2012年11月30日

11月30日「千葉県浦安市・液状化被害の爪あとを巡る問題(2)」

千葉県浦安市・高洲中央公園の液状化で浮き上がったマンホールを巡る問題。
この浮き上がったマンホールは昨年5月、浦安市がモニュメントにすると決定。
今月に入り工事も始まっています。
しかし近隣住民の間では反対の声も多く、今日の時点で反対署名は3000人分を超えています。

◆署名を集めた高洲住民の意見
 ここは災害用の耐震性貯水槽なのに、災害時は全く役に立たず使えなかった。1億2千万円もかけて作った貯水槽は震度6に耐えると言われていたが、震度5で壊れて浮いちゃった。市に検証すべきではと聞いたら「想定外」で終わってしまう。次の災害時に水はどうするのかと聞いたら、「ここに貯水槽は作らない。水は自助努力してください」と言われた。モニュメントを作り、防災意識を高め、食品やペットボトルを備えるようにという。ちょっとおかしい。どうしても後世に残したいなら、場所を移して郷土博物館などに置けばいい。それも含めて、納得行くような話し合いを。

◆浦安市の防災課への取材
 「震災を風化させず後世に残さないといけないとして、災害対策本部という本部会議で決定されている」
 ―反対の声を上げている住民もいる
 「反対意見もあるし、ぜひやってという賛成も多い。どちらかというと反対意見が多い」
 ―その対応は
 「口話、意見交換会はあり、随時モニュメントの設置について説明してきている。確かにアナウンスが足りなかったのはあるが、そういうことはやってきている」
 ―中止になることはないのか
 「工事は着工しているので無い」
 ―貯水槽が使われないまま、モニュメントにしてしまうのか
 「使えないままモニュメントにする」
 ―液状化で貯水槽が使えなくなったことへの検証は
 「やっている。基礎のコンクリートがありベルト止めしているが、それが切れてしまった」
 ―原因は分かっている。では他の貯水槽の対策はしているのか
 「していると思う。貯水槽だけじゃなく校庭や幹線道路は液状化対策をしている。液状化しない工法でやり直している」


「市への問い合わせは“反対意見の方が多い”」と市も認めています。
しかし工事は止まりません。
この問題を、みなさんはどうお考えになるでしょうか。

パーソナリティ 鈴村健一

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