2019年5月21日

株式会社ワンテーブル・島田昌幸 東日本大震災当日

きょうは、ビジネスの分野で、防災・減災、復興に取り組む東北のベンチャー企業についてお伝えします。

お話を伺ったのは、宮城県名取市の株式会社ワンテーブル代表島田 昌幸さん。ワンテーブルは去年、世界初の「ゼリータイプの防災食」を開発して、注目を集めました。まずは、代表・島田さんご自身が経験した、東日本大震災 当日のお話です。



◆島田さんの被災体験
宮城県庁の裏に事務所があったんですが、たまたま震災の1週間前に宮城県沖地震の話をしていたんですね。そろそろ来るんじゃないかなという話をちょうどしていて、津波もここら辺まできたんだよねと。僕は北海道から宮城に移り住んでいたというのがあるので、じゃあ家の近くまで津波が来ちゃうなと話をしていた最中だったので、地震が起きた瞬間に車で名取にすぐ帰りました。もし1時間遅れていたら帰るのに10時間位かかったんですね。携帯電話もつながらなくなっちゃって、家に帰ったら家族がいない。それで車で走っていたんですよ。そうしたら横から津波が来たので、なぜここにヘリコプターがぷかぷか浮かんでいるのかな、仙台空港が近いので、それを見た瞬間に理解しがたい映像なわけですが、そこから名取のちょっと山あいの集会所、公民館に避難していたんです。横を見ると旅行で来ている若い子たちがいたり、それはやはり不安そうというか、旅行できたんだろうなと言う感じだったんですけれども。経験の中で言うと、観光客の方も実は被災者になるということ。どこにどうやって逃げたらいいのか、もっと言えば外国人の方たちなんかはコミュニケーションをどうするのかとか、その時のいろんな体験を振り返って、そこに必要な事業をやっていこうというのが今のワンテーブルの事業基礎になっているんですよね。



ワンテーブル代表・島田さんはご自宅が名取市にあり、津波は自宅から300mのところまで来ていたといいます。津波の被害はなかったものの揺れによる被害は大きかったそうです。そして島田さんはこの直後、避難所で特に「食事」をめぐる劣悪な環境を目の当たりにします。この続きは明日以降、お伝えしていきます。

★株式会社ワンテーブル

パーソナリティ 鈴村健一

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