船を新しくしたとお話ししましたが、将来を見据えてクルージング向けの船にもしたんです。観光で筏案内とかやっているんですけど快適に船で過ごしてもらいたいので、居住空間を作って、もし雨が降ったり風が吹いたときその空間でくつろいでもらって、ウォシュレット付きのトイレも備えたり、後ろにはカモメとかにエサやれるように見晴台も作って。もちろん養殖業がメインだけどそういった観光業にも特化した新造船にしたんです。
新しく船を造って外国人観光客が増えたように思います。今シーズンに入ってもう5〜6組の外国人観光客を筏案内しましたね。面白いのが日本だと大きな牡蠣が喜ばれるんですけどヨーロッパの方は大きな牡蠣を見るとビックリして食べないんですよ(笑)確かに外国のオイスターバーでは水っぽくて小さい印象があって、日本の白身のふっくらしたカキはビックリするんじゃないですかね。でもこれから将来的な観光を見据えた場合に海外の方を受け入れていくのもすごく必要になってくると思うので特に力を入れていきたいと思っていますけど。


畠山政也さんの船で牡蠣筏を観たい!という方は 気仙沼の観光コンベンションか、唐桑の観光協会までご連絡を!

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