LIVE REPORT

放送日時:2015年1月31日[土]
ゲスト:SHANTI

Information

幼い頃から様々な音楽に触れてきたSHANTIは、小学生の時、聖歌隊で賛美歌を歌い、ミュージカルも経験。97年バークリー音楽院サマースクール留学帰国後、CMの作詞作曲、ナレーション、ライヴ活動等を開始。
そのソングライティングのセンスや歌唱力が多くのアーティストを魅了し、桑田佳祐、サディスティックミカバンド、CHAR、小林桂、TOKU、マリーン、TAKE6、小沼ようすけ、渡辺香津美、佐藤竹善、小松亮太など、名だたるミュージシャンたちと、様々な形でコラボレーションしてきた。海外のミュージシャンとの交流も多く、ピーター・アースキンや先日惜しまれつつ亡くなった故・ジョー・サンプルなど、名うてのプレイヤーたちと親交を深めてきた。2008年フランスで製作した「Share My Air」に続き、10年6月コロムビアより「Born To Sing」でメジャー・デビュー。配信アルバムがiTunesのジャズ・チャート1位を獲得するなど、発売直後から「SHANTI」の名とその類まれなるオーガニック・ボイスは、瞬く間に日本全国へ知れ渡る。翌年1月には2ndアルバム「Romance with Me」をリリースし、収録曲「Love matters」は結婚情報誌「ゼクシィ」のWEB CMで起用。同年7月に初のカバーアルバム「Sunny and Blue」を経て、同夏、初のヨーロッパツアー(ドイツ・ポルトガル・スペイン・フランス)を行い、最終日にはパリで行われたJAPAN EXPO 2011に出演し、大成功をおさめた。
12年2月には3rdフルアルバム「LOTUS FLOWER」をリリースし、連続でiTunesジャズ・チャート1位を獲得。レコ発全国ツアーも好評を博す。SHANTIの歌声に惚れこんだオランダ・ジャズレーベルのプロデューサーが、今までの楽曲の中からセレクトし、ヴォーカルをアムステルダムで録り直したアルバム『Cloud9』(全曲Remix)が同年12月欧州、13年2月に北米でリリースされる。また、日本オーディオ協会による「日本プロ音楽賞」にて優秀賞(1stアルバム)、最優秀賞(2nd アルバム) と連続受賞している。13年春にクリヤマコトとのコラボによる『Jazz en Rose』リリース



ニューアルバム『SHANTI'S LULLABY』

ニューアルバム『SHANTI'S LULLABY』
¥3,024円(税込)


■LIVE

『「SHANTI'S LULLABY」発売記念ツアー』

2015/02/15(日) 東京 丸の内コットンクラブ
2015/02/18(水) 大阪 ミスターケリーズ
2015/02/19(木) 名古屋ブルーノート

※詳しい情報はオフィシャルページをご確認ください。

「SHANTI 公式サイト」

http://columbia.jp/shanti/index.html

SHANTI 写真

LIVEレポート

ライブの様子

1月最終日。
前日には雪が降っていた東京ですが、
今日は、あたたかい陽射しが降り注いでいました。
それは、この方がKIRIN BEER“Good Luck”LIVEにきてくれたから・・・?!
お迎えしたのは、春に咲く可憐なバイオレットのような
紫のトップスに、お揃いのカラーのシュシュで髪をまとめたSHANTIさんです。

番組のコンセプトがホームパーティということで、
今日は、カジュアルな雰囲気で来ました。と。
そういう部分まで意識して下さっているのが嬉しい。

去年、大人のための子守唄をテーマにした
オリジナルとカバーで彩られたアルバムをリリースされた
SHANTIさん。

今回は、アコースティックギター:木原良輔さん
エレキギター:西山“HANK”史翁さん、ウッドベース:鳥越啓介さん、
ピアノ&キーボード:小林岳五郎さん、ドラム:鎌田清さんと
豪華なメンバーと共に、ライブパーティを開いて下さいました。

ライブ・パート1。
ニューアルバムの中から、SHANTIさんのオリジナル
“Beautiful”
ライブがはじまる前に、ラベンダーのミストをシュッとふりかけ、
スタジオがなんともリラックスするイイ香りに。

日常の何気ないことがとても愛しい。
そう感じさせてくれる優しい、そして、甘いLOVE SONG。
この太陽の光や緑の美しさに、大切な人と共に包まれる喜びを
感じさせてくれる。

SHANTIさんの歌っている時の笑顔に、こちらがドキドキ。

リッキーリージョーンズのカバー
“Company”

たっぷり、ゆったりとした演奏に
カラダが解きほぐされていきます。
魅入ってしまい、聴き入ってしまうその声、その音。

自分の宝物のようにカバー曲を大事に歌うSHANTIさん。

そして、再びご自身の曲を。
大人のためのLOVE SONG。
年を重ねた男女のLOVE SONGがあっても良いんじゃないかな・・・と、
ライブにいらっしゃる大人のカップルの姿を見ていて
生まれた曲なのだそう。

“Late”

ずっと待ってたんだから。
でも、遅れたことを許してあげるというその歌詞から思い浮かぶ、
男女のストーリーが楽しい。

スタジオにカップルで来ていたファンの女性が、
相手の肩に顔をふっとのせて、幸せそうに聴いてる姿が印象的でした。


ライブ・パート2。
SHANTIさんの代表曲を2曲このパートで。
“Wake Up To The Sun”

初期の作品「Share My Air」から。
それまで座って歌っていたSHANTIさんも、
立ち上がって、軽やかなサンバのグルーブに乗りながら。

陽射しがスタジオの中まで射し込んでくるような明るさ。
間奏では、踊りながらクルクルとステージを周り、
ファンの皆さんの手拍子もひと際弾んでいました。

ここにいる誰もが楽しくって仕方がない!という気持ちに。

続いては、“Love Matters”
アルバム「Romance With Me」より。
この曲もあたたかくて、愛に溢れている。
そして、SHANTIさんの高音の美しさに震える。
歌っているその口から、全身から
蝶々のようなハートが飛び散っていくのが見えるよう。

ライブの様子

ライブ・パート3。
メンバー全員の奏でるグルーヴの波が抜群に気持ち良い!
アルバム「Born To Sing」から
“Closing Time”

ずっとこのままループさせてほしいサビのフレーズに、
カラダが自然と動いてしまいます。
フキノトウやつくし、春を告げるものの中にSHANTIさんの歌声も加えたい。

最後は、ニューアルバム「SHANTI’S LULLABY」から
大好きだというスティングのカバー“Fields Of Gold”
SHANTIさんとアコギの木原良輔さん。
そして、途中からスチールギターのような音で西山HANK史翁さんが加わって。

しっとりと、ひとフレーズひとフレーズを丁寧に。
やわらかな風に吹かれているような心地。

幸せな夢を見た日の朝、思わずもう一度目を閉じて
その続きを見たくなるような気持ちになる
そんなSweetなライブパーティ。
至福のヒトトキでした。
SHANTIさん本当にありがとうございました!

ライブの様子

Set List

  • 1.Beautiful
  • 2.Company
  • 3.Late
  • 4.Wake Up To The Sun
  • 5.Love Matters
  • 6.Closing Time
  • 7.Fields Of Gold
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