2019年6月21日

秋保ワイナリー(3)


今朝も宮城県仙台市の『秋保ワイナリー』のレポートです。

秋保ワイナリーは震災後、“ワインと食のマリアージュを通して宮城の食をサポートしたい"と4年前にオープン。「秋保温泉」からすぐの高台にブドウ畑が広がっています。

また、ワイナリーの地を散策しながら食や文化を楽しむ「ワインツーリズム」も始まっています。秋保ワイナリーのオーナー、毛利親房さんに伺いました。

◆テロワージュ東北
実は宮城県でワインツーリズムを最初想定していたんですけど、ワインツーリズム東北でやりたいよね、という話になって。もう1つ日本酒の酒蔵さんともこのマリアージュの食事会をやるんですけど、東北は日本酒もビールもウイスキーもワインも作っているんです。なので地元のお酒と地元の食材と生産者のストーリーをちゃんと伝えようという動きが徐々に広がってきていて、『テロワージュ東北』という名前のプロジェクトなんです。これは造語なんですけどフランスの気候風土とそこの人の営みを表す「テロワール」という言葉があるんですね。それと「マリアージュ」これは食とお酒のペアリングやマッチングの意味合いですけど、産地に行って食べるマリアージュが究極なマリアージュですよ。食べて巡る旅の提案を一緒にしていこうと。今「テロワージュ東北」の中には「テロワージュ青森」から「テロワージュ福島」まで6つあって。テロワージュ宮城の中には「テロワージュ秋保」や「テロワージュ南三陸」があったり各地いっぱいあるんです。これがどんどん増えてくると、旅の提案をしてくれるコンシェルジュが必要になってくるんですけど、今はその部分を人工知能でやろうと、AIのコンシェルジュサービスをその中に取り込んで、その旅人に最適な旅のプランを提案していく、しかも多言語に対応して。ということもその中でやろうとしています。


『テロワージュ東北』。目標としてはAIのコンシェルジュが東北6県で1000や2000のコンテンツを用意し、その中から「あなたに最適な旅のプラン」を提案する、そんな構想とのこと。「東北の魅力を全国に発信して多くの人に来てもらいたい。」毛利さんのチャレンジはこれからも続きます。


★今回、秋保ワイナリーのワインをご好意で送っていただきました!次回は現地で食とのマリアージュ楽しみたいですね!

秋保ワイナリーのサイト
公式facebook

パーソナリティ 鈴村健一

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