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たま駅長、天国へ 16歳大往生、お疲れさまでした――
 和歌山電鉄は24日、三毛猫駅長「たま」が22日夜に死んだと発表した。人間にたとえると80歳ぐらいの16歳だった。  たま駅長は1999年4月29日生まれ。旧南海電鉄貴志川線貴志駅(和歌山県紀の川市)にすみついたトラ猫が産んだメスで、貴志駅隣の小屋で飼われていた。  「ふてぶてしいようで、どこか愛敬のある風貌(ふうぼう)」が見初められ07年1月、貴志駅の駅長に就任。一気に全国区となり、たま駅長をモデルにした駅舎や電車ができるなど、ローカル線を元気づけてきた。14年1月に「ウルトラ駅長」となり、全駅の駅長になった。  その功績をたたえ、和歌山電鉄は28日午後0時半から、貴志駅コンコースで小嶋光信社長が葬儀委員長となり社葬を営む。  小嶋社長は「和歌山電鉄と全国の地方鉄道の救世主としてこの世に現れたたまちゃんと一緒に働けたことを誇りに思っています」とコメント。「名誉永久駅長」として名を残すという。

※朝日新聞 2015年6月25日 朝刊(東京本社版)
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