9/26 「FOO FIGHTERS来校!!!!」





M This Is A Call / FOO FIGHTERS
M Learn To Fly / FOO FIGHTERS
M Long Road To Ruin / FOO FIGHTERS
M The Pretender / FOO FIGHTERS
M センスレス / ASIAN KUNG-FU GENERATION
今日の黒板は後藤先生の一言自慢からスタート!
誰の初来日に行ったのかというと、もちろんOAされているこのバンド! 先週から告知していた通り、今週の特別講師はこの方たちです!
FOO FIGHTERS!!!!!
今までもOASIS、THE ORDINARY BOYS、THE VIEWなど、海外からも講師を招いてお送りした事があるアジカンLOCKS!ですが、今回はOASIS以来となるビッグネーム! いろんな歴史を紐解けばOASIS以上となるビッグネームといっても過言ではありません!
今回講師として登場してくれたのはデイヴ・とネイト・メンデル。ここで、簡単にFOO FIGHTERSを紹介すると、デイヴは元ニルヴァーナのドラマー、ネイトは元サニーデイリアルエステイトのメンバー。幾度もメンバーチェンジを繰り返して成長してきたFOOだが、この2人は結成時からのオリジナルメンバーとしてFOOを支えている。
ってことで、FOOの最重要人物2人がアジカンLOCKS! に講師として参戦! そしてそのFOO FIGHTERS特集に呼ばれてないのにこの講師も参戦!
喜多建介!!!
<FOOが好きすぎる喜多先生の超簡単プロフィール>
今や日本を代表するロックバンド・アジカンのギタリスト。大学時代はアジカンの活動と並行して、下級生を引き連れFOO FIGHTERSのコピーバンドとしても活動。FOOのコピバンで「ケンスケナイト」と呼ばれるイベントも主催していたが、そのイベントに本体のアジカンが呼ばれた事は一度も無く、FOOのコピーバンドは喜多先生にとってある種の「聖域」だったと言っても過言ではないかもしれない・・・。
そんなFOO大好きっ子の喜多先生が登場し、その喜多先生にFOOを教えた後藤先生とFOOの日本語訳担、当・山田先生を入れた3名でお届けします!
それでは、早速質問いってみよう!
(ちなみに今回の質問は喜多先生監修です)
Q:
昨年末、貴重なアコースティックライブを日本(新宿厚生年金会館)でもやってくれて、座って見るFOO FIGHTERSは曲が美しく、いつもよりとても親密な雰囲気で、新たな魅力を見せてくれました。
そのライブのMCでデイヴは
「これから日本に来る時は通常のバンドライブもやるし、こうしたアコースティックなライブもやりたいな。」
と言ってくれたのですが、いつかまた、ああいう大規模なアコースティックライブツアーをやる気持ちはありますか? 本当に我々ファンにとっては親密で特別で、満たされたライブだったのです。
A:
前回のアコースティックツアーは本当に楽しかった。
いろんな意味でチャレンジだったし、学ぶ事も多かった。それを通じて、今後は2種類のファンが増えていけば面白いなと思ってるんだ。今までのラウドなロックが好きなファンと、アコースティックな僕らに共感を持ってくれるファンっていう2種類のね。
そのためには2種類のライブショウが必要になるんだけど、先日ライブを見にきてくれたクライブデイヴィスにその話をしたら、彼は「その2つを分ける必要はない。2つの世界を1つにすればいんだ。君らならできる」って言ってくれて。だから今は2つのショウを1つにして、他のバンドがやらないようなショウを作り上げていければいいと思っているよ。
Q:
FOO FIGHTERSのPVはユーモアがあって笑えるモノが多く、大好きです。PVで、女装をしたり髪がツンツンのパンクスになったりしているデイヴは、「プロモーションビデオ作り」というものをどういう風に捉えてますか?
A:
けっこう自分たちで監督を務めたビデオも多いんだけど、昔はなぜか「女装」が大きなテーマとしてフィーチャーされてたんだ (笑)
もちろん曲にもよるんだけど、当時はコミカルな内容のビデオが求められる時代だったと思うんだよね。でもここ2作品に関しては、バンドが演奏している姿を映したものになっているよね。やっぱり自分たちの強みはライブだから、そこを見せていきたいと思うし、これからのビデオはパフォーマンスが主流になっていくんじゃないかな。
あと、もちろん女装もね。
女装の話が出たところで、その女装が有名なPVの曲をいってみましょう。
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| Learn To Fly
FOO FIGHTERS
( album There Is Nothing Left To Lose )
インタビューでも言ってましたが、初期のPVはホントにユーモア溢れるものが多い! もちろん最近の演奏風景を中心にしたPVもカッコイイ! 機会があればぜひ見て欲しい! |
では、続いてインタビューいってみよう!
Q:
前回のアルバムは2枚組という大作でしたが、そう考えるとその大作から2年というスパンは短いようにも感じます。これほどまでにあなたたちをアルバム制作に駆り立てるものって何で
すか?
A:
たぶんこんなにも仕事熱心になるのは、好きだからだと思うんだよ。この仕事を仕事と思ったこともないし、愛してるし楽しいからね。自分にとっては、作曲もツアーも情熱を傾けてチャレンジできるもの。だから、チャレンジ精神が僕らを駆り立てているんじゃないかな。
Q:
その情熱を傾けて作った今回のアルバムを楽しみにしていたファンに、どういった内容・サウンドのアルバムになったのか、簡単に解説をお願いできますか?
A:
曲は全部で12曲。
タイトルは「エコーズ・サイレンス・ペイシェンス・グレイス」。
ドライブ感にあふれたいわゆるフーファイターズ節なロックもあるけど、中にはみんなが驚くようなメロディックソングも何曲か入っている。そのバランスも含め、すごく洗練されたアルバムになったかな。もし前作を聴いたことがあるなら、その延長線上にあるようなアルバム。
もし1stしか聴いたことがないなら、「こいつらどうなっちゃったんだ?」って思うようなアルバムだと思うよ。
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| Long Road to Ruin
FOO FIGHTERS
( New album Echoes, Silence, Patience & Grace )
ニューアルバム「エコーズ、サイレンス、ペイシェンス・アンド・グレイス」からの1曲! FOO節炸裂の1曲になってるよね! |
Q:
最後に、番組を聴いているリスナーにメッセージをお願いします!
A:
僕(ネイト)からのメッセージは「SWING」。
これは、ロックの初級編で必ず習うべきことだよ。ロックには必ずSWINGっていう要素が必要だ。がんばれ!
僕(デイヴ)からのメッセージは「DIVERSITY」。
多様性とか、バリエーションに富んでるって意味だね。
誰にでも多様性ってのは必要で、例えば・・・音楽が好きだったらいろんな音楽を聴いて、演奏して、いろんなスタイルを試してみなきゃいけないと思うんだ。1つのものだけってのはよくない。いろんなものに興味を持って、自分だけのスタイルを確立していってくれ。

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| Pretender
FOO FIGHTERS
( New album Echoes, Silence, Patience & Grace )! |
この言葉! スゲーいいこと言ってるよ!
しかもこんな大物バンドが黒板にメッセージを書いてくれるなんて奇跡! ロックキッズならずとも、SOL生徒諸君はこの言葉を胸に刻み付けろー!
今回のFOOFIGHTERS来校を節目にアジカンLOCKS! は3年目に突入します! 3年目もヨロシク!!!
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