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5/15 「初恋」  今回は新曲についてのメッセージから紹介！！
ということでさっそく新曲「初恋」のフルコーラスオンエアー!!!   小 出：この『初恋』は映画『図書館戦争 革命のつばさ』の主題歌になっておりまして、アルバム『新呼吸』以来の新曲になるんですけども……。今回、図書館戦争の主題歌に決まったのは僕が直談判したんですよ。図書館戦争の映画がやるっていうのが、本屋さんに積んである文庫版の帯に書いてあって、『あ、映画やるんだ』と思って。うちのバンドは『changes』っていう曲がテレビ版の図書館戦争のエンディングテーマだったので、その流れで「今回もう一回やらしてください」って言って。もともとエンディングには全然違う方向、少なくともバンドじゃない方向で探してたらしいんですけど、直談判で「じゃあそれはもう是非」っていうことでやらさしてもらったんです。  小出先生が熱く語ります。 小 出：自分からやる！って言ったのに結構ハマっちゃって (笑) 今回のその映画になっている部分って原作で言うと全四巻の四巻目のエピソードになってまして、図書館戦争のいわゆる完結編にあたる部分の曲になるので、とにかくその第四巻のスケール感とこれまでやってきた事全部終わらす感じの流れ。 関 根：そうだね。 小 出：で、あと終わり方がそこまでやるかっていう終わり方をするんですよ。なのでその後に流れる曲ってなると映画のスクリーンで聴くことになるし、シリーズの完結編でもあるし、『changes』みたいな感じはあんまり思い浮かばなかったんですよ。どうしようかなと思いながらもそれと同時に『新呼吸』の後の初めての新曲になる。だからもうそのバランス感ですよね。 関 根：なるほどね〜  小 出：その映画の主題歌としても成立しなきゃいけないし、あとはもうBase Ball Bearの新曲として出して恥ずかしくない曲にしなきゃいけないな、と思ったので、なんかそのバランスが結構スケールのでかい2個の目標だったんで、それにすごい苦労しましたね。どこまで劇場対応の曲にしつつもBase Ball Bearの新しいモードも見せるか、みたいな。それが厳しかったですね。 関 根：うん。 小 出：『新呼吸』以降曲作ってのこれだったらまだ良かったかもしれないんだけど、いきなりのこれだったんで (笑) 久々の曲作りで。  堀之内：初っぱながこれだからね (笑) 小 出：結構やられちゃいましたね。すげーハマっちゃって。 関 根：うんうん。 小 出：で、曲ができるまで時間かかっちゃって、バンドでリハやる時間とかも結構削られて (笑) 関 根：そうだよね〜 小 出：それでももうなんとかかんとか作って、さらにその後、歌録りの時までに歌詞書かなきゃいけなかったんだけど、俺がどうしても歌詞書けなくて。 堀之内：うん。 小 出：歌録りの当日になっても実は歌詞書けなかったんですよ。僕こんなこと今までなくて、一度も。当日に歌詞書けないなんて今まで一度もなかったから、相当テンパっちゃって。 だけど翌日には曲を仕上げなきゃいけないんですよ。っていうのも予告編に使うためにどうしても曲が間に合わせなきゃいけなくて。で、なんとか作りきったんですけど、ただやっぱり僕としては歌詞にどーしても納得いってないところがあって、予告編に使われてるところはそれでいいなと思ってたんだけど、そこに向かうまでの歌詞が全部気にいってなくて。  関 根： (笑) 小 出：だからもう「全部書き直させてください！」ってディレクターに言って、そしたら映画の製作サイドに確認とってもらって、「もっと良くしたいって言ってくれるんだったらそれはもう全然やってください！」ってことで。本当にご迷惑をおかけして… 堀之内：でもうれしいことだよね。 小 出：直談判してまでやらさしてくれって言って曲があがらなくてすみませんって (笑) 堀之内：ホントにありがたいことですよ！ 関 根：すごいよねー  小 出：どんだけ懐深いんだ、と。そんなこんなでなんとか歌詞も書き直して、音が完パケした時点からさらに１ヶ月後にもう一回歌を録り直して、さらに音もより深く詰め込みまして、ついこの間完成したんです。劇場は劇場用のマスタリングがあるのでそこも含めて楽しんでもらいたい。スクリーンで聴くとより面白いんじゃないかと思います！ ということで新曲「初恋」についての想いを小出先生が熱く熱く語った、今回のベボベLOCKS! 生徒のみんなも「初恋」そして映画「図書館戦争 革命のつばさ」を是非見て「初恋」を聴いて、感想をどしどし送ってね！！ 登録は携帯から  M-1 初恋 ／ Base Ball Bear |