* 放 送 後 記 *

小出祐介×遠藤舞


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今回のベボべLOCKS!は小出先生一人で登場!なぜかというと……

小出「今日は訳があって僕一人なんですよ。じゃあ僕がこの間大腸の内視鏡検査をした話をしますかね(笑)めちゃくちゃ恥ずかしかったし、めちゃくちゃ痛かった。そういうストレスとかが大腸とかに来る歳になったっていうことなのかなー。でもね、今日ちょっと待ち合わせしてるんですけど、そろそろ来るころかなー。」

《ガラガラ……》


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遠藤「SCHOOL OF LOCK! の生徒の皆さん!こんばんは!アイドリング!!! 3号遠藤舞です!」

小出「まいぷるさんがベボべLOCKS!に来てくださいました! ありがとうございます!」

遠藤「こちらこそありがとうございます!」

小出「まいぷるさんこと遠藤舞さんはアイドリング!!! のメンバーでもあるんですが、7月31日、遠藤さんのお誕生日にソロデビューをしたということで、おめでとうございました!」

遠藤「ありがとうございます。」

小出「発売してから時間がたってしまいましたけど、その曲を僕が書かせてもらいまして、そんな話をしようかなと思いまして、お呼びしました!」

遠藤「言うても今日、2回目ですけどね。お会いするの(笑)」

小出「2回目ですね(笑)CDに入っているドキュメントがあったじゃないですか。DVDの。あれで『 小出さんの印象 』みたいなのも、全然知らねぇんだけどっていう(笑)知らない前提の喋りでしたもんね。」

遠藤「しょうがないですよね。あれはね(笑)」

小出「そんな感じでお会いするの2回目なんですけどね。僕はまあそもそもアイドル
好きなんですよ。結構言われてるんですけど。」


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遠藤「ツイッターとかでもアイドリング!!! のこととかを書いてくださってるのは知ってました。」

小出「アルバムの『 SISTERS 』が凄いよかったっていう話を雑誌とかで言ってて、ツイートとかもしてて、実際アイドリング!!!も凄い好きで、番組もオンデマンドで見てますし。」

遠藤「ありがとうございます。」

小出「前に初めてヒャダインさんと会ったときに、それも雑誌の対談だったんですけど、その時にアイドルで歌上手い人誰?っていう話になって、二人とも「遠藤舞さん」って言ってたんですよ。」

遠藤「すっげー! 嬉しい!」

小出「二人とも「まいぷるはマジ凄い!」って話してて。そこで「横山ルリカさんも凄い。アイドリング!!!のあの二人は凄い」って話をしてて、そしたらその後にヒャダインさんがルーリー(横山ルリカ)さんの曲書いて、で僕が遠藤さんの曲を作って。」


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遠藤「なんか運命的なものがありますよね。でも小出さん最初っから決まってたわけじゃないですか。それが凄いなって思って。」

小出「たまたまなんですけど。遠藤さんの今回のプロジェクトの中に嵐田光っていうコピーライターの方がいて、嵐田さんがもともとやってたバンドと僕らが昔対バンしてて、それが10年くらい前ですかね。下北沢のライブハウスで一緒に出たりしてて、そこから飲み友達になって、今普通に仲がいい友達なんです。それで嵐田さんが今回遠藤さんのプロジェクトにかかわることになって、「あれ?小出君まいぷるさん凄い好きって言ってなかったけ?」って言って話が来たんですよ。」

遠藤「へぇ〜」

小出「率直にどうでした?最初曲聞いて。」

遠藤「私実は先に曲を聴いて、どなたが書いてくださったかを聞いてなかったんですよ。曲だけ聞いて「どう?」って聞かれて。「私この曲好きです。」って第一印象で思って言ったら、「実は小出さんが作ってくれて……」って感じだったんで、小出さんすげーなって曲聞いて思いました。」

小出「ありがとうございます。」

遠藤「それが第一印象でした。」

小出「歌ってみてどうでした?「Today is The Day」という曲は。」

遠藤「難しかったです。」

小出「歌いまわしが。ちょっと難しいですよね。」

遠藤「ちょっと難しかったです。」

小出「僕も曲作るときの手癖があって、他の人が歌いにくい手癖なんですよね。自分の手癖だから僕は歌ってて全然大丈夫なんだけど。今回実はちょっと分かりやすくしたつもりだったんですけど、結構低いところから高いところまで行くし。」

遠藤「ファンの方からも難しそうだねーって言われて(笑)「カラオケで今日歌ってみました」ってツイッターで書いてくださる方がいて、「でも難しくて歌えなかったです」って方がいらっしゃったんで、やっぱりそうなんだって(笑)」

小出「でもバッチリ歌えてました。」

遠藤「いやいやいや……」

小出「CDに入ってたDVDで言ってましたけど、たぶん遠藤舞プロジェクトの一つとしては遠藤さんに詩と曲を書いてもらいたいんだと思うんですよ。僕それ本当にあってるなと思って、それ絶対やった方がいいですよ。作ってないんですか?」


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遠藤「まだ……」

小出「やった方がいいですよ。どんどんやった方がいいです。湧いてくるタイプでしょ?」

遠藤「湧いてくるタイプなんですけど、意味はないんですよ。それ自体に。深い意味は全然無くって、私ツイッターをやってるんですけど、歌詞もそうですけど、一曲やるとして歌詞も長いじゃないですか。それをやるとして、一個の文のまとまり、ストーリーにしなきゃいけないのかと思うと難しいなーと思っちゃって。」

小出「確かにそうっちゃそうですね。」

遠藤「原稿用紙何枚分も言葉浮かぶかなーって思うんですけど、どうしたらいいですかね?」

小出「いやでも自分の中に種があるかってことが一番重要じゃないですかね。たとえば好きなことでもいいし、楽しいことでもいいし、言いたいこと、腹立ってることでもいいし、これだけは人に言っておきたいんだよねっていう。何でもいいんですよ。それが要はゴールだから。曲の中でそれが流れていればいいだけなんで、後はそこにどうやって肉付けしてくかっていう。もうお皿は決まってるので上に何を盛るかですよね。あと、曲って小説じゃないから、“詩"はポエムですけど、“歌詞"は「言葉に司る」で歌詞じゃないですか。これ微妙に意味が違うんですよ。ポエムはあれで完結してなきゃいけないけど、歌詞は歌うための言葉だから必ずしも一個一個が意味を持ってなきゃいけないってことではないと思うんですよ。あるワンフレーズがメロディと共にイメージになってたりとかするから、文章で完結させるってことよりも、歌って自分が気持ちが乗るとかそっちの方が重要かもしれないですね。」

遠藤「なるほどね〜。いいこと聞いちゃった。」

小出「でも曲も書けるでしょ、絶対。」

遠藤「どうですかね。」


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小出「ピアノは弾けるんですよね?」

遠藤「はい。ピアノは。寝る間際とかウトウトした瞬間に全然知らない曲とか流れてきて、この曲知らないって思った時に吹き込んで、それで起きてちゃんとピアノで左手でコード付けて……ってそれがいつかCDになる日が来たらいいな、みたいな。」

小出「超いいですね。それができるアイドルって今いないんじゃないですか?」

遠藤「じゃあ先駆け人になれるように。」

小出「急いだ方がいいですよ!」

遠藤「それこそこの放送聞いたら、私が先に!って人がいるかもしれないですからね。」

小出「第一人者になってもらいたいですね。」

遠藤「なりたいですね。頑張ります!」

小出「後、行く行くアルバム作るってことになったらもう一曲書かせてもらっても……」

遠藤「ぜひぜひ! お願いしますそのときは!」


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小出「というわけで、そろそろお時間です!今日は、アイドリング!!!の遠藤舞さんをお迎えしたベボベLOCKS! でしたが、この学校は10代の生徒がたくさん聞いていてくれています。最後にまいぷるからも、10代のみんなに向けたメッセージを"黒板" に書いていただきたいと思います!」

遠藤「私の座右の銘的なものでもいいですかね?」

小出「全然いいと思いますよ。」


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遠藤「……はい。出来ました。『 なるようになる 』」


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小出「いいですね。レットイットビーですね。なるほど。これがまいぷるさんの・・・」

遠藤「座右の銘です。私も10代のころとかって、かなりナイーブな子っていうか、根暗ですし、友達も少なかったですし、かなり思いつめちゃうというか、あんまり悩み事とかがあっても人に相談しなかったり詰め込むタイプだったんですよ。でもそういう風に悩みがあったとしても結局悩まないでいてもその悩みについてあんまり考えないでいても時間は一定方向に流れていっていつしか忘れちゃったりとか、あのとき悩みに対して悩むという時間を使わなくて良かったなって最終的に思うことがあって、そんなこと悩んでても結局解決しなかったし、無駄な時間使わなくて良かったな〜って思うことが結構あるので、それこそ時間に身を任せてればなるようになっちゃうよってことです。」

小出「確かにそれって大人になってそれって気づくかもね。10代の時って意外と「なるようになるさ」って言われてもそんなことねーし、って思っちゃうよね。」


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遠藤「将来心配とか思っちゃうじゃないですか。」

小出「意外と大人になってみるとなるようになるんだよね。結果論かもしれないけど本当にそういうことですよね。」

遠藤「私も高校3年生の時、専門学校に行くことが決まってたんですけど、そのタイミングでアイドリング!!!が決まっちゃったんで、専門蹴った訳ですね。要は行きたい道に行けなかったんだけど今こうやって楽しい時間を過ごせてるからあの時やりたいこと選ばなくてもなるようになってるなって、今まさに。」


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小出「これを聞いてる10代のみんなも今は不安かもしれないけど行く行く大丈夫だよ、と。」

遠藤「そうそう。なるようになるからいいよ(笑)軽い感じで。」

小出「そうですね。今日はまいぷるさんありがとうございました!」

遠藤「ありがとうございました!」


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ということで今回はアイドリング!!! の遠藤舞さんに来ていただきました!!
遠藤さんのソロデビュー曲「Today is The Day」もぜひチェックしてみてくださいね!

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