「迷える森のナナ逆電」をお届け!

SCHOOL OF LOCK!


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聴取期限 2021年8月18日(水)PM 10:00 まで



(教室のドアが開く)

森七菜「生徒のみなさん、こんばんは!GIRLS LOCKS! 2週目担当の森七菜です。」

森七菜「さあ今夜は、こちらの授業をお届けしたいと思います。『迷える森のナナ逆電』〜!

森七菜「迷いの森に迷い込んだ、悩める生徒の相談に乗っていくという授業です。まずは書き込みを紹介します。」


私はマネージャーをしているのですが
最近、選手から気づいたことやアドバイスを求められます。
でも私は、選手に比べて技術面のことはあまり知識がないし
もともと人にアドバイスをすることが苦手なので黙ってしまいます。
間違ったことを言うのも怖いし、上から目線と嫌われるのも嫌です。
どうすればいいんでしょうか?
RN かさやかし
女の子/16歳


森七菜「すごく分かる。良い相談相手になれたらいいな。それでは電話していきましょう!もしもし?こんばんは、森七菜です!」

SCHOOL OF LOCK!


RNかさやかし「もしもし!こんばんは」

森七菜「RNかさやかしさんですか?何とお呼びすれば良いですかね?」

RNかさやかし「さやちゃんってよく呼ばれます。」

森七菜「じゃあ、さやちゃんで。RNかさやかしちゃん、今日は噛んでしまいそうなので(笑)。さやちゃんと呼ばせてください。」

RNかさやかし「はい!」

森七菜「何部のマネージャーさんなんですか?」

RNかさやかし「ボート部のマネージャーをしています。」

森七菜「ボート部!ボートっていうのは、どういうルールなの?」

RNかさやかし「私が乗っているのは、4人乗り+1人のやつです。」

森七菜「5人でボートに乗って、タイムとかを競うってこと?なるほど。それはマネージャーさんもボートに乗ったりするの?」

RNかさやかし「はい!本当は選手とかが乗ったりすることもあるんですけど。人数が足りなくて、声かけの役割として、マネージャーの私が乗っています。」

森七菜「こがないんだけど、声掛けで乗ってるんだ。なるほど〜。じゃあそのボート部の活動っていうのは、部活だから毎日やってるってこと?」

RNかさやかし「はい、週に5日で2時間くらいの活動をしています。」

森七菜「2時間の活動で掛け声をやったりとか、選手たちのお水をくんだりとかするの?」

RNかさやかし「はい、そうです!」

森七菜「そんな中で、新しいお仕事が増えた訳だ。相談を受けた訳ですね。」

RNかさやかし「そうです。」

森七菜「それはどういう風に言われたの?」

RNかさやかし「乗っている時に「どこがずれているとか、気づいたことがあったら言って」って言われたんですけど。そんなにもともと人に何かアドバイスとか注意するのが苦手で、しかも高校からボートを始めたので、そんなに知識がなくて。自分が本当にアドバイスして良いのかなっていうためらいが、今あります。」

森七菜「なるほど。それは確かにそうかもね。選手の方が分かってるからなって思ったり。何を言ったら正解なのか探しちゃうよね。・・・どうしようかな。でもアドバイスをしてくださいって言われて、それを躊躇っちゃうのは、何か原因があったりするの?」

RNかさやかし「もともと自分が意見を言うのが苦手だっていうのもあるし、意見を言ったところで、反論されたりとかするのが怖かったりして。黙っちゃうことが多いです。」

森七菜「なるほど・・・。でもアドバイスをちゃんと受け答えしてあげられるようなマネージャーさんになっていきたいっていう目標はあるんだもんね?」

RNかさやかし「はい、そうです。」

森七菜「選手たちとは仲が良かったりする?」

RNかさやかし「はい!普段は素で話せるくらい仲が良くて、アドバイスとかじゃなければ、何でも話せるくらいの仲です。」

森七菜「そっか〜。でもアドバイスはやっぱり、選手の方が良くわかってるし、とか思うんだね。・・・1回も言ったことない?アドバイスって。」

RNかさやかし「1回だけ、「ここがずれてるかな」ってボカした感じで言ったことはあるんですけど。その場ではっきり、どこがどうだって言ったりとかは、まだ出来ていない感じです。」

森七菜「その時の選手の感じは、どうだった?」

RNかさやかし「そんなに反論してきたりとか、冷たい感じはなくて。「そっかそっか」っていう感じだったんですけど。でも、ちゃんとうまく伝わってるのかなとか不安も。」

森七菜「そっか〜・・・。私もボートのルールとか知識不足で、詳しいことは言えないけど。選手ともっと距離が近くなったら、さやちゃんの距離が近くなったら良いなと思うから。」

森七菜「私、一緒にお芝居している女優さんとかと、お話したりもするんですけど、そんな中で「これってどう思う?」って言われた時に、何も言えなくて。例えば舞台のこと。私、舞台をやったことがなくて、全然知らないことだけど、「どう思う?」って言われた時にやっぱり何も言えなくて。その人のためにならなかったことが、すごく悔しかったんですよ。その時に思ったのは「自分がどう思われちゃうかって考えることで、この人の成長を阻んでいるかもしれない」って。自分のエゴというか、保守的にいってる感じがして、すごく自分でもさみしくなっちゃった訳。だから「嫌われても良いからこの人のことを少しでも良い方に持っていってあげたい」っていうその気持ちをもう少し強めて。「この人ともう少し近づけるように」っていう気持ちを強めて、勇気を出していってみたら、「あ、そういう考え方もあるのね」って。私が舞台とかを知らないからこその意見も、その人は聞いてくれたりとか。知らないからこそ、そっちから見れる新しい意見もあったりするらしいの。「そういうことを、この人は待っていたのかもしれない」と思って。近づけて良かったと、結局は自分の心の持ちようだったんだって。」

SCHOOL OF LOCK!


森七菜「その人がより良くいくことを思うことを、もっと強めていけば、自分自身の勇気にも変えられるはずだから。最後は勇気だね。」

RNかさやかし「はい!」

森七菜「これいつも言うから「ほんとかよ」って思われるかもしれないけど。…私がついてるから!森七菜がついてますから(笑)。しょげちゃったら、またお話しにきて!絶対いっぱい励ますし。その時はその時のお話をするので、一緒に頑張りましょう!」

RNかさやかし「はい!」

森七菜「ありがとうございます!」

RNかさやかし「ありがとうございました!」

森七菜「バイバイ〜!またね〜!」

RNかさやかし「バイバイ〜!」

〈M.YOASOBI/もう少しだけ〉

森七菜「聴いてもらっている曲は、YOASOBIで『もう少しだけ』です。」

森七菜「そうなのよ、もう少しだけ!さやちゃんが持っているものはね、全部優しさだからね。それを分け合ったら。知識のことが良い方向に悪い方向に転んでも、ボート部の選手は、絶対に優しさとして受け取ってくれるはずだから。それが喜びとして巡ってくる訳よ。そう!この歌を聴いて欲しい!」

森七菜「またAayaseさんに助けられちゃったなと思っています。引き続き、この「迷える森のナナ逆電」では、私に相談したいことをお待ちしております。ということで、私とはまた明日お会いしましょう!森七菜でした!バイバイ〜!」

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