* 放 送 後 記 *

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─テレビ局

MARI「いこかさん、入りまーす!」

いこか「お願いしまーす!」

いこか「えっと… すみません、出番まで、あと、どれくらいですか?」

MARI「32時間です!」

川谷「待ち時間。」

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─大学生のアパート

川谷「お邪魔しまーす!久々だなお前んち… え!何この段ボール!?」

課長「いや、なんかさっき、うちの親から届いたんだけど…。」

川谷「めっちゃ重くないこれ?何入ってんの?」

川谷「……ツナ缶?」

課長「好きなんだよ…。」

川谷「これは… サバ缶?」

課長「好きなの。」

川谷「コンビーフ。」

課長「好きね。」

川谷「まぐろステーキ。」

課長「好きよ。」

川谷「貝のつぼ焼き。」

課長「好きー。」

川谷「いなごの。」

課長「ラブー。」

川谷「缶ばっかじゃん!さすがにあまるだろ、これ。」

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課長「いや、大丈夫。」

川谷「いや、無理でしょ。」

課長「いや、大丈夫。好きだから。」

川谷「いや、なんだよその感じ。」

課長「いや、大丈夫。好きだから。」

川谷「いや、さっきから『好き』以外の情報が増えてないんだよ。」

課長「いや、大丈夫。好きだから。」

川谷「いや、だから、なにこれ。」

課長「いや、大丈夫。好きだから。」

川谷「『いや、大丈夫。好きだから』ロボみたいになっちゃってるから。」

課長「イヤ、ダイジョウブ。スキダカラ。イヤ、ダイジョウブ。スキダカラ……。」

川谷「本当にロボになっちゃたよ!?」

川谷「実家から送られてきた、缶詰。」

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─バイトの休憩所(コンビニ)

川谷「ちゃんMARIってさー、今、貯金いくらあんの?」

MARI「80兆円!」

川谷「銀行残高。」

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─夜景の見えるバー

課長「僕たちに… 乾杯。」

いこか「乾杯。いやー、すごい素敵だね、ここ……!」

課長「(指パッチン)」

いこか「えっ!?なになに!?電気消えたっ!えっ!?怖い怖い怖い怖い…!」

課長「海の方、見て。」

いこか「えっ!?何!?船の明かりが…!ア・イ・シ・テ…ル………!?」

課長「これ… 受け取って、くれますか?」

いこか「指… 輪…?」

課長「結婚… して、くれるかな?」

川谷「ロマンス?」

M ロマンスがありあまる / ゲスの極み乙女。

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─SCHOOL OF LOCK!の空き教室

川谷「ありあまんないでしょ!」

課長「いいところだったのに〜!」

いこか「何で止めるの?」

川谷「この流れじゃだめだよ。」

MARI「何で?」

川谷「いや、いろんなものが有り余ってる、って流れからの曲のはずだったんだけど。」

課長「うまくいってたじゃん。」

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川谷「ちゃんMARIの銀行残高くらいまではよかったんだけど…。」

MARI「80兆円ね。」

川谷「そんなにあるんだーって、そこにロマンス感じたけど最後の全然ロマンスじゃないでしょ。」

課長「えー!?一番ロマンスでしょ。」

いこか「確かに、私も疑問感じながらやってた。」

課長「えっーなんで裏切るの?」

MARI「え、じゃあ、えのぴょん的には、ロマンスって何?」

川谷「ん、そうだなーほらそういう茶番じゃないんですよ。ロマンスつったらこうほらあの曲が思い浮かぶじゃない。」

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─スキー場

MARI「スキー場、超久しぶりー!」

いこか「私もー。」

MARI「スキー場ってさ、なんか、みんなかっこよく見えるよねー。……てかさ。課長先輩、絶対、いこかのこと、好きだよね。」

いこか「えー、ないよそんなの…。」

MARI「新幹線の中で、ずっとチラチラ見てたよ。いこか的にはどうなの?」

いこか「ないない! 」

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MARI「ほんとに〜?」

いこか「つーか、課長先輩、遅くない?」

MARI「確かに…。」

MARI「…あれ?いこか、あそこ…!?」

MARI「真っ赤なウェアを着た、あれ………!」

いこか「えっ…!?」

課長「おーーーーーーーーーーーーーーい!お待たせーーーーーーーーーーーー!オレだよーーーーーーーーーーーー!休日課長だよーーーーーーーーー!」

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─SCHOOL OF LOCK!の空き教室

いこか「これこそ茶番でしょ!」

川谷「いい感じのロマンスだったでしょ。」

いこか「っておい!パン食ってんじゃないよ!ちょっと出番がなかったからって!」

MARI「結構茶番だったよ。」

川谷「でもそんなの関係ないんだよ。ゲレンデであれば。ロマンスってだってゲレンデでしょ?ゲレンデだったらロマンスこれ十分条件。ロマンスだったらゲレンデこれ必要条件。」

課長「(笑)なるほどね。」

川谷「そこを満たしてるからどんな茶番をしてもロマンスになるってことですよ。」

MARI「でもロマンスってなんなんだろうね。」

川谷「俺らじゃね。こんなクズ4人じゃね(笑)わからないからちゃんとした人に聞いてみよう!」

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川谷「もしもし。」

生徒「もしもし。」

川谷「名前をおしえてください。」

ゆりるく「神奈川県 16歳 ゆりるくです!」

川谷「ゆりるくちゃんいま高校何年生ですか?」

ゆりるく「1年生です!」

川谷「いいね!フレッシュだね!あの、掲示板の書き込み、読ませてもらったんだけど…最近彼氏が出来たと?」

ゆりるく「はい!できました!!」

いこか・MARI「おめでとー。」

課長「おかしいだろ。」

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みんな「(笑)」

MARI「いつできたの?」

ゆりるく「10月11日に出来ました!」

川谷「本当に最近だね!3週間前くらいだ!どっちから告白したの?」

ゆりるく「私からして、むこうが付き合いませんか?って言ってくれました!」

川谷「えっ?なにどうやって告白したの?」

ゆりるく「目の前でLINEしました。」

川谷「目の前で言わなかったの?」

ゆりるく「はずかしくて」

川谷「LINEで好きって言ったの?」

MARI「そしたらなんて言われたの?」

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ゆりるく「“ありがとう。付き合ってみない?”ってきて。」

川谷「それってLINEできたの?」

いこか「その間会話はないの?」

ゆりるく「なかったです。」

みんな「へー。」

課長「なんだろうその感覚。」

いこか「すごいね。」

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川谷「じゃあ今、色んな思いがありあまってるんじゃないですか?」

ゆりるく「ありあまってます。」

川谷「じゃあ彼とまだ付き合ったばっかだけどね、どんなことをしてみたい?」

ゆりるく「手をつなぎたいのと…下の名前で呼んでみたいです!」

川谷「まだ手をつないでないんだね。」

ゆりるく「はい。。。はずかしい。」

川谷「手をつなぐにはちょっとコツがありますよ。」

ゆりるく「えっ!知りたい・・・。」

川谷「学校の帰り道で、正門ってあるじゃない、正門って人力で閉じれるのねだいたい。ガッーって。」

課長「うん。」

川谷「で、いきなり閉じるの。」

課長・いこか・MARI「!!!?」

川谷「そしたら“はっ?”ってなるでしょ、なんで閉じてんのって近寄ってくると思うの、そしたらパッと手をつなげばいいの!」

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課長「それ正門である必要あるのかな?」

いこか「きっとほかにもいいやりかたあるよ。」

川谷「今度やってみて。」

ゆりるく「あっはい。あの…これたぶん彼氏聞いてるんです・・・。」

みんな「えっーーーー?」

MARI「今?」

ゆりるく「はい。」

川谷「じゃあ、もうこれ正門閉じはじめたら彼氏は手を繋がなきゃ!ってなるじゃん。」

いこか「いいね!」

課長「正門に近づくだけで“おっ!”ってね。」

川谷「セイなるもんにね(笑)」(どんなセイかはみんな想像してみよう!)

みんな「……はい(笑)」

川谷「ちなみに、ロマンスって何だと思う?」

ゆりるく「ロマンスはエネルギー源だと思います。」

みんな「おっ!!エネルギー源。」

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川谷「なんか新しい!!!その心は?」

ゆりるく「なんか突っ走れるみたいな、ドッカーンってなるみたいな。」

川谷「おー、じゃあいま完全にありあまってるね。」

ゆりるく「はい!」

川谷「じゃあ最後にさ、叫ぼうよ!俺らが『正門に向かってつっぱし…』っていうから『れー』って叫んで。」

ゆりるく「はいわかりました!」

みんな正門に向かってつっぱし…。

ゆりるくれーーー。

みんな「ありがとーーーーー。」

M ロマンスがありあまる / ゲスの極み乙女。

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年明けにアルバム「両成敗」発売!
タイトル聞いてびっくりしました。楽しみです。
あと、武道館2日目行くことになりました!
私はゲス先生のライブは見たことないし、初武道館公演ともあって今からワクワクしてます!
早く来年にならないかなー(笑)
鏡の中のト書き
女/16/東京都




川谷「年があけてからのリリースのセカンドフルアルバム。これらは僕らも勝負のアルバムなんですけど、なんとアルバムタイトルに“敗(まける)”という事が入っています!」

課長「すごいねこれは。」

いこか「はいってます!」

MARI「(笑)」

川谷「でもこれ文字にインパクトあるし、去年出したアルバム“魅力がすごいよ”も言葉に強さがあって、いろいろ使われたじゃん。『なんとかがすごいよ。』とか、今回もそうなると思うし。本当は全16曲録り終えたはずなんだけど…俺が足りないって言ってね。さらにレコーディングすることになったり。」

いこか「しますね。」

川谷「日々進化してるアルバムです。なので楽しみにしてほしなと思います。武道館できっと初披露になると思うので楽しみにしておいてください。」

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─アドレス読み

課長「ゲスの極みLOCK!生徒みんなからのメッセージ、SCHOOL OF LOCK!のゲスの極み掲示板、そしてメールで受け付けています!アドレスは全てコチラから!」

課長「www.tfm.co.jp ロックのスペルはエル・オー・シー・ケー!」

川谷「(小声)エル・オー・シー・ケー。」

いこか「なんだどうした?」

川谷「(大声)エルオシケーーーーーーー!!!

いこか「うるさいうるさいうるさい!!!!えのぴょんのせいで声が割れたのでマイナスです!!」

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─スキー場

課長「おーーーーーーーーーーーーーーい!お待たせーーーーーーーーーーーー!オレだよーーーーーーーーーーーー!休日課長だよーーーーーーーーー!」

いこか「課長先輩…!」

MARI「危ない!」

いこか「前見て前見て!」

MARI「そっちいっちゃうと…!」

課長「えっ!?ヤバいヤバいヤバい!うわーーーーーーーーーーーーー!誰か止めてーーーーーーーーーー!」

いこか「やっぱ…… あの人じゃないな。」

MARI「そうだね。」

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