SCHOOL OF LOCK!×flumpool 武道館LIVEリスナー警備員募集!!
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10月23日18:30、武道館はflumpool史上初の武道館ライブを心待ちにしている人達で埋め尽くされていました。
私は警備員という役目にかなり緊張…目の前は良く見えず、手はブルブル震えてる…
今日こんなんで大丈夫か!? なんて思いながら、19:00、開演の時間。Uncloseツアーではもうお馴染みになっていた一生警備員の生の声での前説があるのかなーなんて思いつつ、今日はどんなライブをしてくれるのかという期待もこめ、始まる時を今か今かと待っていた。私はメモのスタンバイ!

19:02、予想は見事に外れ(笑)。開場が暗くなったと同時にステージの上のスクリーンに映し出されたのは、大山田 源次郎(要するに一生警備員が変装したキャラ)の姿! ここで笑いをとった。…と思う。そして映像が消え、ステージに目を移すと、Opening actのWEAVERの姿が! いつの間にいたの?! と少しビックリ。一曲目は「トキドキセカイ」。音が光っているようでとってもいい。 Vo.杉本さん「flumpoolのOpening actができてとても光栄です。最後にこの曲をやろうと思います。聞いてください、白朝夢」 夢の中のようなメロディが終わって、メンバーが帰っていく。

会場にはキーボード担当のサポートメンバー、優しい優しい高藤 大樹さんと作ったというメロディが流れて、それに合わせて会場が手拍子をする。すると手拍子に応えるようにflumpoolのメンバー+サポートメンバーがステージに上がり、会場には割れるような歓声が響き渡っていた。断言はできないけれど絶対何か割れた。いや、少なくとも何か揺れたはず…
隆太警備員の「みんな準備は良いか?」という言葉とともに "花になれ" のメロディが会場を "優しく包んで" いく。客席を見渡してみると、みんな "笑" い、感動のあまり "泣い" ている人もいる。(一応歌詞にあわせてますっ。)

そのあと曲は388859、メリーゴーランドと進んでいった。私は思わず鳥肌が立っていた。気持ち悪くて…じゃなくて、演奏が素晴らしくて (本当に!)

一生警備員「ちょっと言わせて頂いて良いですか?…ライブハウス武道館へようこそ!」
隆太警備員「この体型でBOOWYの氷室さんの言葉を言ったらダメ!」

と今日のコントの様なMCも、カミカミ具合も(笑)絶好調。武道館が笑いで満たされ、温かーい空気になる。
"calling" では温かい空気が一変し、熱気が満ちてくる。もう汗が止まらない! パニック!
"LOST" の演奏中には一生警備員がグッと前に出てギターを弾いたりして、カッコい〜いパフォーマンスをしてくれた。

LOSTが終わって隆太警備員がメンバー紹介。まずサポートメンバーの高藤さん、真柴さん、flumpoolのメンバーは子供の頃の写真を使い誠司警備員 (指名手配犯みたいだった!)、元気警備員 (小学校の卒業式なのに半袖短パン姿…) とスベりながらもしっかり笑いをとった。さすがはイケメン隆太警備員!さて次は私が個人的に楽しみにしていた一生警備員の紹介。

隆太警備員「これまでのツアーではね、本当にひどい事をした。反省してます。だからね、今日は選りすぐりの写真を持って来ました!」

といって3枚の写真が順に映しだされた。その写真は子ブタ、トド、カバ…ひどいイジられよう…そして最後に映された写真は本当の高校時代の一生警備員。なのに会場は大爆笑! 私も結構ツボでした。 
一生警備員の紹介で使われた動物の写真は子ブタ、トド、カバの3枚なのに、「俺の紹介には動物の写真4枚も使って」と一生警備員自身が…それは本当の自分の写真も動物の写真と言っている事と同じです。つまり自滅です。
flumpoolのライブは演奏だけでなくMCが楽しいのも見どころだと私は思っています。続いて一生警備員がメインボーカルを務める "タイムカプセル"。かなり良い声で歌でした。
曲は未来、春風と続いて、やさしいメロディが響き渡り、隆太警備員の歌声の良さが伝わってくる。本当に良い声! 惚れてまうやろ!

春風が終わって、会場が静かになった。するとflumpoolが笑いを取るならこっちも受けて立つと言うように、「げーんきくーん!!!」と男性の太い声や「元気さん元気〜?」と言う女性の声が沈黙を貫き笑いをとった。

「武道館でライブをして夢が叶った。だけどもっと沢山の人にもっと感動を与えたい。」(名言!)

そんな隆太警備員の言葉に続き、武道館を夢見て活していたインディーズの頃にやっていたというハイドレンジアを披露。
アップテンポで元気の漲ってくるこの曲を聞いたことのある人は多くはないはず。けれどそんなのはもう関係なし! 元気警備員の歌声も披露され、オーディエンスはもうノリノリ。隆太警備員も台の上に乗ったりして、メンバーもかなり楽しんでいるように見える。曲はMW〜Dear Mr.&Ms.ピカレスク〜へと続き、カッコいい音が流れると同時に武道館はもう秋とは思えない夏の様な熱気を帯び、それに連動するように「夏Dive」へと続く。( "夏" だけに。)この時点でもう盛り上がりは普通の人が言う最高潮を超えた。言いたいことは今この会場にいる人はflumpoolの演奏のおかげで普通じゃなくなったってこと(笑)

すると隆太警備員はギターを置き、マイクをつかみ、ステージを自由に移動しながらのびのびと「Hello」を歌う。聞きほれちゃいます(^w^)隆太警備員がマイクを持ったまま、曲は「labo」へとうつり、オーディエンスは凄い歓声をあげた。今度は断言する、何か壊れた! 信じれば何でも壊せます。

一生警備員と元気警備員はお互いの場所を入れ替え、思いっきり前に出て演奏している。そういえばさっきからよくメンバーが誠司警備員の事を見ているような…頼りにされてるんですね(笑) そんなテンションMaxの状態に加え、次の曲は「星に願いを」。もうテンション上がり過ぎで倒れてしまいそうです。


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走るようなメロディが円形の武道館を駆け抜け、オーディエンスを巻き込んでいく。しかしライブもそろそろ終わり。楽しい時間はやっぱり速く流れる。速すぎて私はメモなんかとっちゃいられない!!!
隆太警備員の「僕らが想像もできないような辛い事もあると思うけど、できるだけ笑顔でいて下さい。」というかっこいーい言葉と壮大なストリングスで始まったのは、"Over the rain〜ひかりの橋〜"。「夢だけを信じ歩いて行こう」というとても前向きな曲だと思います。

そしてアンコール、一生警備員だけがステージに上がっきた。そう、Unrealツアー、Uncloseツアーと披露してきた "キミイロ"、しかもfinalを歌うとのこと! 私はこの曲大好きです。
一回通して聞いてみたい! 演奏が終わると、ステージ左手から大きなハリセンを持った誠司警備員の姿が!!! 一生警備員が叩かれる! と思いながら見ていると、まさかの展開、一生警備員は誠司警備員が振り上げたハリセンを手で止めた。ただ、「来るのは分かってた」と言っている一生警備員の後ろに大きい缶を持った元気警備員の不審な姿が…"ゴ―ン!" とやっぱり元気警備員に叩かれた! とことんイジられる一生警備員…私が言うのもどうかとは思いますが、しょうがないです。一生警備員はきっとイジられやすい星の下にに生まれたのでしょう…

とここでflumpoolから重大発表が。なななんと! なんとなんと! その内容はフルアルバムリリース決定と全46公演の全国ホールツアーが決まったとのこと! これ以上に嬉しいことなんてありません。

アンコール最後の曲は「フレイム」。
曲の最後には暗かった会場が明るくなり、「lala la〜」と武道館が一つになり全員で大合唱。
オーディエンスの割れんばかりの拍手に包まれ、「武道館のみんな、今日はどうもありがとう!」という隆太警備員の言葉を残し、flumpoolの武道館ライブは幕を閉じた。flumpoolのいなくなったステージは妙に小さく見える。この日の思い出は墓場にまで持っていきます(笑)。

私には本当に素晴らしかったとしか言えません。こんなに凄いライブを見れて本当に良かったです。ただし、人間の欲というのは凄いもので、ここまで素晴らしい体験をしてしまうと、flumpoolに直接会ってみたい!とか、あの武道館のステージに立ってみたい! と思ってしまう私です(笑)

flumpool警備員、SCHOOL OF LOCK! のスタッフの方々、そして教頭先生、本当にありがとうございました!

―終わり―

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