11/22 「supernova」

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明日は何の日?
勤労感謝の日。国民の祝日です。
そんな訳でいつもの科学の講義も、今日はお休み。
いつもメンバー全員揃って賑やかな教室が、今夜はちょっぴり静か。
教室には藤原先生とそして、SCHOOL OF LOCKの道徳担当・海賊先生。
授業は休講、2人の先生が連れ立って揃って共に・・・。
六本木に繰り出す !?
いえ、うそです。
今日は『supernova』リリース前日。
じっくりじっくり。語りたいと思います。


「みんながsupernova。キミも、ボクも、みんな超新星なんだ」

超新星。supernova。
新しく生まれた星のことを新星という・・・。
であれば超が付く新星!どんなに新しい星 !?
と思いきや、星が終わるとき・・・最後に膨大に輝く現象のことを超新星爆発と呼ぶらしい。
子供心にそれを知ったとき、すごくすごく驚いた。

僕らにはきっと、超新星現象が始まって初めて知る星がある。
ずっとそこにあったのに。
最後に思いっきり瞬く超新星に、ようやく気付く。
地球から見てるってことは、何万年、何千年前の爆発で、今、その星自体はとっくにないってことになることになるのかもしれないんだけど。

転校して近くにいなくなった友達。
家族やペット。
ずっとそこにいたのに。
いなくなってから初めて大切さに気付くことがある。

これって超新星方式?
既にないのに。あとになってから分かることもあるのか・・・。
なんて切ないんだろう・・・。

だけど実は、みんな生まれた時から「超新星」だったりするんじゃないかな。
みんながみんな、空に広がる無数の星のひとつで、どんなに平凡に見えたって・・・、1個1個、太陽の数億倍の輝きを放ってる。
その時その時、すごい輝きを放ってる!

限界とか終わり・・・、それがあるものを一番信用出来る!
限界があるからそこまで、何だってやってやろう!と思える。
何だって出来る。
「限界がない、終わりがない」・・・。
そんなこと言っちゃうと逆に寂しくなっちゃうよ。
僕らが生きているのはきっと、自分の限界を分かっててそれを精一杯に生かしながら、精一杯に生きようとしている世界。

ラジオの前のみんなも、僕自身も。

M-1 supernova /BUMP OF CHICKEN