2019年9月6日

阿蘇「地獄温泉」復興ファンド(2)


2016年の熊本地震と、その後の豪雨被害で大きな被害を受けた、熊本県南阿蘇の「地獄温泉・青風荘」。温泉施設の一部「すずめの湯」は今年4月に再開しましたが、施設全体の復興にはまだまだ資金が不足しています。

そこで、青風荘では現在、「熊本地震被災地応援ファンド」を通じた、寄付と投資を呼び掛け、被災地を長期的にサポートしてくれるファウンダーを募っています。目標金額は「3000万円」。
お話は、青風荘の河津誠さんです。


★「建物を取り戻したいのではない」
いま提供しているのは「すずめの湯」の日帰り入浴サービスのみですが、目標では2019年10月の上旬に、もう一つの泉源から注がれるお風呂「たまごの湯」「元の湯」の営業を再開したいと思っています。その後の目標は、食事をしていただけるような施設を2020年2月くらいまでになんとかしたい。4月には宿泊施設も作っていきたいと思っています。
だが、被災地に起こる建設価格の高騰が大きな壁で、そこを突破できるかどうか。大きく遅れる可能性も残したままの状態。僕らは、建物を取り戻すのが目的ではあるが、建物を取り戻したいのでなく、ここに来てくれるお客さんとの触れあいや、お客さんのためにお掃除をするとか、そういうこと全部を取り戻したい。それが僕らの元気になる。そのためにまずは建物の復旧を進めたい。
僕らが復興すれば、地域全体が元気になる。200年の間、僕たちは(南阿蘇という)地域のシンボルみたいな場所だったので、シンボルが元気になるとみんなが元気になる。そこまでなんとかいけば、この経験が次の被災地に必ず生きると思う。すぐに駆け付けるボランティアも大切だが、(被災後)2年後3年後の一番苦しいときに、大丈夫だよ、このように復興できるよ、と言える人たちが必要だと思うので、私たちが復興を遂げた後にはそこにも力を注いでいきたいと思っています。


地獄温泉は、地面から源泉が沸いたところにそのまま浸かれる、全国でもめずらしい温泉。江戸時代から200年以上、湯治場として親しまれてきました。震災後はモダンな温泉施設として生まれ変わりつつあります。現在オープンしている「すずめの湯」は着衣で混浴するスタイル。家族みんなで一緒にお湯が楽しめます。

ファウンダーには投資金額により、入浴券や宿泊券の特典もあります。詳しくは「熊本地震被災地応援ファンド」のサイトをご覧ください。

地獄温泉「青風荘」オフィシャルサイト

パーソナリティ 鈴村健一

メッセージ、ご意見、プレゼントご応募はこちら

TOKYO FM 特別番組 HANABI

「LOVE&HOPE〜防災ハンドブック2015」PDF版ダウンロード配信中

アーカイブ

  • いのちの森
  • Support Our Kid's
  • TOKYO FM
  • JFN