2019年5月27日

株式会社ワンテーブル・島田昌幸? 防災食ゼリー「LIFESTOCK」の可能性

引き続き宮城県名取市のベンチャー、株式会社ワンテーブル代表、島田昌幸さんのインタビューです。

ワンテーブルは、水がなくても、お年寄りや子どもでも飲み込みやすいゼリータイプの防災食を開発。自治体の防災食の目安「賞味期限5年」を、世界で初めてクリアしたことで注目されています。その特徴を代表・島田さんに伺いました。


◆各地域の特産品でLIFESTOCKを!
商品名は「LIFESTOCK(ライフストック)」です。3種類の味がありまして、グレープフルーツほうれん草、アップルキャロット、オレンジレタスという3種類のフレーバーがあります。僕たちは地域産業の振興、一次産業の振興を昔からやっていますから、今後は地域の地場産品を使ったLIFESTOCKを作りたいなと今年は新たなチャレンジを始めているところです。パッケージにもこだわっていて、配布される備蓄食料はたいてい全部銀色の無機質なものなんですね。なので僕たちは子どもが食べることも想定して「絵本のようなもの」というテーマで、かわいい切り絵をテーマにしたパッケージングで対応しています。心が滅入っている時のために、そういったところにも想いがある商品になっています。5月15日に竣工セレモニーがありましてようやく工場ができました。6月末くらいの出荷予定で自治体向け、企業さん向け優先的にご注文を受けるのですが、すでに個人の方からメールが来たり、ご連絡が来たりが結構あるんですね。なので今年の9月の防災週間には一般の方向けの商品も販売できるようにと想定しています。9月に向けては個別対応をしていこうと。


『防災備蓄ゼリー LIFESTOCK(ライフストック)』はすでに宮城県多賀城市では、備蓄倉庫に入ることが決定しているそうです。そのほかいろんな自治体から問い合わせが来ているということです。ちなみに、お味の方は、避難所で食べることを想定しているため「毎日食べる」状況でも飽きないよう工夫がされているということです。

明日もこのLIFE STOCKのお話です。なんとLIFE STOCK、今後は宇宙へ旅立つかもしれないらしい・・・
★株式会社ワンテーブル

パーソナリティ 鈴村健一

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