2019年3月26日

4月7日開通 気仙沼大島大橋(2)

今朝も4月7日に開通する、気仙沼の大島と本土をつなぐ「気仙沼大島大橋」に関する話題をお届けします。

島民にとって長年の悲願だったこの橋。これまで交通手段は船しかなかったため、島民の日常生活の利便性はもちろん、観光面や、緊急時の交通手段としても期待されています。

一方、橋の開通にともない、100年以上にわたって本土と島を結んでいた定期船が終了することになります。切符売り場で「かっぱえびせん」を買ってウミネコと戯れる船旅も残り僅かとなります。

また「定期船の廃止で、島民の交通弱者に対する足の確保が課題」と話すのは大島みらい創り協議会、堺健さんです。

◆交通弱者への対策
今気仙沼の港まで大島から船で渡ると25分で着くんですけど、橋の場合は15分ぐらいで行ってしまうということで時間的には短縮されますね。しかしこれからは定期船がなくなります、今までは日中16往復ありました。大量輸送できる船便が1時間に1本出ていたのは大変便利なことだったんです。ところがバスになると、朝6時〜夜7時まで8往復しか出せませんという現状です。ちょうど半分に減ってしまうということですね。車を持っている人はすごく便利なんですが車を持たない高齢者にとってはかえってこの大島に住むのがハンデになってしまい不便で割高だねってことで人口が減っていく可能性もあるわけです。それに対して住民の力で、地域の高齢者や高校生の通学者を自分たちで安全に移動させようとかそこは地域の自治能力が試されているんだと思う。なんでもかんでも行政に頼んだりバス会社さんにお願いするんじゃダメなんで、自分たちで自分たちの交通網はつくって守る。その為に小さな運行会社を作ろうかと今働きかけています。大きなバスじゃなくてワゴン車タイプの車で人も物も積めるようなものを公共バスの8往復以外に8往復ぐらい最低欲しい。それからなぜ小型かというと、お年寄りの中ではバス通りまで歩くのが大変だという方もいらっしゃるので、直接ご自宅までお迎えに行って病院までお連れする、そういう公共交通を想定しています。


大島では高齢化率が50%を超え、自家用車がない交通弱者が増えているそうです。そんな中、地域の自治組織主動で、夏までには1日8往復の公共交通を実現させたい、と話してくださいました。

パーソナリティ 鈴村健一

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