2019年9月9日

アレルギーっ子ママの防災ハンドブック(1)

地震や大雨などの災害時に“災害弱者”となるのは、お年寄りや身体に障害がある人だけではありません。「食物アレルギーを持つ人」も救援物資や炊き出しを食べることができず、大変苦労するそうです。

そんな中、いま話題を集めているのが、「アレルギーっ子ママたちが考えた防災ハンドブック」。今週はこの「食物アレルギー」の観点から見直した防災ハンドブックを特集します。

今朝はLFA JAPANの代表、大森真友子さんにこのハンドブックをつくったきっかけを伺いました。

◆「思った以上にアレルギー配慮の食べ物の支給はなかった」
2018年6月に大阪北部で地震があったんですけど、自分たちの活動エリアが被災して、またその前年から南海トラフ地震に向けて愛知県などがアレルギーを持つ人への防災の取り組みをしていたので、わたし自身が学びに行ったりしていたんですけど。いざ自分の地域が災害に見舞われたときに、思っていた以上にアレルギー配慮の食べ物の支給はなかったり、備蓄をしていない方もいたりという現状を知りました。それでなにかできないかと言っているうちに、2018年の西日本豪雨が起こって、広島や岡山あたりが大変な状況になって。さらに9月には北海道に地震があって、北海道でも同じよう避難所で配られるのがパンとヨーグルトしかなく、アレルギーを持つ人は食べるものがない、という状況が生まれました。炊き出しに食品の原材料表示が出ていないので、北海道だからラーメンが多かったが、小麦、卵、牛乳が入っているものしかないとか、西日本と北海道で同じことが起こっているなあと。それで、事前になにが起こるかを知って、自分たちで備えておかないとどの地域でも起こり得るなあと思って、そこで(災害で被災した食物アレルギーを持つ人たちを)わたしたち支援したものと、支援を受けた被災地の人たちの状況を一冊にまとめて、被災経験がない人に共有できたらと思ったのが、この冊子を作ろうと思ったきっかけです。


現在、10人に一人がなんらの食物アレルギーを持っていると言われています。「卵、小麦、乳製品、えび、かに、そば、落花生」これらが食物アレルギーを引き起こす7つの代表的な食品。

明日は「アレルギーっ子ママたちが考えた防災ハンドブック」、具体的な内容をお伝えします。

LFAのハンドブックがダウンロードできるサイト
クラウドファンディングのサイト

パーソナリティ 鈴村健一

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TOKYO FM 特別番組 HANABI

「LOVE&HOPE〜防災ハンドブック2015」PDF版ダウンロード配信中

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