2019年8月15日

“アウトドアダイニング 気仙沼” 遠洋マグロ漁師編 -2-


今朝は昨日に引き続き、宮城県気仙沼市で来月から行われる『アウトドアダイニング気仙沼』についてご紹介します。

「旅の想い出は、人との出会いと、旬の食」
皆さんもこの「人と食」に魅せられて、何度もそこに帰りたくなるような場所、あるのではないでしょうか?
この「アウトドアダイニング気仙沼」では、その「人や食」にフォーカス。旅人と漁師さん、料理人が1つのテーブルを囲んで “気仙沼が築いてきた、人と食の文化”についてディープに語りあう、野外ダイニングです。

テストイベントとして9月13日に行われるのが『遠洋マグロ漁師編』
ご自身も親戚に2人、遠洋マグロ漁師さんがいたという小野寺靖忠さんに伺いました。

◆「価値観の違う海の男達の話はすごく面白い!」
昔は2航海か3航海船でマグロ漁に行ってくると家が建てられたというぐらい漁師さんて儲かったんですよね。マグロが希少価値が高くて高値で売れたということなんですけど、今70歳ぐらいの団塊の世代の人たちが、若い頃、漁師だった頃は一回マグロ漁に行って帰ってくると、例えば(神奈川の)三崎港にマグロを上げるたらマグロ1本タクシーに積んでそのまま銀座まで行ったとか、そんな話も面白いよねと。価値観が全然違う。10ヶ月間ずっと沖にいてお金を使わない生活をしていると、1000円のラーメンでも1万円出しても食べたいんだよね、っていうような考え方なんですよね。なので我々と価値観の違う海の男達の話はすごく面白いんじゃないかな、と。旅行に行ってたまたま居酒屋で隣に座ったのがそういう人だったらいいけど、なかなかそんな機会もないと思うので、今回そういう漁師さん達と会えますよ!という企画をすると楽しいのかなと思って。
旬の食としてもちろんカツオやマグロだとか、メカジキとかマンボウとか、あとモウカノホシというモウカ鮫の心臓を、気仙沼の郷土料理で普通に刺身で食べるんですけど。その気仙沼の食材をスペインや南アフリカとかインドネシアとか、気仙沼と関係する国の料理とのコラボレーションという感じのフュージョンを作っていきたい。旬の食ということで今回遠洋マグロ漁師編をまずやりましょう、となったんですけど、これから冬になるにつれて今度は沿岸養殖漁師編を、牡蠣とかワカメが美味しい季節になってくるので、カキ養殖やワカメ養殖の現場を見ながら、その人たちと最後は一緒にご飯を食べる、というような食卓を届けられればと思っています。


…ディープな気仙沼に出会える、深く知るきっかけになりそうです。


★「アウトドアダイニング気仙沼」では、9月13日に行われるテストイベントに参加される方、2名様を無料でご招待します。
詳しくは、OUTDOOR DINING 気仙沼のfacebookをご覧ください。

明日も気仙沼の魅力、たっぷりご紹介します!

パーソナリティ 鈴村健一

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