LIVE REPORT

放送日時:2014年12月13日[土]
ゲスト:秦 基博

Information

2006年11月SG「シンクロ」でデビュー。透明かつ繊細でありながら力強さを併せ持つ歌声は"鋼と硝子で出来た声"と称され、圧倒的な歌の表現力と日常を切り取った抒情豊かなソングライティングで一躍注目を集める。「鱗(うろこ)」「アイ」などのロングヒットで幅広い層のファンを獲得。2010年10月発表の3rdアルバム『Documentary』はCDショップ大賞の準大賞作品にも選出され話題となる。2013年1月、通算4枚目となるオリジナルAL『Signed POP』をリリース。10月には初のセルフセレクションアルバム「ひとみみぼれ」をリリースし、TVCMソングとしても話題となった楽曲「Girl」は“2013 年間 USEN HITJ-POPランキング”1位を獲得。

2014年はSG「ダイアローグ・モノローグ」、そして、映像作家・島田大介氏とのスペシャル・コラボレーションライブ「Hata Motohiro Visionary live 2013 -historia-」のBlu-ray/DVDを連続リリース。約2年振りに開催されたアコースティックライブ『GREEN MIND 2014』(全国13会場17公演)は全公演ソールドアウト。8月6日(水)には映画『STAND BY ME ドラえもん』主題歌「ひまわりの約束」をリリースし、様々なチャートを席巻し話題になる中、10月29日に弾き語りによる初のベストアルバム『evergreen』を発売した。

そして、2014年12月24日には、既発のシングル「ひまわりの約束」に『映画「STAND BY ME ドラえもん」コラボレーションVer.』、『Original Ver.』、『 弾き語りVersion )』の豪華3バージョンのミュージック・ビデオを新たに特典DVDとして収録した『ひまわりの約束-Deluxe Edition-』を発売する。

ニューシングル「ひまわりの約束」
ニューシングル「ひまわりの約束」
¥2,000円(税込)


※詳しい情報はオフィシャルページをご確認ください。

「秦 基博 OFFICIAL WEBSITE」

http://www.office-augusta.com/hata/index.html

秦 基博 写真

LIVEレポート

ライブの様子

“ぬくもり溢れる声に包み込まれる幸せ”
それを深く感じさせてくれたKIRIN BEER“Good Luck”LIVE、
今回お迎えしたのは秦基博さんです。

10月の終わりに弾き語りベストアルバム「evergreen」を
リリースされた秦さん。
シンプルなものから、ライブでの収録音源、
ループマシーンで音を重ねた作品など、
秦さんならではの多彩な表現を味わえるアルバム。

今回のライブも、秦さんの豊かな表現にたっぷりと浸りました。
しかも、豪華なバンドバージョンで!
ドラム:河村“カースケ”智康さん。
ベース:鹿島達也さん。キーボード:皆川真人さん。
ギター:久保田光太郎さん。
秦さんは、もちろんアコギを抱えて。

ライブ・パート1。
“Girl”
美しいピアノのメロディにのって、
秦さんの声がふわり花開く。
まるで、桜が開花した瞬間のような。

羽根・天使・たんぽぽの綿毛・・・
やさしくて、やわらかくて、そして芯のある声に
まさに恋してしまう。

色々な楽器があっても凛と立つ声、
淡く、甘い歌詞に満たされる幸福感。

続いて、“グッバイ・アイザック”
2曲目でスタジオの熱気が溢れました。
イントロで、「ハーッ!」となるファンの皆さんの声。
自然と手拍子が湧いて。

秦さんの声は、とても不思議。
先ほどのGirlは、かすみのようなふわふわと浮遊感を感じるものだったのに、
この曲は、パワフルでどっしりとしている。

厚い雲が広がる空にも、一点の曇りもない空にも、
柔らかい陽射しが降り注ぐ空にも合いそうな、
どんなシチュエーションにもはまってしまう唯一無二の声。
全天候対応型。
さらに空を感じたと思えば、深海の中にいるような感覚にもなる。

この曲は「楽しさ」が宙を舞うようでした。

“言ノ葉”
キーボードのフワーッとした音から、
ギターがキリッと矢を放つ。

この曲でも、秦さんの声は表情を変える。
大きな傘をそっとさしてくれるような、やさしさ。
歌声から伝わってくる体温がたまりません。

ライブの様子

ライブ・パート2。
“ダイアローグ・モノローグ”

今年の春にリリースされたこの曲。
青空と雲のバランスが絶妙なジャケットが印象的で、
なおかつ、この曲のメロディーがその空にぴったり。
鳥だったら、この曲が繰り広げてくれる空を自由に羽ばたきたい。

そして、この夏リリースされて
きっとこれから歌い継がれていくであろう曲。

今年を代表する歌でもある
“ひまわりの約束”を。

そばにいてくれる大切な人のために、
自分に何が出来るのかなぁと。
そんな相手と出逢えたことの尊さを感じることは
とても当たり前だけど、本当の意味として実感することは
実は難しいのかもしれなくて・・・
でも、もう一回、その存在に目を向けて作った曲です。と、
この曲への想いを聴かせて下さいました。

いつもは弾き語りで演奏することが多いこの曲を
今回は、バンドスタイルで。

ギターをつま弾くイントロから既にグッときてしまう。
聴けば聴くほど、味わい深くて、大事にしたくなる歌。

どこまでも純粋で、温もりに溢れていて、
本当の宝物がどこにあるのか、それが何かを気付かせてくれる。


ライブ・パート3。
“鱗”
胸にキューッとくるラブソング。

本来なら広い広い会場で聴くメンバーによる演奏を、
このスタジオイリスで聴いていることの喜びを改めて実感。
調和がたまらなくて、抜群のメンバーによる演奏を味わえる
心地良さに浸りました。

最後は、弾き語りで。
“Dear Mr.Tomorrow”

秦さんのギターと歌声の力強さをストレートに感じる。
そして、秦さんの想いも真っ直ぐに響いてくる。
希望の中にも、今の社会に対するメッセージがしっかりと。
遠い未来ではなくて、明日という未来へ向けて語るように歌い、
伝えて下さいました。

あったかいハタマフラーに巻かれて、
包み込んでもらったような幸せなライブパーティ。
心に灯りがともるヒトトキ。
セロトニンが溢れるようなこの上ないライブを本当にありがとうございました!

ライブの様子

Set List

  • 1.Girl
  • 2.グッバイ・アイザック
  • 3.言ノ葉
  • 4.ダイアローグ・モノローグ
  • 5.ひまわりの約束
  • 6.鱗(うろこ)
  • 7.Dear Mr.Tomorrow
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