KIRIN BEER "Good Luck" LIVE

9月がスタートしましたね。
東京は前日の雨から一転。
11階のJET STREAMの窓からは
澄み渡った青空が広がっていました。

そんな爽快な景色を前に
この日のゲスト、
三浦祐太朗さんも
「気持ちいいですねー」と笑顔になっていました。

開放感ある景色をバッグにした
三浦祐太朗さんのアコースティックライブ。

オリジナルの曲と
お母様である山口百恵さんのカバー曲、
7曲を披露してくださいました。



ライブパート1

CM中に
「ごゆるりと楽しんでくださいね」とお客さんに一言。
ギターが柔らかく入るとお客さんからは待ってました！というような手拍子が起こりました。

一曲目は『月になって』。

三浦さんの優しくてナチュラルな歌声がスタジオに響きます。
地声も裏声もやわらかい三浦さんの歌声に穏やかな気持ちになりました。

そのまま2曲目の『with』へ。
三浦さんの友人の結婚式に作ったそうで、
「赤い糸は決められていたのではなく、自分で結んだんだ！という思いを込めて」とおっしゃっていました。
なんとも素敵な思いが込められているんですね。
目をつむって歌う三浦さんと、
願うように手を組んで聞くお客さん。
三浦さんは言葉を大切に、お客さんに話すように歌っていました。
温かい空気に包まれていきました。

ライブパート2は
お母様、山口百恵さんのカバー曲を3曲。

三浦さんの表情がきゅっと引き締まって
雰囲気が変わりました。

『いい日旅立ち』
両手でマイクを握って呟くように歌い始めた三浦さん。
サビにかけての高音がとってものびやか。
スタジオに声が波のように少しづつ広がっていきました。

三浦さんの深みのある歌声に
お母様である山口百恵さんの姿を重ね合わせて聴いていた方々もいらっしゃったのではないでしょうか。

少しうつむいて間をとった三浦さん。
続いて『秋桜』。
優しく切ない歌声が心に染みていきました。
時間が止まったような、
静けさの中に
三浦さんの歌声だけが存在しているような気がして、どんどん吸い込まれていきました。

カバーの最後は
『さよならの向こう側』
三浦さんが心を込めて、想いながら歌っていることが表情から伝わってきました。
眉間にシワを寄せて、目をつむって、右手を頬に当てて、、

ビブラートが綺麗に伸びていきます。

大きな拍手に包まれました。

ライブパート3

『THE WALK』
アップテンポに変わり、三浦さんにも笑顔がこぼれました。

明るい雰囲気のまま
最後は盛り上がって『イトシセツナナミダ』。
ギターの石川さんと一緒に顔を見合わせて笑い合いながら演奏されていました。
大きな手拍子は最後まで途切れることなく続きました。

まさに名曲の数々を歌い継いでくださった三浦祐太朗さん。

全国で
色んな世代の方が、過去を振り返りながら、重ね合わせながら聴いてくださったと思います。

ゆっくりとうなずきながら聴いているお客さんたちの姿がとても印象的でした。

素敵な時間をありがとうございました！！