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チャマ)やましげ校長、やしろ教頭、そしてSCHOOL OF LOCK!の生徒のみなさん!せーの・・・
全員)BUMP OF CHICKENです。
チャマ)オマエたちの先輩、SCHOOL OF LOCK!留年生の直井由文だ!
ヒロくん)同じく留年生の増川弘明だ!
秀ちゃん)同じく留年生の升秀夫です。
藤くん)最近あまり学校に出していません、顔を。
ヒロくん)その倒置法、スゲーな(笑)
藤くん)科学の講師、藤原基央です。どうも。
チャマ)僕らのシングル・カップリング集『present from you』、このアルバムの話を少しの時間ですが、したいと思います。
3人)ありがとうございます!

チャマ)では、いろいろと問答をしていきます。まずは秀ちゃん。カップリング集を出すのが昔からの夢だったとか、そうじゃなかったとか。詳しく教えて。
秀ちゃん)そうなんです。カップリング集を出すのが、昔からの夢でした。いつからかっていうと・・・そうだな20世紀の後半くらいかな。僕らが「ランプ」を出したときです。
チャマ)インディーズ時代の初シングルですね。
秀ちゃん)いや、そのときはまだ考えてなかったかな(笑)。やがて、「ダイヤモンド」だして、「ラフ・メイカー」を演ったりしてね。
チャマ)「ラフ・メイカー」は「ダイヤモンド」のカップリングですね。
秀ちゃん)そうやって、ライブでもカップリングの曲を演っていくわけですよ。でもね、お客さんの中には、この曲知らないなって人もいてね。「新曲ですか?」って聞かれたり(笑)。まぁ、そういうこともあって、いつかカップリングの曲たちを日の当たる場所に出してあげたいな、という気持ちがあったわけですよ。そして、このタイミングでちょうどアルバムになるくらいの数がたまった。

チャマ)今まで“シングルと対をなす”といわれてきたカップリング曲じゃないですか。リード曲のベストカップルとして存在する、と僕たちは言い続けてきたわけですよ。それを、なんでバラバラにしてまで、1つのアルバムにまとめる必要があったのですか?そして、1つのアルバムにまとめてみて、何か思うことは?
秀ちゃん)今まではね、2つで1つみたいなところがあったけど、1曲ずつ楽曲が独り立ちしたところで聴いて欲しいな、という思いはあります。『present from you』をアルバムとして楽しんでもらいたいということですね。
チャマ)俺は買った人にしか味わえない何かがあると思います。それは、本当の心の意味でも、物理的な意味でも(笑)。「プレゼント」って曲もだし、リマスターってこともありますから。これ以上は言えません!

藤くん)増川くん、この新録曲の「プレゼント」についてですが。そもそも、カップリング集に新曲を入れようってなったのは、なぜですか?
ヒロくん)俺はなぜかってトコまでは分かんないけど。藤くんが“匂わせてた”よね。
藤くん)逆に俺が答えるべきだったか(笑)。まずは、このタイミングで出そうと思った経緯から話さないといけないんだけど、僕たちにとって28歳(※)っていう数字が特別なものだったんですよ。それは前回のアルバム『orbital period』のときにたくさん話しましたから、ここでは割愛します。(※BUMP4人が『orbital period』を発表したときの年齢)
チャマ)周期のことだよね。
藤くん)28の周期については俺、1時間くらい話すからね(笑)。そう、それでタイトルを決めてたんですよね。タイトルが先に『present from you』って決まったんですけど、昔「プレゼント」って曲を書いたなっていう記憶が残ってたんだよね。プレゼントって曲がどんな曲かといいますと、実は過去に発表されてる曲なんです。
ヒロくん)それは昔から応援してくれているファンの人にとっては、「そんなの分かってますよ」ってなるのかもね。
藤くん)『THE LIVING DEAD』という2枚目のアルバムに「Opening」と「Ending」という曲があったんですけど、要するにそれが「プレゼント」という曲なんです。合体して1曲にして、さらに未発表の部分もあるんだけどね。みんなはどう思った?
チャマ)俺たちは度肝を抜かれたよ。これが当時の世紀末少年が書いた曲なのか、と(笑)
藤くん)やることが分かってたから、すぐに書けましたね。まずプレゼントって曲ができたんだけど、アルバムのオープニングとエンディングの意味を果たして欲しいから、これじゃあ長すぎるって、冒頭と最後の部分を使ったわけです。そのときのノートが残ってたんですけど、「K」とか「リリィ」とかも、同じノートに書かれてましたね。9年前に書いた曲なんですけど、一度僕は3人に言ったんですよ。あの「Opening」と「Ending」は実は1曲になるから、ライブで演りたいんだって。
チャマ)ハッキリと覚えてます。
藤くん)じゃあ、改めて録音してみてどうだった?
チャマ)まず音がイイ!(笑)そして、改めて俺たちの歴史が分かるアルバムになりましたね。1発目の「ラフ・メイカー」のミックスを聞いたとき、俺たち「ブッ」って吹いたじゃん?なんじゃこれ?って(笑) でも、それがだんだんと進化してきて、自分たちのやりたいことが分かるようになってきた感じですね。曲順もレコーディングした順になってるし。
藤くん)升くんはどうですか?
秀ちゃん)本当に9年前の世紀末少年と演ってるみたいで楽しかったですね。今に繋がってる感じです。そのときは分からなかったけど、今は分かるってことがある。だから表現するために必要な9年間だった。
チャマ)だって、ブリッジの部分とか、当時の俺たちにしてみたら訳が分からないと思う。
藤くん)あのブリッジは、当時まだ転調を覚えたてで、さっそく使われてるんだよね。ヒロはどう?
ヒロくん)この曲はツアー中だったってこともあり、録ってすぐにライブでも演ったという、数少ない曲だよね。
藤くん)僕個人的には、9年前に書いた詩ですけど、感覚的には、昨日書いたような曲が並んでいるんです。けど、選ぶ言葉が若いなって(笑)。9年前は1人作業だったからね。曲作ってスタジオ入ってアコギ弾いて終わり、みたいな。それが今回は4人の共同作業になったからね。当時、1人で作った曲をみんなで作るみたいな感覚は新鮮だった。当時は寂しかったな、アレンジは頭の中にあったんだけど。
チャマ)でも、当時だったらアレンジの説明を言われても本気で分からないよ(笑)
藤くん)まあ、今日はいろいろと話をさせてもらいました。それでは、アルバム『present from you』から聞いて下さい。せーの・・・

全員)「プレゼント」


ジャケ写 1st シングルカップリング集
『present from you』収録曲