2012年11月29日

11月29日「千葉県浦安市・液状化被害の爪あとを巡る問題(1)」

千葉県浦安市・高洲中央公園では、敷地内にある災害時のための貯水槽が液状化で使用できなくなり、マンホール部分が1メートル以上も浮き上がった状態になっています。
今月、震災被害を後世へ伝える目的で、これを「モニュメント」にする工事が始まりました。
この工事は昨年5月、浦安市の災害対策本部で市長をはじめとした行政関係者が決定したものですが、近隣住民の間で反対運動が続いています。
浦安市は「住民に説明はした」としていますが、今回お話を伺った、高洲中央公園のすぐそばに暮らす主婦の方は納得がいっていないようです。

◆住民の声が届いていない
 住民の意見を全く聞いていない。モニュメントとはどういうものか、作るべきかどうかをみんなで話し合わないといけないと思う。だけどそんなことを一度も聞かずに、こんな醜いものを残して欲しくない。
 ここでお子さんを遊ばせていた方が、目の前でこれ(浮き上がったマンホール)を見て、子どもがこの公園に来られなくなったという母親がいた。
 (マンホールが液状化で)にょきにょき出てきたらどうなってしまうんだろうと、すごい恐怖だった。クルマが乗っていたのがモコモコと上がって傾いていくのも見ている。水が出てくるところも。生々しいところを見たお子さんは強烈な印象があり、怖くて行かれないと言う。
 広域の避難場所でみんなが避難してくる。そこにこういうものをずっと残す。そんな危険な(印象のある)ところに避難しようという気にもならない。署名は総務部長が受け取って下さった。3700の署名はかなりの数だが、受け取ったからと言って工事の中断も中止もしませんと言う。結局、市は何が何でも計画通りにやる、意地でもやるという。住民の声を聞く耳は持っていない。すごく残念。ショックだった。



この反対住民の方々は、すでに2回、浦安市議会に工事の中止を求めていますが、いずれも否決されています。
9月には1500人以上の署名も提出しましたが、声は届いていません。
浦安市は、この「市議会の決定」を理由に工事を進めていくようです。


明日は、この問題に対する浦安市・行政側の回答をお送りします。

パーソナリティ 鈴村健一

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