
![]() 2015年度「私の折々のことばコンテスト」(朝日新聞社主催)朝日新聞社賞(高校部門) 同じ空の下でつながっている 小学校からの親友
震災で離れ離れになってしまった親友からの手紙にこの言葉が書いてありました。私は南相馬市で被災し、小学校の卒業式ができないまま県外に避難しました。経験したことのない地震の恐怖と不安を感じながら避難先で生活していたとき、手紙が届き、この言葉に勇気をもらいました。どんなにつらくても苦しくても、空を見上げれば親友が「頑張れ」と私の背中を押してくれているような気がして、不思議と前向きな気持ちになれます。親友だからこそ、そう思え、心の支えになっているのかもしれません。 会えない距離にいても、同じ空の下でつながれる人に出逢えたこと。私はたくさんの想いが詰まったこの大切な言葉が大好きです。 福島県・福島成蹊高等学校
2年(受賞時) 河野 朋恵さん |
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